「都内の桜」

「都内の桜」
4月2日の日曜日、東京は久し振りに春らしい暖かさだった。自宅から銀座まで歩いてみた。まずは「佃島」の桜は、七分咲きかな。(写真:佃島の桜)

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靖国神社の桜は満開だというが、都内各地はまだまだか。佃島から中央大橋を渡り、対岸へと。橋の下を観光船が通過する。
船上は沢山の人で一杯だ。隅田川に流れ込む「亀島川」ではほぼ九分咲きから満開の桜があった。(写真:亀島川の桜)
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ここに架かる橋は「南高橋」だ。上野の桜を見物して帰りの地下鉄銀座線、車両間の仕切りには面白いものが印刷されていた。(写真:地下鉄車内)
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あれあれ「パンダ」もいるよ。微笑ましいね。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「ムーンライト」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年53作品目)映画ムーンライト
アカデミー賞作品賞受賞作だが、これは評価が分かれるところだろう。マイアミの黒人社会。一人の少年が育つ過程を描く。少年はゲイだった。虐め、暴力、麻薬とアメリカの裏側が描かれ、登場人物は黒人だけ。昨年の白人優先主義が批判された結果の作品賞ではなかろうか?

「はじまりの旅」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★★(今年54作品目)映画はじまりの旅
山奥の農場に暮す家族。息子3人、娘3人に父親が在宅授業で学校に通わぜず、自然の中での生活を営む。体力を強化し、自身で生き残るサバイバル技術を磨く家族たち。だが母親が自殺する。そして家族は初めて森を出ては母の葬儀に向うのだが、実社会を知らない子供たちは知識は本から吸収したものの、社会には馴染めていなかったのだ。でも家族愛が見事に描かれた映画だった。良かった。

「未来よ、こんにちは」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年55作品目)映画未来よこんにちは
高校の哲学の教師をする中年の女性。夫は浮気して別居、老いた母を施設に入れる。娘は妊娠中。彼女の目を通して、老い、死別、離婚、出産と人生の流転を描く。

「レゴ バットマン ザ:ムービー」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年56作品目)映画レゴ
レゴで出来たゴッダム・シティとバットマンたちの活躍を描く。中々面白かった。

「ハードコア」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年57作品目)映画ハードコア
全身を機械化された人間の眼を通して観る映画だ。ロシアで悪人を追いかけて次々と殺すというお話し。全く馬鹿げているが、一体何人殺したのだろうか?100人以上はいたなあ。

日経新聞4月7日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「T2 トレインスポッティング」が4つ星、午後8時の訪問者」が4つ星、「ゴースト・イン・ザー・シェル」が3つ星、「LION」が3つ星、「バ-フパリ 伝説誕生」が3つ星、「作家、本当のJ・T・リロイ」が3つ星、「夜は短し歩けよ乙女」が3つ星でした。

「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「追跡者」(藤井 邦夫 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年81冊目)「結城半蔵事件始末」シリーズ第3弾本追跡者

「大逆転!午前試合」(飯野 笙子 著)コミック・時代文庫 私的批評眼★★★(今年82冊目)「酔いどれ指南藤堂雄馬」シリーズ第1弾本大逆転

「冬かげろう」(辻堂 魁 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年83冊目)「夜叉萬同心」シリーズ第1弾本冬かげろう

「侠客」(門田 泰明 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年84冊目)「拵屋銀次郎半畳記」シリーズ第1弾本侠客