「国立西洋美術館より、2」

「国立西洋美術館より、2」
今、人気の「国立西洋美術館」。「松方コレクション」を中心にした常設展を更にご紹介しよう。2回目となる。
まずは「ヤン・ステーン作、村の結婚式」(17世紀半ばの作)(写真:5)

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これは有名な作品だから、何度も観た事がある。当時の村人達の生活風景画が活力に満ちているのが素晴らしい。
次が「アンゲリカ・カウフマン作、戦場から逃げ出したパリスを責めるヘクトール」(1770年代の作)(写真:6)
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ニューアライバルだから日本初公開だ。戦場の荒々しさから逃げ出した若者が責められているのだが、寧ろ良く生きて戻ったとするような女性たちの表情が優しい。男性的な戦場と女性的な家庭性が上手く絡みついている。
3つ目は「エドゥアール・マネ作、花の中の子供(ジャック・オシュデ)」(1876年作)(写真:7)
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如何にもマネの作品と分かる絵だ。心和む絵画ですね。
4つ目は同じく「マネ作、ブラン氏の肖像」(1897年作)(写真:8)
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これも有名な作品だ。ふんぞり返っているのかな?ブラン氏は。

こうやって美術館巡りをしているのは本当に楽しい。そして国立西洋美術館には良い絵画が沢山あるということだ。