「久し振りの歌舞伎座」

「久し振りの歌舞伎座」
松竹の株式を昨年売ったので観劇のチャンスが減ってしまったので、歌舞伎観劇は本当に久し振りだった。8千株持っていた時は年間4回の歌舞伎観劇が出来たが、今は3千株なので年に1回しか観られない。売った金で投資信託を買ったのだが、余り成績は良くない。仕方ないなあ。さて今回は1日3部構成の真ん中2部目を観た。宇野信夫作「吹雪峠」は、身延山から八王子に向う山中で猛吹雪にあった3人の男女が偶然同じ山小屋で一緒になった。ところがそこには逃げた女房が駆け落ち相手の弟分がいて、兄貴分と遭遇してしまうというお話し。中村松也、七之助、それに市川中車という組み合わせだけに見物だった。幕間に入った。(写真:幕間)

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(写真:看板1)
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歌舞伎の幕も伝統あるが、それでも今でも色褪せないものだと感心する。さて2幕目は「菅原伝授手習鑑」だ。菅原道真が大宰府に流されたことの煽りを食らった人達のお話しで、忠義のために自分の息子の首を差し出すという親子の悲しい話しだ。このような忠義のために、息子を殺す話しは歌舞伎には沢山ある。その中の一つだが、結構何回も観ているお話しだが、いつも感動感激するものだ。勘九郎、松也、七之助らが出演。(写真:看板2)
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ちょっと空いていたかな?7-8割の入りだったようだった。
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「橋」
ある日気付いたら、あっという間に橋が架かっていた。高速豊洲線の延伸部分で豊洲と晴海を結ぶ橋だが、徐々に伸びていたのだが、夏場には中々進んでいないと思っていのだが、ある朝、気が付いたら橋は結ばれていた。(写真:橋)%e6%a9%8b
どうも船に乗せて来ていた橋をクレーンで一挙に持ち上げて設置したようだった。この橋の下流には先日「豊洲大橋」が完成し披露されていたが、豊洲大橋は豊洲の新市場と晴海経由で築地を結ぶ橋だ。この橋が出来上がっても果たして豊洲市場はいつ開かれるのだろうか?全く分からなくなった。

「2016 私の映画鑑賞記録」
映画「ハンズ・オブ・ラブ」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年207作品目)%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%82%ba%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%96
2007年、ニュージャージ州オーシャン郡で起きた実際の出来事。23年間警察に勤務する女性刑事がステージ4の肺癌と診断された。彼女に遺族年金をパートナーである若い女性に渡して欲しいという希望を郡の役人たちはレズビアン同士には相続を認めないと判断する。さあ、そこから巻き起こる事が全米の注目を集める。

映画「ブルゴーニュで会いましょう」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年208作品目)%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%83%96%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a5
フランスはブルゴーニュ地方。言わずと知れたワインの産地。そこの二家族のワイン醸造場で起きる物語。ワインは土地からも恵みなのだ。伝統と新しい改革の狭間で蠢く人たちを描く。

映画「グレート・ミュージアム ハプスブルグ家からの贈り物」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年209作品目)%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a2%e3%83%a0
オーストリアの至宝「ハプスブルグ家」の素晴らしい芸術品の数々を紹介する映画。私の一部は観た事がある。それにしても権力と資力を持っていた嘗ての帝国を支配していたハプスブルグ家の宝に驚くばかりだ。最後に写されたのが、私の好きな画家でもある「ブリューゲル(父)」の「バベルの塔」。この大作を下から上まで隅々まで移す手暮れて終えたのには更に感激でした。

映画「RANMARU」(UC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★(今年210作品目)%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%82%89%e3%82%93%e3%81%be%e3%82%8b
紙の舌を持つ男という副題だったが、1時間45分の映画の半分以上寝ていた。

映画「古都」(UC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年211作品目)%e6%98%a0%e7%94%bb%e5%8f%a4%e9%83%bd
数代続く京都の呉服屋の家族を中心にして、古い考え方と新しい生き方の対立を描く。京都の四季と名所が随所に出てきて、観光地映画としても楽しめるかも。

日経新聞12月9日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「幸せなひとりぼっち」が4つ星、「ミス・シェパードをお手本に」が4つ星、「ヒッチコック トリュフォー」が4つ星、「ヒトラーの忘れもの」が4つ星、「ドント・プリーズ」が3つ星、「ニーゼと光のアトリエ」が3つ星、「風に濡れた女」が4つ星でした。

「私の去年2016年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「俳優、亀岡拓次」「サウルの息子」「最高の花婿」「スポットライト」「アイヒマンショー」「殿、利息でござる」「海よりもまだ深く」「トランボ ハリウッドで最も嫌われた男」「ニュースの真相」「奇跡の教室」「リトル・ボーイ」「ハドソン川の奇跡」「この世界の片隅に」

今年の★★★★は、「はなちゃんのみそ汁」「ブリッジ・オブ・スパイ」「最愛の子」「ザ・ウォーク」「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「オデッセイ」「マネー・ショート」「ヘイトフル8」「家族はつらいよ」「アーロと少年」「リリーのすべて」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」「ルーム」「さざなみ」「レヴェナント」「ズートピア」「64前編」「神様メール」「素適なサプライズ」「マネー・モンスター」「裸足の季節」「レジェンド」「ブルックリン」「アリス・イン・ワンダーランド」「ルドルフとイッパイアッテナ」「ジャングル・ブック」「ゆず葉ゆれて」「イレブン・ミニッツ」「君の名は」「ソング・オブ・ラホール」「レッドタートル」「怒り」「ある天文学者の恋文」「築地ワンダーランド」「手紙は憶えている」「インフェルノ」「湯を沸かすほどの熱い愛」「続・深夜食堂」「ガール・オン・ザ・トレイン」

「2016 観劇シリーズ」
・ 1回目の観劇=二月喜劇名作公演(新橋演舞場)「名代 きつねずし」
・ 2回目の感激=十二月大歌舞伎(歌舞伎座)「吹雪峠」「菅原伝授手習鑑=寺子屋」

「2016 旅の記憶シリーズ」
国内は1月の北東北「角館、秋田市内(秋田)」、「三内丸山遺跡(青森)」、「あつみ温泉、酒田(山形)」、「村上、新潟市内、瓢湖、燕三条、弥彦(新潟)」、6月は北海道道南(函館、松前、江差、洞爺湖、登別、白老、余市、小樽)、8月は大分、宮崎(高千穂)、10月は沖縄、11月は福岡・佐賀へ旅しました。海外旅行は、2月のキューバ(65カ国目)、2月のタイ、4月のスペイン、7月のカナダ(カナディアン・ロッキー)、そして11月の香港でした。

「2016 本の記憶シリーズ」
「春雷」(藤原 緋沙子 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年256冊目)「隅田川御用帳」シリーズ第7弾%e6%9c%ac%e6%98%a5%e9%9b%b7

「置きざり国広」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年257冊目)「女がさむらい」シリーズ第3弾%e6%9c%ac%e5%a5%b3%e3%81%8c%e3%81%95%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%84

「蔵前うぶ鳥殺人事件」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年258冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第21弾%e6%9c%ac%e8%94%b5%e5%89%8d

「煤払い」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年259冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第28弾%e6%9c%ac%e7%85%a4%e6%89%95%e3%81%84

「人情そこつ長屋」(井川 香四郎 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年260冊目)「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ第1弾%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e6%83%85%e3%81%9d%e3%81%93%e3%81%a4

「芝浜しぐれ」(井川 香四郎 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年261冊目)「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ第2弾%e8%8a%9d%e6%b5%9c%e3%81%97%e3%81%90%e3%82%8c