「伊東マンショの肖像画」

「居酒屋」
日比谷のJRのガード下にある「居酒屋」は本当に働き者だ。毎日午前中から焼鳥の串刺し作業を行っていて、一年中365日営業している。だから煙がもうもうと出ていて、一種独特の雰囲気を醸し出している。(写真:JRガード下の店)

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さてその横ではもう屋外に椅子を置いての焼鳥屋さんにもたくさんの人が集まっていた。(写真:居酒屋風景)
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暖かいので屋外での飲み会でも不自由していないようだった。

「伊東マンショの肖像画」(上野の国立東京博物館にて)
「天正遣欧少年使節」の一人、「伊東マンショ」の肖像画が世界で初めて公開された。天正10年(1582年)に九州のキリシタン大名の名代として4人の少年がローマに向った。正使が伊東マンショだった。彼ら4人は13歳前後の少年達だった。(写真:国立東京博物館1)

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彼らは長崎から中国、インド、ポルトガル、スペインを経て、ルネッサンス期のイタリアにやって来た。フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアを廻り、大歓迎を受けたという。(写真:国立東京博物館2)
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そんな若い少年達の一人の肖像画が今回発見された。作者は「ドメニコ・ティントレット」、油絵だ。1585年に描かれたと思われる。(写真:伊東マンショ肖像画)
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「聖母像(親指のマリア)」の絵(重要文化財)は、イタリア人宣教師「ジョバンニ・バティスタ・シドッチ」が携行し日本の潜入したが、発見され捉われた時に持っていたものと言われている。(写真:聖母像)
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いずれにしても彼ら少年達は天正18年(1590年)に無事に帰国することが出来た。

「2016 私の映画鑑賞記録」
映画「ファブリックの女王 マリメッコ」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年74作品目)
戦後の混乱期にフィンランドから躍り出た「マリメッコ」という綿の服地のブランドを世界中に広めた女性の物語。女性からコルセットの苦痛を救ったという。

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映画「ヘイル!シーザー」(TCシャンテにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年75作品目)
1960年代の華やかなりし頃のハリウッドの内幕を描く。ローマ帝国とキリストを描く映画の主人公が誘拐された。その裏に何があったのか?期待外れでした。
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映画「殿、利息でござる」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★★(今年76作品目)
仙台藩で起こった実話だ。ある宿場の伝馬の使役を免除してもらおうと仙台藩に金を貸し、その利息で助け合おうとする人たちのお話しだ。実に昔にも他人のことを考えて行動する公正無比な人たちがいたことに感激だ。今の政治家に見させたいよ。公私混同するやからや知事が多い中、感動の映画でした。
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映画「すれ違いのダイアリーズ」(シネシャンテ銀座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年77作品目)
タイはチェンマイの更に田舎の水上小学校のお話し。都会から追われてきた若い女性教師が7人の村の子供たちを教える。1年経って都会に戻る女性。後任は教師初めてのデビュー若い男。彼は前任者が残した日記を見つける。そこには苦労の過去が書かれていた。そんな日記を通じてやがて彼は彼女を愛するようになる。一度も会っていないのだが。村人や子供たちとの触れ合いが素晴らしい。
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映画「世界から猫が消えたなら」(UC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年78作品目)
脳腫瘍で死期の近い青年に自分と同じ姿形をした悪魔がやってきて「1日寿命を延ばしたければ、世の中から何かをなくさなければならない」と悪魔の提案をする。しかもその品は悪魔が決めるというのだ。青年はその提案に乗ってしまう。最初の日は「電話」、翌日は「時計」、そして次が「猫」だった。しかし物がなくなるとそれに関連していた思いでも人も消えてしまう。そこで青年は人の命と愛の大切さを知ることになる。これも期待外れの映画でした。
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日経新聞5月20日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「海よりおまだ深く」が5つ星、「ディストラクション・ベイビーズ」が4つ星、「マクベス」が3つ星、「君がくれたグッドライフ」が3つ星、「ガルム・ウォーズ」が3つ星、「園子温という生きもの」が3つ星、「ファブリックの女王」が3つ星でした。

「私の去年2016年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「俳優、亀岡拓次」「サウルの息子」「最高の花婿」「スポットライト」「アイヒマンショー」「殿、利息でござる」

今年の★★★★は、「はなちゃんのみそ汁」「ブリッジ・オブ・スパイ」「最愛の子」「ザ・ウォーク」「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「オデッセイ」「マネー・ショート」「ヘイトフル8」「家族はつらいよ」「アーロと少年」「リリーのすべて」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」「ルーム」「さざなみ」「レヴェナント」「ズートピア」「64前編」

「2016 観劇シリーズ」
・1回目の観劇=二月喜劇名作公演(新橋演舞場)「名代 きつねずし」

「2016 旅の記憶シリーズ」
国内は1月の北東北「角館、秋田市内(秋田)」、「三内丸山遺跡(青森)」、「あつみ温泉、酒田(山形)」、「村上、新潟市内、瓢湖、燕三条、弥彦(新潟)」へ旅しました。海外旅行は、2月のキューバ(65カ国目)、そして2月のタイ、4月のスペインでした。

「2016 本の記憶シリーズ」
「はぐれ烏」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年92冊目)「日暮らし同心始末帖」シリーズ第1弾

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「浮世唄三味線侍」(小杉 健治 著)時代文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年93冊目)「栄次郎江戸暦」シリーズ第1弾
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「間合い」(小杉 健治 著)時代文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年94冊目)「栄次郎江戸暦」シリーズ第2弾
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「床屋の娘と素適な人達」(北村 昭子 著)文芸社刊 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年95冊目)
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「震撼の太刀」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年96冊目)「織江緋之介見山」シリーズ第6弾
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「金の価値」(上田 秀人 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年97冊目)「日雇い浪人生活録」シリーズ第1弾
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「野盗薙ぎ」(鈴木 英治 著)徳間文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年98冊目)「無言殺剣」シリーズ第4弾
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「刺客が来る道」(風野 真知雄 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年99冊目)
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