「カラヴァッジオ展」

「J  REPORT 2016 3月第4週」
「リタイアメント・ノート 7年9ヶ月目」、
「VOL。942 SINCE AUG.12th、1983」
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「カラヴァッジオ展」
「CARAVAGGIO」は16世紀後半から17世紀前半に活躍したイタリアを代表する画家。カラヴァッジョとカタログには表記されているが、敢えて私は原語に近い「カラヴァッジオ」とした。1571年生まれ、1610年死去と短い人生の中で「暗黒と光の魔術師」と言われ、多くの「カラヴァジェスキ」を輩出した。カラヴァジェスキとはカラヴァッジオの画法を模倣し継承した同時代及び次世代の画家たちの総称だという。国立西洋美術館で6月12日まで開催中。(写真:美術館前)

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兎に角、暗い背景に主人公や静物が光に照らされて現われてくる。(写真:作品の看板1)
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「恍惚のマグダラのマリア」は2014年に漸く彼の作品だと認められたもので世界初の公開だ。残念ながら写真には撮れなかった。(写真:作品の看板2)
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恐らくオランダの画家「フェルメール」(1632-1675)にも多大な影響を与えたのだと思う。光の使い方などはフェルメールが真似たとしか思えない。(写真:作品の看板3)
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北方カラヴァジェスキはオランダにも多かったという。是非ご覧になるべき至宝の絵画でした。また国立西洋美術館の常設展は現在修理中で非公開。19日より再開かれる。