「壱岐の旅」

「J  REPORT 2024 8月第4週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1380 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

「旅暦137話 壱岐の旅」
「初日」
家族一族郎党での旅は多分これが最後となるだろう。私も妻も人に頼らないと生活できないし、皆それぞれ忙しい現代人だからこれが最後の御奉仕と思っての旅だ。快晴の東京からまずは小倉へ。妻の実家があったところだ。スカイフライヤーのエアバス320で一時間10分ほどの旅だ。空港からタクシーで皆はお寺へと墓参りに。私は小倉駅近くで皆を待っている。昼は小倉の名店「もり田」の鮨だ。(写真:A2)
この店には妻の家族は70年以上も通っていた。特に妻は小学校をさぼって午前中から鮨屋に入りびたりだったという。今は代替わりして息子さんが握っているが、先代と比較されると味に変わりがあるかも。不満を持たれる方もいるかしら。確かに先代は鮨屋の先生と言われた位全国から学びに来た人も多かった。ネタに拘り味付けに独自の介錯を取り入れ、殆ど醤油を使わずにそのまま鮨を食べさせた。今は二代目はまだまだ修行中だろうから客が板前を育てる気持ちが必要だと思う。小倉の鮨は天寿司ともり田が2強だ。元々先代も天寿司で修業して独立した。25歳で独立したという。やはり苦労の連続だったのだろう。さてこの店カウンターのみの8席しかないし、家族経営だから沢山のお客は取れない。本日は我が家11名を2グループに分けて席を確保して貰った。(写真:A3)
カウンターの上には冷気によるネタの乾燥を防ぐため、冷房のパイプは全てネタの下を通しているという。店内は実にシンプルだ。(写真:A4)
飾り気はない。勝負は味だ。(写真:A5)
まずは関門海峡の「煮蛸」。(写真:A6)
「ひらまさ」(写真:A7)
「くえ」(写真:A8)
藍島の「赤雲丹」(写真:A9)
「車エビ」(写真:A10)
10年前の親子二人(写真:A11)
先代は3年前に亡くなったという。今の店主は築地の魚屋で修業してから小倉へ戻ったという。だから魚の目利きは、間違いない。
「まぐろ」(写真:A12)
「まあじ」(写真:A13)
「のどぐろ」(写真:A14)
私はもうお腹一杯なので握りはここまで。他の家族はまだまだ食べる。
「お吸い物」ジュンサイ入り(写真:A15)
ご馳走様でした。美味しかったです。
午後3時、再度皆が集まって博多へ。駅で驚いた。タクシー乗り場が長蛇の列なのだ。何回も博多には来ているが、こんな光景は初めてだ。博多港のフェリーターミナルへ向かう。
壱岐の島は歴史的にも重要な島だ。魏志倭人伝にも出て来る島で大陸や半島との連絡窓口でもあり、重要人物はこの島を経由して北から南へと。そして南から北へと渡っていった。島には古墳があちこちにある。我らの住処は7-8年前に買った福岡の企業の保養所だったところだ。今は人に貸している。
ジェットフォイールで、70分の船旅だ。(写真:A16)
壱岐の島郷ノ浦港だ。(写真:A17)
(写真:A18)
(写真:A19)
その建物は丘の上にあり、玄界灘が目の前に見える。夕陽だ。(写真:A20)
この夜は家を貸している会社が経営しているレストランに行った。(写真:A21)
(写真:A22)
(写真:A1)
もう時刻は午後9時だ。まずは「イサキのカルパッチョ」(写真:A23)
「肉と野菜」(写真:A24)
「豆腐とトマト」(写真:A25)
孫たち(写真:A26)
「パンとハワイ風マグロ」(写真:A27)
「烏賊」(写真:A28)
「スパゲティ」(写真:A29)
「ナシゴレン」(写真:A30)
兎に角量も多いし食べるのには努力が必要な状態だった。
「豚肉」(写真:A31)
地元壱岐の「スイカ」(写真:A32)
このスイカ、皮が実に薄いのだ。そして甘い。
皆満足でした。結局食べ残しは包んでもらい持ち帰った。(写真:A33)
午後11時にお開きとしました。もうお腹一杯ですよ。

「二日目」
嫌なニュースが入って来た。台風7号が東京直撃だという。帰京の日に正に直撃だ。飛行機は飛ばないだろう。仕方なくまずは当初予定の翌々日の日曜日に便を何とか予約した。ホテルもお金さえ出せば取れるようだ。
さて家族たちは午前中から海水浴に出掛けた。私は留守番役だ。初日に歩き過ぎて太ももがパンパンに腫れてしまい。段差のある所は歩けない。
鳥居前で。(写真:B4)
孫息子。(写真:B5)
孫娘たち。(写真:B6)
海には30cmほどの魚も泳いでいたと言っていた。実に美しく透明度の高い海だそうだ。
(写真:B7)
ばあばと(写真:B8)
夕方は地元勝山漁港主催の花火大会だ。8時から約1時間、2000発を打ち上げるという。地元民が続々と集まってきた。協賛企業が紹介されいよいよ打ち上げだ。(写真:B9)
(写真:B10)
(写真:B11)
(写真:B12)
(写真:B1)
(写真:B2)
(写真:B3)
私は車内からの観戦だ。目の前で打ち上げられる花火。規模は小さいが心の籠った花火大会だった。
我が家も皆楽しんでいるようだ。

「三日目」
本日は辰の島へ海水浴だ。子供らは早々に出発していった。島で一番綺麗で遠浅の海だから小さな子供も安心だ。本当に綺麗な海なのだ。夏来ると必ずこの海に行っていた。
小型船で島に渡り遠浅の海岸で水遊びする。ここも本当に綺麗な海だ。小さな魚が沢山泳いでいる。辰の島にて(写真:C20)
(写真:C21)
これは猿岩だろう。(写真:C19)
少し観光もしたみたいだ。
夜はBBQだ。この施設にはサウナあり、屋外バスタブあり、ドッグランあり、屋根付きBBQ場ありだ。(写真:C1)
サウナ(写真:C2)
目の前は海(写真:C3)
それではBBQを始めよう。(写真:C4)
(写真:C5)
(写真:C6)
(写真:C7)


焚火にも点火。(写真:C10)
突然誕生日の歌が。家内と私の誕生日が近いのでバースデイケーキが出て来た。(写真:C11)
(写真:C12)
記念の写真集もくれた。そして花火大会だ。(写真:C13)
(写真:C14)
(写真:C15)
(写真:C16)
(写真:C17)
そして大人たちは延長して宴会をしていた。