「栄枯盛衰」

「有楽町西武」が閉店したのが昨年のクリスマス。それから未だ内部を伺うことは出来ないが、どうも改装工事をしている雰囲気はない。写真は「有楽町阪急」の3階から見たものだが、内部は12月のままで但し商品は全て撤去されている状態のようだった。栄枯盛衰とはよく言ったもので、栄えるものがあれば必ず衰えるものもある。歴史は繰り返され、また栄枯盛衰も繰り返される。有楽町に西武デパートがオープンした当時は恐らく百貨店の全盛期だったのだろう。それが今ではどこの百貨店も苦戦しており、次々と閉店しているのが現状だ。そうかと思えば、九州新幹線の全線開通を目指して開業する「JR博多駅」の新しい駅ビルには「JR阪急博多店」が新規開店するという。元々このビルには地元の百貨店が入っていたはずだが、新規に名乗りを上げたのが阪急だった。そういえば最近行っていないが、大阪駅梅田周辺では百貨店ラッシュが続いているようだ。阪急がリニューアルし、三越が新規出店し、その他阪神も大丸もあるし、駅ビルもある激戦区だ。やはり人の動く場所でないと百貨店は成り立たないのだろう。それにしても色々な企業が経営統合していった。百貨店もそうだったが、遂に信託銀行も「三井住友信託銀行」が4月に発足するという。三井信託、中央信託、そして住友信託の3行が統合されたものらしい。経営の規模を追わないと成り立たないのだろうが、これまた栄枯盛衰の一つの浮黷セろう。

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