「備えあれば」

「災害2件―2」「備えあれば」
能登には千枚田という棚田があり、数年前に訪れたことがあった。風光明媚で自然がそのままの世界に感動したものだった。それが逆に救助を妨げる要因となってしまった。正に人生とは一寸先は闇だということだろう。
高齢化、古い木造住宅、耐震性、火災・地震保険、戸別発電の不足といった人為的な要因も多い。やはり行政に頼らずに自らが災害に対する準備をしておくべきだったということだ。少なくとも1週間は自らの力や事前の準備で生き残れる方策を考えておくべきだ。東京では状況が違うが結果は同じになることがありうる。備えは必要だ。最低1週間分の水、食料、簡易トイレ、防寒具等々は必ず準備しておくこと。行政に頼るな。
羽田の事故についてもいつも航空機を利用する立場から、やはりヒューマンエラーは常にあるということだ。どんなにチェック機能があろうとも所詮運営するのは人間なのだから、どこかでミスがあるということだ。だからこれからも飛行機に乗る時は事故と言うことを覚悟しなければならないということだ。
大災害が起こるたびに人間の力の弱さを感じさせられる。人間と自然とは共存出来ないのだろうか?被災者の方々にご冥福をお祈りします。