「ハワイの旅」

「J  REPORT 2023 9月第2号」
「リタイアメント・ノート 14年3ヶ月目」
「VOL.1332 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口

「旅暦第126話、ハワイの旅」
羽田空港第3ターミナルのラウンジでは見たことのない光景に出会った。それはほぼ満席のラウンジだった。こんな光景は初めて見た。兎に角人、人、人だ。席が空くのを待つ人や探す人で大混乱だった。でもようやく見つけた席で簡単な食事をした。(写真:A1)
羽田から7時間余、満席のボーイング787型機は順調にホノルルに着いたが、アルコールも飲んでいないので全く眠れなかった。気温28度、澄み切った青い空に白い雲。いつもの景色だ。(写真:A2)
多分30数度目になるハワイへの旅だ。普通、入国時のイミグレーションでは、パスポートを提示してフィンガープリントを取り、次に顔写真とパスポート写真の照合を行いながら、何しに来たか、何泊するのか、いくらお金を持ってきたかとかいう質問を受けるのだが、私は指紋採取もなしであっという間に通過した。まあ何度も過去に取得済だからかなのだろうか?
乗合の車でホテルまで向かうが、道路は大渋滞。こんなに混んでいるのも観たことがない。ハワイ何十年振りかの鉄道はまだ半ば。空港からダウンタウン方面は工事中だった。一体いつになれば完成するのか?マウイの火事もあり、州もこれ以上税金を投入出来るのだろうか?と考えてしまう。
ホテルは定宿のアラモアナホテル。ANAの乗務員の人たちも泊まる宿だ。アーリーチェックインして部屋に入って荷物を整理してから、アラモアナSCからの「ANAエクスプレスバス」に乗ろうとしたが、予定をいくら過ぎてもバスが来ない。仕方なく「ワイキキ・トロリー」のピンク・ラインに乗り換えてワイキキへと。このバスはJCBカードがあれば只で乗れる。ワイキキでHISの事務所に行き、HISが運営しているLEALEAトロリーについて聞くと、今は観光客数が少な過ぎて2路線のみ運転していて、他社ラインを4路線含めた販売だというが、非常に高い。そこで今度はANAの事務所に行き運航状況を尋ねると、ちゃんと運行しているが渋滞で遅れているという。まあ運転しているのならば待てばいいので仕方ない、待つとしよう。このバスはANA利用者ならば只で乗れる。HISの状況を見ても分かる通り、観光業はまだまだ復活には至っていない。特に日本人は円安もあり少ないし、ハワイはまだまだコロナ禍の影響から脱してはいないと痛感した。
そろそろ食事にしよう。ロイヤル・ハワイアン・センターにある「P.F.CHANG」というこれもいつも行く中華料理店で食べることにした。午後4時過ぎなので席はがらがら。(写真:A3)
まずは「レタス包み」(写真:A4)
ひき肉を中心とした具材をレタスで巻いて食べるが、この店の人気ナンバーワンだ。皆さんこれを食べている。勿論美味しい。
次が「チャンズ・スパイシー・チキン」(写真:A5)
ちょっと甘辛い味付けの鶏肉だが、柔らかくてこれも美味しい。
締めは「クリスビー・グリーン・ビーンズ」(写真:A6)
辛めの味だが、文句なし。おや、またスズメさんが現れた。(写真:A7)
ここのスズメたち、客の足元に落ちた料理を食べるために店内にまで侵入してくる可愛い鳥だ。
ということで初日はANAバスでアラモアナへ戻り、飲み物を買いに日系の「ドン・キホーテ」に行きホテルへ。
アーモンド・ジュース(写真:A8)
オレンジ・ジュース(写真:A9)
早めに寝ないと時差ぼけもあり、頭がくらくらする。
ちょっと訂正を入れておく。「旅暦」のナンバリングなのだが、2月のオホーツク流氷の旅が「123話」、3月の勝浦雛祭りが「124話」、7月の利尻礼文が「125話」となり、今回のハワイが「第126話」となる。