2012年の映画のお話し

映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」(丸の内ルーブルにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年49作目)
前作から5年、全世界で470億円も稼いだその後継作。速いテンポに鋭い推理とまあ楽しめる映画でした。

映画「麗しのサブリナ」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年50作目)「午前10時の映画館」
第2週目も「オードリー・ヘップバーン」主演映画。「ハンフリー・ボガード」との共演だ。ニューヨークはロードアイランドに住む富豪一家。そこに働く運転手の娘がサブリナだった。彼女は昔から一家の弟に恋していたが、相手は既に3度の結婚に失敗している浮気者だった。サブリナはパリに2年間料理で留学し帰国した。その変貌と美しさに弟は今結んでいる婚約を解消しても彼女と一緒になりたいと思った。そんな時兄のほうがサブリナの相手をすることになってしまう。そこから思いもかけぬ方向へとドラマは進む。美しいオードリーでした。ショートパンツ姿が魅力的でした。

映画「おかえり、はやぶさ」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年51作目)
小惑星探査機「はやぶさ」の映画はこれで3作目だ。今回は3Dだ。確か昨年は「角川」、今年は「東映」、そして今回は「松竹」がはやぶさの映画を作ったことになる。主演は「藤原竜也」と「三浦友和」。余り感動しなかった。

映画「魔弾の射手」(ニューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年52作目)
有名なオペラの映画化。試射競技で勝てば美しい花嫁を貰えるために緊張し不安になってしまった若者。悪魔の誘いで禁断の弾丸を作ってしまうというお話し。

映画「アフロ田中」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年53作目)
高校を中退したアフロヘアーの男性。もてない歴、産まれて以来という男の物語。笑えるね。

日経新聞3月16日夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「マーガレット。サッチャー 鉄の女の涙」が3つ星、「僕達急行」が4つ星、「青い塩」が3つ星、「イップ・マン 葉問」が3つ星、「長ぐつをはいたネコ」が3つ星、「ゴーストラーターホテル」が2つ星、「種まく旅人」が2つ星でした。

「シノプスシ166」
本「花涼み」(井川 香四郎 著) 幻冬社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年71冊目)「船手奉行うたかた日記」シリーズ5
本「風の舟唄」(井川 香四郎 著) 幻冬社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年72冊目)「船手奉行うたかた日記」シリーズ6
本「海賊ケ浦」(井川 香四郎 著) 幻冬社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年73冊目)「船手奉行うたかた日記」シリーズ7
若手の船手奉行所同心の「早乙女薙左」の活躍を描く。

本「恋椿」(藤原 緋沙子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年74冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ1

本「妖談へらへら月」(風野 真知雄 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年75冊目)「耳袋秘帖」シリーズ5

本「空腹が人を健康にする」(南雲 吉則 著) サンマーク出版刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年76冊目)
副題は「一日一色で20歳若返る」です。詳細は「食」の部で紹介しています。

本「仇討」(佐伯 泰英 著) 光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年77冊目)「吉原裏同心」シリーズ16
神守幹次郎と妻の汀女のお話し。今回は吉原で起こった仇討騒ぎだ。

本「蜩ノ記」(葉室 麟 著) 祥伝社刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年78冊目)
「直木賞」受賞作。主君の側室に不貞があったとして幽閉されている「戸田秋谷」。場内で刃傷沙汰に及んだ罪で秋谷の監視役を命ぜられた「檀野庄三郎」。秋谷はあと3年で切腹するまでの間に藩の歴史書の作成を命ぜられていた。武士とは何かを鋭く問う作品。感動出来る一作でした。

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