「旅暦回顧録 第1話 カナダ編」

「旅暦回顧録 第1話」
2008年6月末、60歳を2か月後に控えたその日、株主総会を最後に念願だった「隠居暮らし」に踏み切った。所謂リタイアであり、旅行三昧、読書三昧、映画観劇等趣味の世界でもやりたいことをやろうと思っての決断だった。今、入院手術を前にして思いつくままにこの13年を回顧してみたいと思うのでお付き合い願いたい。

まずやったことは旅行会社に飛んで行って、直ぐに行けるカナダ旅行の計画を組んだことだった。7月11日成田空港を出発したJAL機は2時間遅れでカナダのバンクーバーに到着。しかし既に連絡便は出発していた。色々と航空会社と交渉の結果、何便か後の便でカルガリへと向かうことが出来た。現地では日本人男性のドライバー兼ガイドが一人で待っていた。そして私との二人旅でカナディアン・ロッキーに向かったのだった。
「ジャスパー」という街は綺麗な川の畔にあった。(写真:A6)

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美しい街は翌朝起きたら雪に覆われていた。これには驚いた。7月、真夏ですよ。
美しいカナディアン・ロッキーを車で廻りながら、次に印象的だったのは「レイク・ルイーズ」だった。(写真:A1)
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小さな湖だが、正面には氷河があり、ホテルは1920年代初頭に建てられたもので、この地が国立公園になる以前のものなので、これ以降建物はたてられていないという歴史のあるものだった。(写真:A11)
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おとぎ話のような湖とホテルだった。
道の途中で車が止まっているのを見つけると必ず野生の「熊」がいた。(写真:A4)
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皆、熊見たさに車から降りるから恐ろしい。
また氷河の上にも立った。(写真:A8)
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これらの氷河もどんどん浸食されていく現状を目の当たりにした。(写真:A7)
カナディアン・ロッキーの中心地でもある「バンフ」では街中を大型の鹿の一種「エルフ」が歩いていた。(写真:A2)
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(写真:A3)
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自然と人間が共存していた。
最後にバンクーバーに戻ってきた。(写真:A5)
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住むならばこういったところだろうなと思った小さいが美しい街だった。
それではカナダで食べた食事をいつくかご紹介してみよう。
まずはどこで食べたか忘れたが「Tボーンステーキ」だ。(写真:A9)
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「ピッツァ」食べかけだ。(写真:A10)
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何だろう?(写真:A12)
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「ロブスターとシュリンプ料理」(写真:A13)
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バンクーバーで食べた「生オイスター」。美味しかったので2ダース食べた。(写真:A14)
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(写真:A15)
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「サーモン・ステーキ」(写真:A16)
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最後はスポーツバーで食べた「ステーキ」。(写真:A17)
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結構美味い料理を食べさせてもらいました。

次にカナダを訪れたのは、2010年2月の「イエローナイフ」だった。(写真:空港にて、C1)

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目的は「オーロラ」鑑賞だ。市内の日中の気温はマイナス12度。(写真:C2)
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市内からバスで約1時間、ネイティブ・カナディアンが経営するキャンプがあり、テントが立ち並ぶ。(写真:C5)
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そこでいつ出てくるか分からないオーロラを待つ。テント内は暖かいが外部はマイナス20度にもなろうかという気温。都合5夜観察する機会があったが、3日目のみ観察出来た。前後に訪れた客は結局オーロラを観られずに終わったらしい。その日は市内から既に空一杯にオーロラが見えていた。本当に晴れていないと見えないのがオーロラだという。毎日常時空でオーロラは発生していても、昼間は当然見えず。また夜でも晴れていなければ見えない。所謂天候次第という訳だ。
オーロラの下の私。これはプロが撮った写真だ。(写真:C3)
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私の持参していたデジカメではオーロラは全く写らなかった。それでもオーロラが見えただけでもめっけものだろう。
ホテルはコンドミニアム形式なので調理道具もあり、スーパーで買ってきたステーキ肉を自分で焼いて食べた。(写真:C4)
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キング・サーモンも焼いて食べた。これらは結構美味しかったと覚えている。丁度「スーパーボウル」が開催されていて昼間はフットボール観戦し、夜はオーロラ鑑賞を楽しんだのでした。

3度目は2013年10月にカナダ東部の紅葉を訪れたが、ちょっと時期が遅かった。(写真:C6)

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最後にアメリカとの国境にある「ナイアガラの滝」を訪れた。(写真:C8)
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(写真:C9)
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それで思いつき、その年3月に訪れていた「イグアスの滝」と合わせて「世界三大瀑布」を制覇しようと、翌月11月にアフリカの「ヴィクトリアの滝」も訪れたのでした。(写真:C7)
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「イグアスの滝」にて。(写真:C10)
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(写真:C11)
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(写真:C12)
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(写真:C13)
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4度目は2016年7月に再びカナディアン・ロッキーを訪れた。
それにしてもカナダは美しい国だ。少々物価は高いが、何度でもまた行きたいと思う。

この最初のカナダの旅から始まって、昨年2020年2月のハワイ旅行までに11年8か月の間に71回の海外旅行に出掛けたのでした。ほぼ二か月に一度の計算になるのでした。