「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私感ですからね!!
「イーディ 83歳 はじめての登山」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年10作品目)映画イーデイ83歳
病の夫を30年にも亙り介護したイーディ。やっと夫から解放された彼女は自由を味合うために昔父親に誘われた登山にスコットランドに向かう。最初はガイドの男性を雇ったのだが、彼女は単独登頂を目指すのだが、自然は甘くない。遭難の危機に。果たして彼女は登頂出来るのだろうか?

「キャッツ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年11作品目)映画キャッツ
ロンドンの猫社会をミュージカルで描く。猫の動きを真似た激しい肉体が美しいが、役者さんは大変だろうな。人が猫を演じるから大道具は猫サイズに合わせて大きくしてある。

「風の電話」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★(今年12作品目)映画風の電話
ハル9歳は東日本大震災で両親と弟を津波で亡くした。そして9年後17歳の彼女は呉市で叔母と暮らすが、叔母が倒れ入院した。彼女はヒッチハイクで故郷岩手県の大槌町に向かう。途中人間の親切や恐ろしさを感じながら、何故彼女のみ残して家族はいなくなったのかと悩み孤独に苛まれるが、人々の愛で何とか故郷に辿り着く。そして向かうのは「風の電話」だ。黒いダイヤル式の古い電話がボックスにある。死んだ人と交信できるという電話。彼女はそこで何を話し感じるのか?旅の途中でそれぞれの震災の被害と心の傷を感じ取る彼女でした。

「カイジ ファイナルゲーム」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年13作品目)映画カイジファイナルゲーム
捻りに捻った映画なのだろうが、まあこんなものか?

「九人の翻訳家」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★★(今年14作品目)映画九人の翻訳家
フランス語のベストセラー本の第3部が発売されることになり、その内容を秘密にして世界各国で同時販売しようと考えた出版社社長は9人の翻訳家を集め、閉ざされた場所に監禁して2か月で翻訳させることにした。しかし、3週間後、社長宛に脅迫メールが送られてきた。大金を払わないと小説の内容の一部を公開するというのだ。当然犯人は九人の翻訳家だと考えた社長。あら捜しをするのだが、犯人は見つからない。期限切れで最初の10頁分が公開されてしまった。そしてまた脅迫メールが来た。兎に角最後の最後までどんでん返しの連続で最後まで犯人が分からないという実に面白い展開でした。痛快ですね。

「嘘八百 京町ロワイヤル」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年15作品目)映画噓八百 京町ロワイヤル
陶器作家と組んだ偽物の茶碗造りのお話し第二弾だ。古い茶器を偽造しての詐欺を面白く描く。

1月31日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「男と女 人生最良の日々」が4つ星、「ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密」が4つ星、「バッドボーイズ フォ^・レイフ」が3つ星、「母との約束 250通の手紙」が3つ星、「淪落の人」が4つ星、「AI崩壊」が3つ星、「転がるビー玉」が3つ星でした。

「2020年の映画、私的評価表」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャリード・ジュエル」「九人の翻訳家」
★★★★=「フィッシャーマンズソング」「パラサイト」「ダウントン・アビー」「風の電話」

「2019年の映画はこんなでした」 2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)・祇園祭礼信仰記「金閣寺」
                 ・御存「鈴ヶ森」海老蔵と息子勧玄君が出る。
                 ・新作歌舞伎「雪蛍恋乃滝」秋元康作演出
相撲観戦=1月場所観戦しました。 5月場所観戦予定です。

「2020 旅暦」
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)、昨年はハワイに4回行きました。

「2020 読書記録」 2019年の読書数は、259冊でした。
「親子の情」(誉田 龍一 著)ハヤカワ文庫 私的批評眼★★★(今年36冊目)「よろず屋お市 深川事件簿」シリーズ第2弾本親子の情

「珍味脅し」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年37冊目)「料理人利蔵捕物控」シリーズ第38弾本珍味脅し

「あっけらかん」(野口 卓 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年38冊目)「よろず相談屋繁盛記」シリーズ第5弾本あっけらかん

「招き猫」(藤井 邦夫 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年39冊目)「新・知らぬが半兵衛手控帖」シリーズ第9弾本招き猫