「秋のフットボールシーズン、高校は関東大会第2回戦」
「立教新座高校戦」
薄曇り、小雨が降りそうな調布の「アミノバイタルフィールド」。関東大会は2回戦になっていた。神奈川大会優勝の母校はシードされて2回戦が最初の試合だ。相手は「立教新座高校」だ。(写真:F1)
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母校のキックオフで試合開始。立教は自陣20ヤードからの攻撃だったが、ランプレーが全く出ず、3ヤードロスでパント。レシーブした母校は立教陣47ヤードからの絶好のポジションで攻撃開始。パス、ラン共に上手く決まり6プレーでゴール前5ヤードまで来る。しかしここからの詰めが甘い。第2ダウン、左エンドゾーン、コーナーへの浮かせたパスが不成功。第3ダウン、ランフェイクのパスがこれも不成功。結果FGとなるのだが、スナップが悪く、ホールダーがもたもたしていてキック不成功。
攻守交替で立教の自陣20ヤードからの最初の攻撃は、ミドルパスだったが、これを母校ディフェンス(31番、藤田君3年)がインターセプトし、そのままゴールラインまで走り切り、最初のTDを上げる。TFPも決まり、7:8となる。(1Q,6分42秒)(写真:F4)
キックオフ後の立教の攻撃はまずはQBサックされて後退。ランもパスで出ずパント。母校は自陣48ヤードからの攻撃で、QB4番、近藤君(3年)のランやスクリーンパスでゲインするも結局パント。
立教はエース22番のRBが走り大きくゲインするも、やはりパスフォーメーションでQBサックされるなど奮わない。
しかし、2Qに入り漸くランにリズムが出て、10ヤードを越えるランが次々と出て最後は8番の21ヤードランでTDを上げた。7:7で同点。(2Q、10分19秒)(写真:F5)
母校の攻撃は、自陣28ヤードからワイルドキャット・フォーメーション、ランニングバックをQBの位置に置いてのランプレーで大きくゲインする。8プレーで敵陣9ヤードまで進む、パスは2回トライし、成功1回15ヤードで残りは全てランプレー。最後は32番RB中島君(3年)が右オフタックルを突破してTD、しかしTFPのキックはこれもスナップミスで不成功。13:7となる。(2Q、6分25秒)(写真:F6)
キックオフ直後の立教の攻撃は右オプションだったが、母校ディフェンスのタックルを受けファンブルし、母校がリカバー。敵陣25ヤードからQB近藤君から84番TE早瀬君(3年)への20ヤードポストパスが決まり、ゴール前5ヤードへ。続いて87番WR松下君(3年生)への左コーナーへのパスが見事決まりTD。20:7とリードを広げた。(2Q、5分51秒)(写真:F7)
更に次の立教の攻撃も自陣25ヤード第2ダウンにパスを投げたが、これをまたまた母校ディフェンス59番小村君(3年)がインターセプトする。そして敵陣25ヤードからの第2ダウン、ポストへのロングパスが87番松下君に投げられた。エンドゾーン内でディフェンス2人に囲まれながらも、ジャンプしてボールを奪い取るが如くにキャッチしTDを上げた。27:7.(2Q、4分15秒)(写真:F8)
後半は一進一退だったが、立教は無理したパスで自滅気味となり、母校も2軍投入もあり、膠着状態となり試合終了となった。(写真:F9)
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他の2回戦は、日大千葉が3回戦進出で母校と次回対戦となり、片方の山は優勝候補の佼成学園と足立学園が3回戦進出を決めた。