「J REPORT 2017 9月第2週号」
「リタイアメント・ノート 9年 3ヶ月目」
「VOL。1018号 SINCE AUG.12th、1983」
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「秋のフットボール・シーズン開幕」
「初戦は明治戦、タイブレークの末に惨敗」
9月2日土曜日は日本でもいよいよフットボール・シーズンの幕開けだ。久し振りの青空には半分以上に太った月が見えていた。(写真:F2)
処は「アミノバイタル・フィールド」、今やフットボールのメッカだ。第一試合の「法政:立教」戦の前半終了間際から見せてもらった。法政が21:0で後半に。聞くとキックオフ直後、立教が攻め込み敵陣3ヤードから4回の攻撃を失敗させてしまったという。後半は立教が盛り返し、最終的には法政28:立教18だった。(写真:F1)
この試合を見る限り、今年のTOP8は混戦模様か?飛び抜けて強いチームがいないかも知れない。どんぐりの背比べか。
第二試合、「母校:明治」戦だ。昨年秋も苦戦して最後の最後で勝利した相手だ。油断出来ない。特に母校はエース・ランニング・バックだったキャプテン李君の抜けた穴が埋まるかが問題なのだ。それと昨年膝の怪我で最終戦に出場出来なかった今年のキャプテンでラインバッカーの染矢君が復帰出来るかも問題だ。気合を入れて、さあゲーム開始だ。(写真:F3)
コイントスで明治が勝ち、キックオフを選択。(写真:F4)
試合はランの明治にパスの母校という戦いで一進一退。それが1Q残り時間3分58秒、母校ディフェンスラインがオフサイドしたために一瞬動きが止まったその瞬間の油断を突かれ、50ヤードのロングパスを決められ明治がTD,TFPも決まって、0:7とリードされた。しかし、残り59秒、敵陣11ヤードからのパスで母校が同点に追いつく。(写真:F5)
2Q、残り7分7秒、明治が22ヤードのFGを決めて、7:10。(写真:F6)
2Q、残り4分30秒、母校は21ヤードのFGを失敗。これが痛かった。前半はこのまま7-10で終了。(写真:F7)
美しいハータイムショーの母校チアリーディング部員たち。(写真:F8)
どうも決め手を欠くゲームだ。ただ明治のランニングバック32番のランは縦への鋭い突っ込みも横への早い展開も全て後手後手の母校ディフェンス陣は抜かれ捲くり。やはりキャプテンの染矢君はゲームに出ていない。彼の不在は痛い。3Qはこう着状態の無得点で終了。
4Q、残り8分26秒、母校陣内9ヤードからランでTDされ、TFPも決まって、7:17とリードを広げられる。
母校もここで踏ん張る。パスを続けて敵陣深く入り、残り時間9分14秒、QB2番の小田君がキープしたまま走りTD,しかし、TFP失敗で13:17となる。残り時間が少なくなる。ここでの明治のゲーム運びは上手かった。残り4分18秒、母校陣内25ヤードからのFGをきっちりと決めた。これで13-20。緊迫の戦いだ。相変わらずランの法政とパスの母校の攻防だ。残り時間1分50秒、パスの成功率が上がっている母校は遂に25ヤードのTDパスを成功させた。19:2だ。(写真:F9)
TFPも確実に決めて20:20。(写真:F10)
引き分けだが、これからタイブレークだ。互いに敵陣25ヤードからの攻撃を行い、TDするか、失敗するかで勝利を決めるものだ。最初は明治の攻撃。これはランが上手く決まってTD,TFPも決まって0:7となる。次に母校の攻撃。しかし、今回は決めてのパスが決まらない。結果、4回の攻撃でTD出来ず惨敗となった。(写真:F11)
やはり敗因はディフェンスラインの弱さとタックルの甘さだ。タックルは所謂追いタックルになっていて、腰から下へのハードタックルが全くなかった。相手の上半身を追っているだけの甘いタックルだから外される。4Q途中から出場した染矢君はLBとして活躍していた。守りの要の彼がどの程度試合に出られるかが今後のポイントか?それにしても惜しい試合だった。
「誕生日」
9月1日は私の69回目の誕生日。ということは69歳になるということ。家族間で誕生日を祝うことをしなくなって、何年になるのか。今更祝ってもらおうとも思わない。因みに1日の誕生日の花は「オシロイバナ」、花言葉は「内気、柔和」だというが、私には全く合っていない。この日は歴史的には色々なことがある日らしい。ご存知関東大震災では、13万人もの人が死んだという。また1939年にはドイツがポーランドに侵攻し第二次世界大戦が始まった。明治20何年かには、鉄道の上野―青森間が完成、当時は一往復の運行しかなく、27時間ほど掛かったという。