「浜離宮」
人工関節を入れた左膝と、左膝を庇っていたために痛めた右膝だが、左膝が突然痛くなり、３日間家にいたのでたまには外出をしようと思い、痛い足を引きずって「浜離宮」を訪れた。大手門から入園することにした。（写真：Ｈ１）
（写真：Ｈ２）
驚いたのは外国人観光客の多さ。8割方外国人だった。皆のんびりと歩いている。私もゆっくり歩くしか仕方が無い。入り口近くには「３００年の松」という大きな枝振りの松があった。江戸時代からあるのだろう。この庭園は徳川六代将軍の時代に造られたというから、この庭園自体は４００年は経っている訳だ。樹齢３００年の松は流石素晴らしい。
お花畑があった。コスモスが植えられていた。（写真：Ｈ４）
都会の片隅にひっそりと咲いていた。（写真：Ｈ５）
庭園内には神社もある。（写真：Ｈ６）
一番海側には「将軍お上がり場」というのがある。将軍が船に乗る時と降りる時、沖合いに止めた船に向かう船着場だ。（写真：Ｈ７）
鳥羽伏見の戦いで負けた将軍慶喜が大坂から逃げ帰って来て、江戸に上陸した場所でもある。本当に不外ない最後の将軍だった。目の前を遊覧船が通る。（写真：Ｈ８）
東京タワーも見える。（写真：Ｈ９）
海水を引き込んだ池がある。見事な眺めだ。都会のオアシスだ。（写真：Ｈ１０）
池に鳥がいた。黒い比較的大きな鳥だ。海鵜だろう。羽繕いをしていた。（写真：Ｈ１１）
昔は沢山あった「富士見山」がここにも築かれていた。（写真：Ｈ１２）
富士山は女人禁制だから、近くの模擬富士山には女子供も登れた。だからあちこちに富士山を模した山があった。ここに登れば富士山が見えたことだろう。今は勿論見えない。（写真：Ｈ１３）
この庭園はやはり松が美しい。（写真：Ｈ１４）
ぐるりと約１時間巡った。汗もかき、足も痛くなったので帰宅しよう。