「桜満開」

「J  REPORT 2022 4月第2週号」 
「リタイアメント・ノート 12年10ヶ月目」
「VOL.1258 SINCE AUG.12th、1983」
「桜満開」
3月30日、さいたま市の「見沼」で「4S会花見会」を開催した。知らなかったが、この見沼用水は江戸時代に造られたもので、戦後用水に沿って桜が植えられたという。それはそれは見事な桜並木だった。(写真:B1)
一つしかないテーブル席をスーさん弟君が朝の9時から確保してくれたので持参したお酒を飲み交わした。(写真:B3)
(写真:B6)
散策する人たちも沢山おられた。本当に美しい桜でした。(写真:B4)
(写真:B5)
予想気温は18度ということだったが、少し強めの風が吹いていて、テーブルの上のものが飛ぶことがある位の風力で、寒い観桜会になってしまった。また太陽の日差しも殆どなく、まあお酒で身体を温めつつ過ごしました。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ナイトメア・アリー(悪夢小路」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年28作品目)
戦前のアメリカ中西部。カーニバルの一座に加わった男はやがて自分の才能を生かし「千里眼の霊媒師」として活躍始める。しかし実は本当は暗号をアシスタントの女性から受け取っていただけの所謂詐欺師だった。果たして彼は成功するのか、それとも失敗するのか?最後の結末が面白い。必見ですね。

「アンビュランス」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年29作品目)
全編の80%はカーチェイス。一体何台の車を潰せばいいのだろうか。兄貴分は既に銀行強盗を37回行った男。弟は養子で黒人だが元海兵隊員。妻の手術費用捻出のために兄から無理に誘われて銀行に押し入り3600万ドルを強奪する。しかしその過程で警官を撃ってしまう。駆け付けた救急車に乗り込んだ兄と弟は、負傷した警官を救おうとする女性救急救命士を乗せたまま、警察の包囲網を逃げ回るというお話し。観ていて疲れる映画でした。

「ニトラム」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年30作品目)
1996年のオーストラリア。情調不安定な青年ニトラム(これは綽名でのみ野郎とでもいうのか)が両親と暮らしていた。偶然に知り合った50歳の富豪女性に気に入られ、同居することになる。だが彼の不安定さは変わらない。二人でドライブ中に彼が彼女のハンドルをひねり事故を起こし彼女は死亡。しかし財産は彼に残されていた。現金50万オーストラリアドルと豪邸を得た彼はやがて銃の収集に走る。そしてスコットランドで起きた小学校銃撃事件に刺激を受けて彼がしたことは?本当のお話しでした。

4月1日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「英雄の証明」が4つ星、「TITAN チタン」が4つ星、「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」が4つ星、「やがて海へと届く」が4つ星、「モービウス」が3つ星、「猿ノ王国」が3つ星、「世の中にたえて桜のなかりせば」が3つ星、「私はヴァレンティナ」が3つ星、「女子高生に殺されたい」が3つ星、「シャドウ・イン・クラウド」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本。長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、北海道・釧路、そして石川・橋立に行きました。
4月は再度札幌と大人の休日俱楽部パスを利用して東北や信州に蕎麦の旅に、また5月には沖縄や能登半島、7月には釧路、そして9月には鹿児島に行く予定。
海外には8月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「本所寿司人情」(倉阪 鬼一郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年73冊目)「夢舞台んみだ通り」第4弾

「町方燃ゆ」(鈴木 英治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年74冊目)「父子十手捕物日記」第12弾

「犬の報酬」(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年75冊目)

「旅暦回顧録 台湾編」

「旅暦回顧録 第45話 台湾編」
2016年の2月にキューバ、同じく2月にタイ、4月にスペイン、7月にカナディアンロッキー、11月に香港、2017年1月にマルタ島、3月にタイ、5月にハワイ、6月に中国西域、9月にバルト3国、10月にハワイに行ったのだが、その写真が見つからないので、飛ばして2018年1月の台湾の旅から話しを進めたい。
空港から台北市内に入る。(写真:A1)

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観光地「九份」だ。私はこれまでに3度ここに来ているのだが、必ず雨でした。(写真:A2)
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今回の旅行はスーさん兄弟を含めて「4S会」初めての海外旅行でした。(写真:A3)
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「蔣介石廷」(写真:A4)
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「夜市」(写真:A5)
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これは同じ台北市内で観たものである。特に「骨」の字を比べてもらいたい。
(写真:A6)
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(写真:A7)
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頭の四角の中に「くの字」のような形が、最初の字では右に、また後の字では左にある。日本語ではどうかというと、骨は右にある。実はこれは本来の漢字であるならば間違いで、左にあるのが正しいのだ。何故?というと遣唐使の留学僧が帰国し日本に漢字を伝えた時に間違えてしまい、それが面々と続いているのだ。その後日本は台湾を植民地化した時の教育課程で日本式骨の字を教えたのだと思う。今では台湾も香港も同じ間違いをしているから面白い。
「蒋介石の記念館」(写真:A8)
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「蒋介石像」(写真:A9)
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執務室(写真:A10)
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「故宮博物館」の宝たち。「白菜」(写真:A11)
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「肉形石」(写真:A12)
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「不思議な球体」(写真:A13)
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日中戦争後の国民党と共産党の内戦下、蒋介石は故宮にあった宝物の大半を既に移動させていた。そして最終的には台湾へと運び、我々はそれを台北で観ることが出来る。従って北京の故宮では大きくて動かし難いものしか残っていなかった。
小籠包で有名な「DIN TAI FUNG」(写真:A14)
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「カラスミ」もたくさんあった。勿論土産に買ったが。(写真:A15)
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「孫文像」(写真:A16)
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「清国」が崩壊した「辛亥革命」を始めたのが孫文だった。台湾では今でも孫文や蒋介石は建国の歴史的人物として扱われていた。
短い旅ですが、美味しい台湾料理を楽しみました。実はスーさんはゼネコンの台湾の営業所。

「神奈川会例会」

「神奈川会例会」
JR桜木町駅を降り、地下道に向かう。(写真:K1)
向かった先は「野毛小路」(写真:K2)
店はいつもの「うみとはたけ」(写真:K3)
離れの一間を独占した8人。(写真:K4)
(写真:K5)
(写真:K6)
(写真:K8)
この会は中学の同級生の集まりだ。今回は横浜市の小学校校長だったN君の人生回顧録を聞くこととなった。大学卒業時に中学と高校の教員免許は持っていたが、興味を持ったのが小学生だということで免許を取り直し教員生活にはいったという。その後も色々は変遷があり正に人生は山あり谷ありの激動だったということだった。
次回以降もそれぞれ各個人の歴史を語ってもらうことになった。まだまだ元気な老人たちでした。

「南インド料理 ダバ インディア」

「手前勝手世界食物語、第620話」
「南インド料理 ダバ インディア」
半年振りかな?久し振りに訪れたのが、南インド料理を提供してくれる「ダバ インディア」だ。場所は八重洲と京橋の間位。古い店だ。頼んだのは「ダバ パーティ」というコース料理。
まずは前菜風に「バニブーリ」と「ダヒワタ」(写真:S1)
バニブーリはボール状のもので、ダヒワタはヨーグルト漬け団子だ。
「マサラドーサ」ちょっと食べ掛けてしまいました。(写真:S2)
「骨なしタンドリーチキン」(写真:S3)
「ひよこ豆のサラダ」(写真:S4)
兎に角香辛料のオンパレードだ。辛くはないが、酸味が効いている。
「チェティナード・チキンカレー」(写真:S5)
「バスマティ・ライス」ぱさぱさのご飯だ。我慢して食べよう。
「ナン」(写真:S7)
「海老のガーリック・レモンバター」(写真:S8)
コーヒーを入れるのはパフォーマンス。(写真:S9)
(写真:S10)
たまには本場のインド料理もいいものだ。美味しいし安いしボリュームもある。納得でした。
以上、勢古口が桜満開の東京からお送りしました。