国会議事堂

「J REPORT 2011 8月第2週号」
「リタイアメント・ノート 3年目2月目」 「VOL.697 SINCE AUG. 12th、1983」
「国会議事堂」
目の前にそびえる国会議事堂。本来ならば国政の最高峰であり尊敬されるべき議員たちが溢れかえっている場所だろうが、今この場所をそういう観点で観ている国民は一体どれほどいるのだろうか?数年前に落雷があって、議事堂の天辺が損傷した。それらは既に復元され元通りになっているが、昨今の国会で行われている、正に茶番劇のような光景に辟易しているのは私だけではなかろう。元々「代議士」と呼ばれるのは「衆議院議員」のみである。参議院銀はただの国会議員であると聞く。国民の民意を代浮オて国会で議論し政策を決め実行する人であるはずの代議員が自らの保身のためにのみ、活動しているのが今の国会なのか?何か寂しい気持ちで国会議事堂を見上げる私だった。

「床屋さん」
サラリーマン時代には散髪には美容院に一月半毎に通い、3600円を支払っていた。まあある意味の見栄だった。しかしリタイアしてからは安くて早い「QBハウス」@1000円のお世話になっている。先日も有楽町駅のところの店に行ったら私の次にフランス人の夫婦がやってきて並び、男性がカットしていた。恐らく日本に住んでいる夫婦なのだろうが、外国人にもこの合理性が認められ、更に女性の客も増えている。これまでも数人の女性客を見掛けたことがあった。カットするだけならば何も高いお金を掛けて美容院にまで行く必要はないはずだ。たった10分で1000円ということはお客にとってもありがたいが恐らく店や店員も儲かっているのだろう。そうなると逆に街の床屋さんは苦戦しているということになるのだろう。どちらかが立てばどちらかが立たない。これが世の中か。それにしても「日立製作所」と「三菱重工業」の「経営統合」のニュースが流れたが、やはり時代の流れには逆らえないということか。この「円高」と「原発事故」は両社の尻を大きく押すことになったのだろう。