「大地震の後始末、能登と台湾」

「大地震の後始末、能登と台湾」
1月に能登半島を、そして4月には台湾東方沖にて大地震が発生した。その後の後始末というか復興対策に大きな違いがあると思い記する。
何が違うのか?台湾ではその日の内に体育館内に避難所が設けられベッド付きのテントが多数設置されたし、壊れた建物の撤去はその日に既に始まっていた。水も食料も準備されていた。その早さに驚かされる。
一方、能登では道路が通れないとして全く手付かずの状態でライフラインも崩壊していた。この差は何なのか?私は民間に任せるか官に頼るかの差ではないかと思う。台湾では民間が事前に打ち合わせていた通りに行動し自主的に活動した。能登では官の指示がない限り何もできない、何もしない状況が長く続いた。これは官に頼るという基本的な考え方と自主的に自らを守るという考え方の差だと思う。兎に角日本人は災害時に他者を、特に官を頼り過ぎだ。自分の身は自分で守るという考えが必要だ。これ以上詳しく述べても時間の問題なので、皆様のご判断に任せるが、兎に角人を、官を頼るな。自らの命は自らがまず守るということだ。一例を挙げると家屋の被害調査などは写真で撮影しそれを証拠として早急に撤去すべきだ。本人の同意さえあれば撤去は可能だったはずだ。何故ならばコロナ禍での数々の助成金等は全て前払いの後付けだったからだ。まずは支払いをして後日精査することで一層緊急性は回避されると思うが。(詳しい例を列挙すると多過ぎるため省略)