「七月大歌舞伎観劇記」

「七月大歌舞伎」「歌舞伎座新開場十周年」
近松門左衛門作「傾城反骨香」の内の「土佐将監閑居」と「浮世又平住家」(写真:K1)
流石に千秋楽なのでほぼ満席の盛況でした。(写真:K2)
当時の絵師の流れは狩野派と土佐派に二分されていた。土佐派に属す又平は師匠からその名を貰いたいのだが、師匠は与えない。途方に暮れる又平(市川中車)は手水場の裏に自分の絵を描くと何と石を通して表面にその絵が映し出されたのだ。これを見た師匠は又平は土佐の名跡を与えられるのだった。吃音の又平と弁舌豊かな女房との組み合わせが面白い。
又平の女房役を本来猿之助が演じる予定だったが、中車の息子の壱太郎が代役を演じた。
「浮世叉平住家」では六角家の兵から逃げてきた姫を救うというお話し。三代目猿之助が定めた澤瀉屋「四十八撰」のお家芸の一つが「傾城反骨香」だ。
(写真:A3)
(写真:A4)

「ウルフギャング丸の内店」
歌舞伎観劇の後は久し振りに「ウルフギャング・ステーキハウス」に行った。
本日のメニュー。(写真:B1)
パンが出て来た。(写真:B2)
焼酎を頼む。(写真:B3)
シーザーサラダ、ベーコン付(写真:B4)
トマトベースのスープ。(写真:B5)
メインは勿論Tボーン・ステーキだ。(写真:B6)
熱々のステーキはミディアムレアです。サイドはポテトとほうれん草。(写真:B7)
脂身のない「フィレ」は柔らかく、脂身のある「サーロイン」はしっかりとした味付けで口の中で蕩ける美味さ。流石アメリカの人気ステーキ、ボリュームたっぷりのステーキに大満足でした。年に一回位の贅沢は許してもらおう。それにしてももうフルコースは食べられないと思った、量が多過ぎるのでした。体重は徐々に減少中でした。腹八分ですね。