伊勢詣り

「J  REPORT 2013 10月第4週号」
「リタイアメント・ノート 5年4ヶ月目」、
「VOL。817 SINCE AUG.12th、1983」
「伊勢詣り」
20年に一度の「式年遷宮」で大賑わいの「伊勢神宮」に行ってきた。もともと我が家は「伊勢」の出身だから、苗字にも伊勢の「勢」の字が入っている。伊勢詣りには江戸時代も盛んで「お蔭詣り」という年には何と500万人が一年間に訪れたとの記録もあるという。当時の人口は日本全体でも2000万人位だから、その人気度が分かろうというもの。「御師」という所謂ツアーコンダクターもいて、伊勢までの旅行の手配もしていたという。さて、今回も例の3人組での旅だ。まずは新幹線のこだま号で豊橋で下車し岡崎の「味噌屋」に行く。ここは「岡崎味噌、赤味噌の製造元」だ。その後、伊勢湾岸道路、東名阪国道、伊勢自動車道で津市に行く。今日は「内宮」への参拝だ。「五女髏・vを超えると神域に入り、身も心も一新されたような気がする。大きな樹木が立ち並ぶ中を新しく出来た内宮へ来た。踏み締める「玉砂利」が靴底を下から突き上げる。確かに歩きにくいが、神々の前へ進むと思えば致し方ない。五女髏・ナは建築用の「ひのき」の木材が木曽から切り出されてきて古式に則り、川の中を浮かべながら現場へと運ばれるという。川の深さは浅いが千数百年の昔から、ここで綿綿と行事が行われてきたことを感じると印象深い。

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