『J REPORT 2019年7月第2週』
「リタイアメント・ノート 11年1か月目」
「VOL.1115号 SINCE AUG.12th, 1983」
「旅暦83」「震災遺産と東北の旅」
「初日、宮古へ」
令和になって最初の台風3号が関東の南岸を通過中ということで雨と風を心配していたのだが、どうもそれたようで傘も持たずに出掛けることが出来た。新幹線はほぼ満席で一路八戸に向かう。盛岡では岩手山も霞んでいる。(写真:K1)
北上川も増水していた。(写真:K2)
八戸から時刻表に乗っていないという特別列車「東北エモーション」に乗る。(写真:K3)
3両編成で中央の車両がキッチン、先頭が一般のレストラン、所謂食堂車。一番後ろが個室、コンパートメントになっている。(写真:K4)
この列車で八戸から久慈までゆっくり2時間の旅だ。シートは4人掛けだ。(写真:K5)
飲み放題なので白ワインを頼む。山形産「高畠ワイン」だ。(写真:K6)
4人揃って乾杯。(写真:K8)
まず出たのが、「もりおか寄せ豆腐、生湯葉と三陸の雲丹」。(写真:K7)
前菜は、「甘海老松前かけ、三陸いくら添え」、「青森産烏賊の酒盗和え」、「岩手鴨のスモーク オレンジフォーム」、「ホタテ貝のミキューイ の塩薫海」、「カラフルトマトのジュレ」、「紅木豚の南乳煮」(写真:K9)
ウミネコで有名な蕪島だ。(写真:K10)
海岸線が続く。(写真:K11)
(写真:K12)
スープが出てきた。「気仙沼産フカヒレ入り薬膳 竹筒蒸しスープ」。(写真:K13)
(写真:K14)
ワッパ飯。「海鮮ちらし寿司」。(写真:K15)
メインは「東北産牛もも肉のロースト」。(写真:K16)
太平洋。(写真:K17)
沿線の人たちが大漁旗を振って大歓迎。(写真:K18)
心温かいおもてなしだ。
最後はデザートのお菓子類だ。(写真:K19)
久慈駅到着。(写真:K22)
ここで一時間ほど余ったので駅前の「あまちゃんの家」に行く。数年前に朝ドラで流行ったらしいが、生憎私は見たことがない。(写真:K20)
(写真:K21)
三陸鉄道の待合室に有名な「ウニ弁当」を売る店がある。(写真:K23)
行ってみると直前に売り切れたという。おばあさんがいたので話し掛けた。ネットには一日限定20食とあったが、と聞くと「それでは私たちが生活できない。朝5時からお父さんと一緒に作り出して7時から20個販売し、その後も作って売りして大体100個売る」そうだ。一個1400円程度なので安いと言えば安い。残念ながら売り切れでした。(写真:K24)
いよいよ「三陸鉄道北リアス線」で田野畑駅へと向かう。どこも海岸線は高い堤防が作られ、海も見えない。鉄道はかなり内陸部を走っている。高い鉄橋の下には「鮭の孵化場」があった。(写真:K25)
高いところに鉄橋がある。(写真:K26)
田野畑で降りる。(写真:K27)
鳥越港から観光船に乗り「北山崎断崖クルーズ」に出掛ける。(写真:K28)
八戸に降りた時にも感じたのだが、寒い。気温が東京と全く違う。まして海の上は風も強く寒さが増す。
それに波もあるから揺れる。ローリングとピッチングが交互に訪れて恐ろしいくらいだ。
切り立った海岸線が延々と続く。その沖を船は行く。(写真:K29)
(写真:K30)
(写真:K31)
天候が良ければ美しい海岸線と古代の地層を眺めながらの楽しい船旅だったのかも知れないが、兎に角寒さと揺れで満足に写真も撮れない。ウミネコが並走している。(写真:K32)
切り立った崖、浸食された島、聳え立つ岩と変化に富んでいる。(写真:K33)
(写真:K34)
(写真:K35)
(写真:K36)
(写真:K37)
(写真:K38)
(写真:K39)
(写真:K40)
(写真:K41)
そしてまた田野畑駅に戻り、本日の宿泊地「宮古」に向かう。(写真:K42)
ホテルの食事はブッフェ形式。(写真:K43)
地元産の「ほや」が抜群に美味しかったので、追加して食べた。しかし問題は「飲み放題」というのがあり、時間と値段を聞いたが、アルバイトの若い男性は全く分からず、もめにもめたが、まあこちらの意向に沿った形で次々と飲み物を出させた。