「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」昨年は200本の映画を観ました。
「犬猿」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★(今年24作品)映画犬猿
父親を介護しながら会社の社長をしている姉は働き者で頭が良い。しかしブスでデブ。一方妹は美人で芸能界を目指しているが、頭は良くない。かたや兄は暴れん坊の犯罪者。弟は真面目なサラリーマン。この二つの兄弟、姉妹の絡み合いが面白い。結局彼らの仲は回復したのだろうか?

「マンハント」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年25作品)映画マンハント
ジョン・ウー監督作品に福山雅治が出演した刑事物。まあ余り期待しないで観てください。

「ぼくの名前はズッキーニ」(恵比寿ガーデンシネマにて)私的批評眼★★★★(今年26作品)映画ぼくの名前はズッキーニ
スイスはレマン湖河畔の児童収容施設の物語。10歳くらいの男の子ズッキーニ(通称)は事故で母親を失い収容された。ここで男女7名の子供たちが起こすことが実に面白い。アニメだが実に生き生きとした姿が心を和ませる。いじめあり、恋愛あり、友情ありと是非見てもらいたい。アカデミー賞にもノミネートされている。

「悪女」(HTC渋谷にて)私的批評眼★★★(今年27作品)

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血も涙もない韓国秘密情報局にスカウトされた女性が殺人鬼にされていき、父親の敵を討つというお話し。銃撃戦と活劇ばかりでした。

「今夜、ロマンス劇場で」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年28作品)映画今夜
馬鹿にして観に行ったのだが、最後は思わず泣かされた。白黒映画のヒロインが突然現代に現れ、監督助手が恋におちいるというもの。悲しいが、しかし甘く切ない恋でした。主演の綾瀬はるかの衣装が凄い。場面毎に衣装が変わるという豪華なもの。これも見どころか。

2月9日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「マンハント」が4つ星、「犬猿」が4つ星、「ぼくの名前はズッキーニ」が4つ星、「RAW 少女のめざめ」が3つ星、「ゆれる人魚」が3つ星、「悪女・AKUJO」が3つ星、「BLANK13」が3つ星でした。
2月16日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「リバーズ・エッジ」が4つ星、「長江 愛の詩」が4つ星、「ローブ 戦場の生命線」が3つ星、「グレイテスト・ショーマン」が3つ星、「エターナル」が3つ星、「サニー 32」が3つ星、「パンとバスと2度目のハツコイハt」が2つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」

「2018 観劇シリーズ」
・3月大歌舞伎の予定への

国内旅行は、1月の東北。
海外旅行は、1月の台湾。

「2018 本の記憶シリーズ」 昨年は256冊の本を読みました。
「うめ婆行状記」(宇江佐 真理 著)朝日文庫 私的批評眼★★★(今年23冊目) 本うめ婆

「悪足掻きの後始末 厄介弥三郎」(佐藤 雅美 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年24冊目) 本悪あがき
この人の作品は当時の法律を含めて本当によく調べていて面白い。まるでその時代を生きているように感じる。マニアックだといわれればそれまでだが。

「影なき刺客」(小杉 健治 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年25冊目) 「栄次郎江戸暦」シリーズ第19弾

「本所おけら長屋 十」(畠山 健二 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★★(今年26冊目)「本所おけら長屋」シリーズ第10弾本本所おけら
久々に登場したこのシリーズ。江戸の下町本所亀沢町の長屋で暮らす人たちの人情話し。実に面白い。

「三分の理」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年27冊目)「ふろしき同心御用帳」シリーズ第5弾本三分

「あきない世伝 金と銀 五」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年28冊目)「同」シリーズ第5弾本あきない