「鳳凰祭四月大歌舞伎観劇記」

「鳳凰祭四月大歌舞伎観劇記」歌舞伎座新開場十周年記念(写真:K3)
「新・陰陽師 滝夜叉姫」 蘆屋道満宙乗り相勤め申し候 (写真:K1)
  新開場から十年の時を経て、世代も新たに蘇る「陰陽師」の世界!(写真:K2)
(写真:K4)
時は平安時代。東国の民は官憲の厳しい年貢に耐えかねていた。それを救おうと平将門は東国へと向かい、関八州を支配する。一方将門の旧友であった俵藤太を朝廷は将門制圧のために送る。そして将門を打ち取るが、その首のみ空に飛んで行ってしまう。
都では将門の祟りを案じる陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅は糸滝という娘に会う。
実は糸滝は将門の妹・滝夜叉姫で、将門の蘇生を願うものだった。蘇生した将門と安倍晴明らとの大立ち回りとその後の宙乗りには迫力があった。
安倍晴明=中村隼人、源博雅=市川染五郎、平将門=巳之吉、夜叉姫=中村壱太郎、
久々客席も昼夜の二部制に戻り、ほぼ満席だった。(写真:K5)
新調された緞帳。東山魁夷の絵らしい。(写真:K6)

「文京つつじ祭」

「文京つつじ祭」
そろそろ見頃なのかと毎年訪れる根津神社を訪問した。地下鉄千代田線根津駅で下車したが、階段ばかりで往生しました。本当に困った路線だ。エレベーターもエスカレーターもない。漸く地上に出て歩き出す。4-500mだが、これがまた中々歩けない。痛い膝を引き吊りながら何とか歩いた。
鳥居前です。(写真:B1)
混んでますね。(写真:B2))
5-6分咲きかなあ。でも綺麗だ。(写真:B3)
境内左側の斜面に植えられた多数のつつじが彩を増している。(写真:B4)
(写真:B5)
(写真:B6)
正門です。(写真:B7)
千本鳥居だ。(写真:B8)
(写真:B9)
本殿です。(写真:B10)
外国人が多いのが今年の特徴でした。
今、東京は本当に外国人観光客が多いです。もうコロナ前のような感覚になってきています。彼らも公共交通機関を上手く利用しているので、都バスにも結構乗ってきます。大体根津神社にまで来るとは思いもしませんでした。よく調べていますね。驚きでした。日本を楽しんでくださいね。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「春爛漫、花も満開」

「J  REPORT 2023 4月第2週号」 
「リタイアメント・ノート 13年10ヶ月目」
「VOL.1311 SINCE AUG.12th、1983」
「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。

5月19日に膝の手術を聖路加国際病院で行うことになりそうです。

「春爛漫。花も満開」
自宅前の道路脇に最近造られたのが花壇、このような囲いに花が植えられていた。これは地元のボランティアの人たちが行っているもので、それを江東区が応援しているものだ。今はチューリップが咲き誇っている。
桜は陸上では桜吹雪、水面では花筏からと、葉桜になろうとしているが、その下で花々は咲き誇っていた。(写真:A1)
(写真:A2)
(写真:A3)
(写真:A4)
(写真:A5)
(写真:A6)

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年29作目)
同志に騙され国と娘を失った男が仲間を集めて敵討ちに出る。魔法使いを駆使しての戦いの末に得たものは?とにかくハチャメチャな映画でした。

「生きる LIVING」(TC日比谷にて)私的評価★★★★★(今年30作目)
黒澤明督の「生きる」のリメイク。1953年のロンドン。市民課の課長は医師から末期がんで余命半年と告げられる。これまで真面目だけで過ごして来たが、何のために生きてい来たのか?と考え己の生き方を見つめなおす日々。そして見出したのは市民に貢献することだった。本当に素晴らしい映画を黒澤監督は造ってくれたものだ。確か日本の作品では主役は佐分利信だったかな?

「ザ・ホエール」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年31作目)
妻と当時8歳の娘を捨てて男の元に走ったのが、ぐぉ現在過食症で270Kgを超える体重のチャーリー。そこに突然17歳になった娘が現れる。残された日々のないのを知る男は娘との絆を回復しようとするが、すれ違いとなる。生きてきた目的な何だったのか?最期に娘に本当の愛を伝えたいのだが。話しの内容な大したことはないが、流石アカデミー賞主演男優賞獲得しただけはあった。

4月7日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「ザ・ホエール」、「ダークグラス」「バリタクシー」、「ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう」、「仕掛人、藤枝梅安2」「ノック 終末の訪問者」「世界の終わりから」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第ニ部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
4月大歌舞伎第二部を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。
5月での家族全員でのハワイ行きは妻の入院もあり、今回は見送りました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「晩節遍路」(佐伯 泰英 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年38作目)「吉原裏同心」シリーズ第39弾

「百人組頭仁義」(井原 忠政 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年39作目)「三河雑兵心得」シリーズ第11弾

「あの絵のまえで」(原田 マホ 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年40作目)

「若殿の名」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年41作目)「おれは一万石」シリーズ第24弾

「七人展」

「七人展」
さいたま在住のS氏とは2012年12月にスペインからポルトガルの旅で知り合った。趣味は写真だそうだ。大型のカメラを持参しあちこちで撮影されていた。そんなS氏から奥様がお亡くなりになったという連絡は昨年頂いた。そしてこの4月に東京交通会館で奥様の遺稿を展示する会を開くのでという招待状を受け取り伺った。
そのスペインポルトガルの旅のメインはフランスからスペインに向かう巡礼の道の終着地「サンチャゴ・デ・コンポステーラ」だった。帆立のマークが道路にあり、それが目印となって聖地へと向かう巡礼者たち。そんな旅で知り合ったS氏。聞くと昨年膵臓癌が見つかり、名古屋の有名な医師を頼り手術したが、残念ながら昨年4月にお亡くなりになったという。その遺稿の展示会が「七人会」だった。(写真:A1)
亡き奥様は書家だった。その作品の幾つかをご紹介しよう。(写真:A2)
(写真:A3)
奥様は美人でした。(写真:A4)
(写真:A5)
(写真:A6)
書には全く疎い私には書の良しあしは分からないが、独特の感性を持たれていたということは理解できた。ご冥福をお祈りします。

「G46の集い」

「G46の集い」
その集いは2019年以来4年振りのものだった。我々昭和46年卒体育会の仲間たち、74歳か75歳の老人と言っていいのだろうが、卒業年度に合わせて毎年4月6日に開催されていたのだった。コロナ禍、3年の空白を埋めるべく、集まった場所はホテルニューオータニの「ガンシップ」だ。(写真:C1)
ガンシップの絵だ。(写真:C2)
司会の方々、ご苦労様でした。(写真:C3)
それでは塾歌斉唱、指揮は元応援指導部。(写真:C4)
そして本日の講師は世界空手連盟、事務総長、我々の2年先輩だ。内容は「空手、オリンピック種目化への道のり」だった。(写真:C5)
聞き入る仲間たち。(写真:C6)
(写真:C7)
講演するN氏(写真:C8)
当初外されていた空手がどうして東京2020で開催できるようになったかという裏話だった。
会の開催と皆様の健康に乾杯。(写真:C9)
美しき女性たち。(写真:C10)
私はと言えば、膝の痛みに耐えかねて、早々に退出させてもらった。立っての懇談は無理だとこの時悟ったのでした。

「満月」
4月6日は満月でした。東の空に真ん丸の月が登りました。(写真:満月)

以上、勢古口が東京からお送りしました。

「憧憬の地、ブルターニュ」

「J  REPORT 2023 4月第1週号」 
「リタイアメント・ノート 13年10ヶ月目」
「VOL.1310 SINCE AUG.12th、1983」
「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。

「憧憬の地、ブルターニュ」
雨の日曜日、流石にこんな日には上野は空いているだろうと思って上野駅公園口を降りたのだが、全く逆で人でいっぱいだった。雨の桜見物なのだろうか?
私が向かったのは国立西洋美術館で開催中の「憧憬の地、ブルターニュ」展だった。(写真:A1)
(写真:A2)
「ブルターニュ」はフランス北西部にある半島を中心とした地方だ。この地に多くの画家たちが訪れて描いた絵画が沢山出展されていた。(写真:A3)
副題は「モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」。
それでは観ていこう。写真撮影可のものもあり、それらをご紹介しよう。
クロード・モネ「嵐のベリール」(写真:A4)
クロード・モネ「ポール=ドモワの洞窟」(写真:A5)
ポール・ゴーガン「海辺に立つブルターニュの少女たち」(写真:A6)
ポール・セリュジュ「ブルターニュのアンヌ公への礼賛」(写真:A7)
ポール・ゴーガン「ブルターニュの農婦たち」(写真:A8)
モーリス・ドニ「若い母」(写真:A9)
モーリス・ドニ「花飾りの船」(写真:A10)
シャルル・コッテ「悲観、海の犠牲者」(写真:A11)
リュシアン・シモン「庭の集い」(写真:A12)
リュシアン・シモン「ブルターニュの祭り」(写真:A13)
日本人の画家たちもブルターニュにやって来ていた。
黒田清輝「ブレハの少女」(写真:A14)
久米桂一郎「ブレハ島」(写真:A15)
久米桂一郎「林檎拾い」(写真:A16)
山本鼎「ブルトンヌ」(写真:A17)
小杉未醒「楽人と踊子」(写真:A18)
雨なのに意外や意外、沢山の人たちで賑わっていました。中々の力作揃いで満足しました。私自身は絵心もないので観るだけですが、納得の展覧会でした。
6月11日まで開催しています。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ロストケア」(UC豊洲にて)私的評価★★★★(今年28作目)
ロストケアとは喪失の介護ということ。自分の父親を含めて42人もの老人を殺した男。彼の主張は「自分は彼らを救った」というものだった。何故ならば、それら老人たちは自らにもまた周囲の人間にも苦難を与えているから、それらから救ったのだと。対する検事との意見の対立が見所。介護に疲れ切った人たちも救ったのか?被害者家族には確かに救われたという意見もあったのだが。

3月31日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「生きる LIVING」、「トリとロキタ」「エスター ファースト・キル」、「屋根の上のバイオリン弾き物語」、「ケアを紡いで」「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」「GOLDFISH」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第ニ部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
4月大歌舞伎第二部を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「領地の乱」(佐々木 裕一 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年33作目)「公家武者信平ことはじめ」シリーズ第12弾

「浪人奉行 十四ノ巻」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年34作目)「浪人奉行」シリーズ第14弾

「傷痕」(北方 謙三 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★★(今年35作目)「老犬」シリーズ第1弾

「菩薩の顔」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年36作目)「ごんげん長屋つれづれ帖」シリーズ第6弾

「神奥の山」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年37作目)「大江戸定年組」シリーズ第10弾

「3月度神奈川会」

「3月度神奈川会」
今月も神奈川会の日になりました。今日の主人公であるS君、元信託銀行マン。(写真:B1)
主催者で元商社マン、元証券マン、元大学教授と多彩なM君。(写真:B2)
元小学校校長のN君。(写真:B3)
元総合電機メーカー経理マンのK君。(写真:B4)
元損保マンのA君。(写真:B5)
現役の医師であるT君。(写真:B6)
皆中学の同級生だ。本日はS君が信託銀行とはという内容を話した。結構難しいことばかりで理解し難かったが、所謂金融の世界の一部であり、その変化も時代と共にあるということを認識させられた話しでした。ではまた来月に。(写真:B7)
今回は7名の参加で、本来は10名が加入している神奈川会でした。

「さいたまで花見」

「さいたまで花見」
その日は天気予報と違い、朝から雨が降り続いていた。それでも昨年も行ったさいたまの川沿いの場所に向かった。
桜は満開で美しかったが、生憎雨は降り止まず、がっかりだった。(写真:C1)
(写真:C2)
(写真:C3)
4S会での花見は結局場所を移すことに。スーさん弟さんが場所取りをしてくれたのに残念です。(写真:C4)
サーさんとスーさんも雨に濡れた。(写真:C5)
スーさん弟さんが撮ってくれた写真は3人です。(写真:C7)
近くのスーパーマーケットのイートインコーナーです。(写真:C8)
(写真:C9)
昼を過ぎても依然として雨は止まない。解散したのは薄日が出ようかという時でした。
まあ残念だが、だれの責任でもなく自然相手ですから、仕方がない花見でした。
以上、春本番の東京から勢古口がお送りしました。