「光風展」

「光風展」
また例年通りの季節が訪れた。六本木の「国立新美術館」で開催された絵画展「光風展」に岡山の知人F氏がまたまた連続しての入選記録を更新した。今回の絵も「お寺の山門」を描いたもので、「悠久の時、曹源寺」だ。毎年同じ題材で挑んでいる大作だ。いつもながら、素晴らしい絵が沢山ならんでいて、思わず立ち止まって見入ってしまうものもあり、春の暖かさに誘われたのか大勢の人たちで賑わっていた。

「小さな映画館の賑わい」
銀座4丁目「和光」の裏通りにある小さな映画館、それが「シネスイッチ銀座」だ。地下と3階に二つの劇場がある。今、その映画館が大賑わいだ。地下では「チョコレート・ドーナッツ」を、3階では「世界の果ての通学路」を上映しているからだ。どちらの映画もマニアックな映画だが、前者は「カンヌ映画祭」で好評を得た。後者は口コミで人気が高まり、これまではこの銀座と名古屋だけでしか上映していなかったが、全国30館で上映されることになったという。銀座の裏通りに券を求める人たちの長い行列が出来ていたし、席は満席状態だった。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「名探偵コナン 異次元のスナイパー」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年63作目)
超すご腕の狙撃者が起こす暗殺事件をコナンが解決する。いつもの展開だ。

映画「チョコレート・ドーナッツ」(シネスイッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年64作目)
ハッピーエンドが好きな少年は、知能が遅れた太ったチビだった。母親は薬物中毒で育児放棄、そんな少年の養育を願い出たのは、ゲイの男性二人だった。ゲイへの偏見から警察も裁判所も彼らの養育権を奪う。哀しい、本当に哀しい物語でした。いい映画だった。多分1970年代のお話しだ。

映画「8月の家族たち」(シネシャンテ日比谷にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年65作目)
父親が自殺し、その葬儀のために集まった家族たち。母親は軽度の認知症と薬物中毒気味。娘3人のそれぞれの家庭にも問題がある。叔母、叔父、従姉妹たちが絡まって暑いオクラホマの田舎を熱くする。今年のアカデミー主演女優賞(メリル・ストリープ=母親役)、助演女優賞(ジュリア・ロバーツ=長女役)にノミネートされた作品。

映画「キャプテン・アメリカ」(TOHOシネマ日本橋にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年66作目)
アメリカの人気コミックの映画化第何作目かな?今回は旧ドイツ残党が世界征服を狙うのを阻止するというお話し。まあ荒唐無稽だから気楽に観てね。

映画「シャドーハンター」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年67作目)
悪魔たちを狩る者たちの物語。これも荒唐無稽でした。どうしてこんな映画を作るのか?また観るのか?

映画「ワールズ・エンド」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年68作目)
まあ、お笑い沸騰でした。酔っ払いたちがエイリアンをやっつけるというもの。アメリカンジョークだね。

日経新聞4月25日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「キャプテン・アメリカ」が4つ星、「テルマエ・ロマエ?」が3つ星、「アメイジング・スパイダーマン2」が3つ星、「バチカンで逢いましょう」が3つ星、「相棒・劇場版?」が3つ星、「神宮希林・わたしの神様」が3つ星、「ナンバーテンブルース・さらばサイゴン」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年2回目」
「鳳凰祭三月大歌舞伎」夜の部「盲長屋梅加賀鳶」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「冥府に候」(鳥羽 亮 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年90冊目)「首斬り雲十郎」シリーズ第1段

「ナイン・ドラゴン(上)」(マイクル・コナリー著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年91冊目)
流石、コナリーだ。実に面白い。舞台はロスと香港。

「ナイン・ドラゴン(下)」(マイクル・コナリー著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年92冊目)
どんでん返しが面白い。リンカーン弁護士まで登場させるとは凄い。

「冥府に候」(鳥羽 亮 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年93冊目)「首斬り雲十郎」シリーズ第2段

「巨大訴訟(上)」(ジョン・グリシャム 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年94冊目)
やはり法廷物では彼は超一流の作家だと改めて思った次第だ。

「巨大訴訟(下)」(ジョン・グリシャム 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年95冊目)

「遺言状の願」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年96冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第29段

「剣侠の人」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年97冊目)「剣客太平記」シリーズ第10段、完結編
最初は大したことないと思って読んでいたシリーズだったが、意外に面白く、終わるのが残念なくらいの物語だった。

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