「旅暦111話 宮古島の旅」 

「J  REPORT 2022 6月第2週号」 
「リタイアメント・ノート 12年12ヶ月目」
「VOL.1267 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦 第111話」「宮古島の旅」
日本の離島への旅は余りにも少ない。北から「利尻島」「礼文島」「壱岐の島」「屋久島」「沖縄本島」程度で瀬戸内海の島や江の島等は離島ではないので、これらを除けば5島位なのだ。まあこれから本格的に廻りたいと思っている。取り合えず佐渡島行きは予約した。そして今回は南海の離島「宮古島」の旅だ。
羽田からまずは沖縄本島へ。東京湾上から「うみほたる」が見える。(写真:A1)
横浜上空、ベイブリッジも見える。(写真:A2)
天気は快晴、晴れ渡っている。江の島だ。(写真:A3)
富士山にはまだ残雪が。(写真:A4)
東京から約2時間、沖縄に近づく。船が走っている。(写真:A5)
サンゴ礁の島が見える。(写真:A6)
そしてトランジットで宮古島へ着いた。この島、全てがサンゴ礁で出来ていて「山なし、川なし、ハブいない」島だそうだ。では水は?実は島の地下に膨大な水脈があり、降った雨の40%は地下に蓄えられているというのだ。だから水は地下からくみ上げて使うという。島と言うと海底火山の噴火で出来るものと思っていたが、サンゴ礁で出来た島もあるのだと知った。
宮古島諸島は8つの島を合わせて称し、人口5万4千人余。産業は「サトウキビ」、刈り入れは1月から3月。「葉タバコ」、そして「マンゴー」収穫は7月8月がベスト3だそうだ。今後はヒルトンホテルも進出し観光に力を入れるという。
まず向かったのは北にある「池間島」。そこには全長3.5kmの長大な橋が架けられていた。「池間大橋」(写真:A7)
この橋、人も歩けるのだが、車との境は白線のみ。危ないね。配慮が足りないよ。
人口約700人の池間島だ。
(写真:A9)
東側には「大神島」がある。(写真:A8)
その名の通り、ここでは神様の宿る島だという。人口は23名だそうだ。
次に訪れたのは西側にある「伊良部島」とその隣の「下地島」だ。ここにも橋が架けられていた。「伊良部大橋」(写真:A10)
(写真:A11)
伊良部島と下地島の間は狭い海峡になっている。最短50m、丁度引き潮時だった。(写真:A12)
下地島にある日本渚百選にも選ばれた「佐和田の浜」、多数の石がある。(写真:A13)
(写真:A14)
実はこれらの石は過去の津波の跡だという。津波で運ばれてきた石が数百個もあるのだった。
島にはもっと大きくて高い場所にも石があった。「帯石」というもので高さ50mもの丘陵地の端にあった。(写真:A18)
「通り池」(写真:A15)
内側の池は深さ約25m。(写真:A16)
外側の池は深さ約50m。(写真:A17)
二つの池は地下の穴で通じていて、更に外の池は外海にも繋がる穴があるというダイバー憧れの地だそうだ。
綺麗なビーチがあった。「中之島ビーチ」だ。(写真:A19)
宮古島とそれぞれの島を結ぶ橋は実は重要なインフラなのだ。交通は勿論だが、パイプで上水道、農業用水道、電力、通信等が通っているのだ。
夜は宮古島中心街の店に行った。まずは「泡盛」(写真:A20)
偶然、この旅のツアーコンダクターの女性と一緒になり、大いに盛り上がった。彼女、ニューヨーク在住で(夫がニューヨークにいるという)これまでは海外ツアー専門だったが、コロナ禍国内での仕事をしているという。秋からは本格的に海外ツアーも再開するという。お互い行った海外旅での共通の話題があるので、あっという間に1時間半も話し込んでしまった。
忘れていた。料理もありました。メインは伊勢海老半身です。(写真:A22)
その日は「梅雨の合間の中休み」ということで綺麗な宮古島の海も見ることが出来ましたが、バス車内からの写真が中心で写真の出来は良くありません。それでもご紹介しますか。
池間大橋近くの海。(写真:A26)
(写真:A27)
伊良部大橋近くの海。(写真:A28)
下地島の海。(写真:A29)
(写真:A30)