「知床半島」

「第四日目、8月26日、水曜日 知床半島」
今日は朝霧が凄い。(写真:D1)
行き先は知床半島。まずは「斜里岳」が見える。(写真:D2)
釧路からは釧網線で知床斜里に向かう。観光バスに乗り換える。
知床半島入口にあるのが、有名な「オシンコシンの滝」(写真:D3)
ウトロから半島横断の道路に入る。
知床自然センターに入り、まずは学術研究の成果を見よう。熊の食い残しだ。(写真:D4)
鮭の遡上。(写真:D5)
大きな木があった。(写真:D6)
ヒグマ。(写真:D7)
鹿。(写真:D8)
知床峠からは目の前に羅臼岳があり、晴れ渡っていた。こんな天気は実に珍しいという。(写真:D9)
峠道は冬は閉鎖される。半島のオホーツク側は2月になると流氷に覆われる。
冬は強風が吹くので、木々は低い灌木状態だ。(写真:D10)
知床峠からはロシア領の「国後島」が見えた。(写真:D19)
知床連山だ。(写真:D11)
(写真:D12)
右から羅臼岳。左が知床岳。気温30度と高い。でも湿度が低いからまだましだ。
知床五胡に行く。ここは安全のために高圧電流が周囲を流れる高架木道が一湖までの800mに渡り続き、観光客を楽しませる。おっ、鹿が食事中でした。(写真:D13)
知床にはヒグマが500~600頭いて、蝦夷鹿が2万から3万頭いるという。年間1200頭は駆除しているらしい。GPSを付けての生態研究も行われているという。鹿は8割が雌で、2割が雄だそうだ。今は雌は鹿の子状の夏毛だ。冬になると鹿の子がなくなるという。でも鹿に出会えてよかった。
湖に着きました。(写真:D14)
(写真:D15)
知床半島からの帰路、道端に雄の鹿がいた。(写真:D16)
(写真:D17)
(写真:D18)
雄は既に冬毛になりつつあり、首のあたりは黒くなっている。雄は春に角が外れて、その後頭から新しい角が生えてくるという。今は生えている途中だという。でも知床で雄・雌両方の鹿を観ることが出来てよかった。
「天国道路」という総延長28kmの直線道路があるという。正に天国に通ずるような道だ。日本で二番目に長い直線道路だという。(写真:D20)
斜里町に戻る。今から400年も昔のことだが、ロシアがアイヌと交易しているという事を知った江戸幕府は蝦夷地防衛のために「津軽藩」から100名強の武士をここ斜里に派遣したという。しかし津軽の冬とは全く違う環境に越冬できたのは1割しかおらず、皆死に絶えたという。そこで斜里では津軽藩士のために郷土芸能の「ネプタ」を飾って祭を行っているという。(写真:D21)
帰りの車内で嫌な野郎に遭遇。突然後ろの席から私の目の前に30cm位の望遠が付いたカメラを差し出して写真撮影をしようとした。人の迷惑などどこの空、自分の目的のためには人の迷惑など考えてもいない馬鹿者だ。それも迷惑行為を全く迷惑だと思っていない。更に席に割り込んできて写真と撮ろうとする。ふざけるな馬鹿者。こういうのが線路に立ち入ったり、人の庭先けに勝手に侵入する奴らなのだ。言っていることも日本語とは思えない幼稚な言語。どうしようもない若者たちだ。
釧路に戻り夕食に。地元の店「醍醐」に行く。この店はミシュランガイドで紹介していた店だ。
地場産食材のコースを選ぶ。
蟹足、海月、胡瓜の酢味噌(写真:D22)
釧路沖柳葉魚(写真:D23)
鮭たたき、北寄貝、鮃、生甘海老(写真:D24)
写真は釧路川の絵。(写真:D25)
皿(写真:D26)
目抜き西京焼き、はじかみ、葉唐辛子(写真:D27)
釧路沖母々鰈煮付け(写真:D28)
網走沖鯨竜田揚げ(写真:D29)
イクラご飯に厚岸沖浅利汁(写真:D30)
デザート(写真:D31)
以上でした。