「8月の中国西安にて」

「J  REPORT 2024 5月第2週号」
「リタイアメント・ノート 14年11ヶ月目」
「VOL.1366 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如くNO.7-2009年編・第5話、8月の中国西安にて」
中国で一番行きたかったのが「西安」だった。三国志とは後漢の時代に争った三つの国「蜀」「魏」「呉」のことで、蜀の劉備玄徳、魏の曹操、呉の孫権の覇権争いだ。そしてここ西安は三国志の劉邦の国でもある。彼の部下には諸葛亮孔明、関羽、張飛たちがおり、争い戦った都市だ。周囲を城壁に囲まれ昔そのままの姿が残っていて感動した。劉邦の墓も訪れた。
そしてもう一つが秦の始皇帝の墳墓と兵馬俑だ。近年発掘されたもので多数の兵士や軍馬や馬車などが粘土で造られ埋められていて亡き皇帝を守っていた。これは絶対に見ないといけないが、まだ発掘途中だというが素晴らしいものだった。何度も日本にもそれらの一部がやって来ているから、見られている方もおられようが、必見の遺跡だ。
最後にパンダの研究施設があるのがこの西安だ。ここから全世界にパンダが平和の使者として貸与されているのだ。日本でもお馴染みの場所だ。中国三千年の歴史の一部がそのまま残っているのが驚きだ。その他三蔵法師が持ち帰った仏典の収められている塔もあった。我々観光客がバスから降りると一番に駆け付けて来るのが土産売りたちだ。「千円、千円」と言いながら物を売りつけようとする。暴利だし、しつこいのには困る。その内に「不要、ブーヨウ」という言葉を覚えた。要らないという意味の中国語だという。私もブーヨウを連発した。
料理は所謂四川料理の里だから辛い物が多いが、それなりに美味しかった。もう一度行きたいと思うのが西安だった。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「キラー・ナマケモノ」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年28作目)
中米パナマの熱帯雨林で密漁により捕まったナマケモノがアメリカにやってきた。大学女子寮の寮長選挙の日にナマケモノが次々と女子学生たちを殺し始める。さあどうなるか?怖い?

「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年29作目)
実話だという。1852年のイタリアはボローニャ。当時はローマ教皇領だったボローニャで生まれた少年が6歳の時に教皇により拉致される。理由は0歳児の時に洗礼を受けてキリスト教徒になったからだというのだ。子供らの家族はユダヤ教徒だった。激しい裁判を争うが、拉致された少年はキリスト教に洗脳されてしまっていた。1870年にローマ国王軍が教皇を破りボローニャは解放されたが、既に成人した少年はユダヤ教徒へと戻ることを拒否した。運命に翻弄された少年と家族を描く。思わず母親の愛と少年の宗教観に涙した。

「ゴジラ対コング 新たなる帝国」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年30作目)
話しの筋はまあどうでもいいが、地下空間の世界に君臨する悪ゴリラ群に対して人間を守るキングコングとゴジラ、それにモスラが戦いを挑むというプロレスのような映画でした。流石ハリウッド、特殊撮影は日本版ゴジラとは比べ物にならない凄さでした。

「人間の境界」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年31作目)
2014年からこれまでにEUに空、海、森から入って来た難民で死者は約3万人に及ぶ。2021年冬、シリア難民の一家がベラルーシから国境を越えてポーランドに入るが、そこで待ち受けていたポーランドの国境警備隊が捉えて逆にベラルーシに押し戻す。すると今度はベラルーシ側がポーランドへとまた戻すと言った具合で行ったり来たりの連続で疲労困憊しやがて死者が出る。だが22年2月のロシアのウクライナ侵攻後は約200万人のウクライナ難民がたった1か月の間にポーランドに入った。これは何なのか?非人道的な行為がこの間に行われていた事実を突き付けられて日本人は何を考えるかを問う映画だった。現題は「グリーン・ボーダー」。森は果たして国境なのか?それとも人間の壁なのか?

また、5月3日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「異人たち」「青春」「霧の淵」「辰巳」「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」「マンティコア」「怪物」「あまろっく」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。(写真:K四月)
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「極付番隨長兵衛」「毛抜」他を観劇予定。(写真:K五月)

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
7月に釧路に長期滞在を、8月には家族全員で壱岐の島へ旅する予定。通院の予定があるために、旅行は難しいですね。
海外には2月にハワイに行きました。次のハワイは9月の予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「試練の初手柄」(早見 俊 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年59作目)「剣客旗本と半玉同心捕物控」シリーズ第1話

「大久保家の人びと 天下動乱の父子獅子」(井川 香四郎 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年60作目)

「大掃除と家族会」

「大掃除と家族会」
ゴールデンウイークを利用して大掃除を行った。主に私の服を処分するとの娘の着物類の処理だ。私の分は闘病生活で痩せて着られなくなったスーツ類等を大量に捨てた。1着だけスーツをデパートでサイズ直しをしてもらい着られるようにしたが、他のは捨てるしかないし、もう着る機会はないだろう。また娘の着物は実際は妻の着物なのだが、当然娘が引き継いだものの、直しがこれも必要だし、処分対象とした。そうしたらある結婚式の写真が出て来た。そこに私の父の祖母、即ち私の曾祖母が映っていた。びっくり。(写真:曾祖母)
写真の女性の後ろにいるのが父だ。曾祖母80代後半だろうか?
中学に入った孫娘が何とバレーボール部に入部したというから驚きだ。運動嫌いだったがどういうことか、でもよいことだ。特に団体スポーツをすることは良いことだと思う。
久々に家族で食事会を開いた。次男が予約したのが築地の「すしざんまい奥の院」だ。(写真:A1)
もともと料亭だったところを改築した店のようだ。(写真:A2)
長男は地方勤務なので今回は欠席だが、家族10名が集まった。(写真:A4)
(写真:A6)
(写真:A7)(写真:A12)
子どもは直ぐに大きくなる。あっという間に大人だ。

「フットボール同期会」
「昭和の日」は例年アメリカン・フットボールの早慶戦が駒沢陸上競技場で開催されている。諸般の事情があり、5年振りの開催となったが、試合は早稲田の完勝に終わってしまい非常に残念ではあるが来年を期そう。さて本日の集まりは大学フットボール部の同期の仲間たちとの場だ。自由が丘のイタリア料理店に集まり、昔話しに花を咲かせた。
今回の出席者は7名(内1名は一年先輩のT氏)。2名は物故者となっていて、その他2名の消息不明者がいる。欠席4名を含めて14名が同期だ。でも利害関係のないこういった仲間との付き合いは本当に楽しみだ。お酒が飲めない私は食事と会話に加わるだけだがそれでも楽しい一時だった。
仲間たちだ。(写真:B1)
(写真:B2)
(写真:B3)
皆元気で来年もまた会いましょう。(写真:B4)

「癌闘病記ー第14回」

「癌闘病記―第14回」
体調はほぼ回復したが、抗癌剤の副作用には相変わらず悩まされている。本当に癌は拡大していないのか、或いは拡大したのか?さてどうなっているのかが今後の焦点だろう。癌との戦いは続く。
それでも体重復活と共に動けるようになり、映画にも出掛けられるようになった。もう少し活動範囲を増やせるように努力します。絵画も観に行きたいし、本当はやりたいことが一杯あるのですが。

「すしざんまい奥の院」

「手前勝手世界食物語、第670話」
「すしざんまい奥の院」
家族会で集まったこの店、私は初めてだった。和室に椅子を持ち込んだ部屋でのコース料理だ。
「サラダ」と「生牡蠣」(写真:A3)
「刺身盛り合わせ」(写真:A5)
「焼き海老」(写真:A8)
「海老シンジョウ」(写真:A9)
「揚げ物」(写真:A10)
メインは勿論「握り寿司」(写真:A11)
味はまあまあだが、サービスがアルバイトのようで要領を得ないし、質は落ちる。注文も今流行のデジタル化だし、何かしっくりこない店でした。値段だけは立派でしたよ。
以上、大型連休後半は好天に恵まれた東京から㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー8月の台湾編」

「J  REPORT 2024 4月第5週号&5月第1号」
「リタイアメント・ノート 14年11ヶ月目」
「VOL.1365 SINCE AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如くNO.6-2009年編・第4話、8月の台湾にて」
初めての台湾だった。これが同じ中国系の人が住む国なのだろうかと思うほど、中国本土とは違っていた。何がって?全てだ。今回は北部台湾で台北中心の短い旅だった。その昔日本統治下だったこともあり、日本風の温泉あり、日本を彷彿とされられるところもあったが、やはり蒋介石の記念碑や遺品はきちんと管理されていた。一番観たかったのは北京の紫禁城から持ってこられていた宝物だ。蒋介石が日本軍との戦いの際に避難させた宝物類で中国国内を巡り巡って台湾にやって来ていた。有名な翡翠の彫刻類は本当に素晴らしかった。宝玉の数々に感動しきり。移動の際、重たい物は全て北京に残して来たから、北京のは余り価値のない物ばかりだったと記憶している。
その後世界各地で会う中国本土の旅行客のマナーの悪さと比較すると台湾の人たちのマナーは良かった。特に食べ物の食べ方には後々閉口することになる。兎に角ご存じの通り風習なのだろうが汚い食べ方には参った。
太平洋側に「九份」いう古い街がある。日本のアニメ「千と千尋の神隠し」の背景で使われた風景なので観光客も多いのだが、台風来襲で大雨だった。その後3回ほど台湾を訪れたが、この九份ではいつも雨だった。
二輪車の多さにも驚かされた。道路中を縦横無尽に走り回っていた。若くて活力を感じた台湾でした。

「世界の裏ニュース」
漸く米国議会でウクライナ支援が決まったようだが、何故ロシア寄りの考え方をする共和党議員がいるのかが不思議だ。トランプの影響なのだろうか?ところがある裏話しによると、まずアメリカ人にとってはヨーロッパのウクライナなどどうでもよいのだそうだ。必然性もないし利益もない戦いなのだという。但し兵器業者にとってはドル箱なのだろうが。元々ロシアとウクライナとの間には長年に亙る確執があり、1162年からの民族、言語、宗教、慣習の違いもあり、更にロシアの資源を巡る争奪戦にソ連崩壊後に欧米資本家が進出して強奪したという歴史があり、むしろそれをロシアに取り戻そうとしたプーチンの方が正しいというのだそうだ。従って、ロシアの資源等を巡る対立が根底にあり、それがウクライナのNATO加盟問題に発展した結果が今の戦争だという。そういった歴史を知らない我々には中々理解し難い問題のようだ。また戦況だが圧倒的にロシア優勢で進んでいて日本人は欧米メディアのプロパガンダに惑わされていると言ってよいようだ。そこにアメリカの大統領選挙が絡んできて、支援派のバイデンと反対派のトランプとの争いになっているらしい。いずれにしても日本人が余り深く関与すべき問題ではないのだろう。米大統領選挙もトランプ有利に進んでいるようで、どちらか一方に加担することが良いとは思えないのだが。果たして皆様はどう考えますか?

「今週の映画と本」

「ブルーロック/EPISODE凪」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年26作目)
発行部数3000万部の漫画の劇場版だそうだ。日本をサッカー・ワールドカップで優勝させるために集められた高校生から世界一のストライカーを選抜させるというお話しの天才少年・凪の部だという。

「異人たち」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年27作目)
山田太一氏の作品の英国版リメイクだ。ロンドンの高層アパートに住む二人の男性。共にゲイだ。アダムは12歳の時に両親を交通事故で失っている。そんな彼が昔の自宅を訪ねるとそこには両親がいた。3人のその後の回顧録が両親と彼の心の動きを明らかにしていく。一方、片方のゲイのハリーと肉体関係を持ったアダムの感情の変化も見逃せない。妄想の世界と現実の世界が交差する不思議な映画だった。

また、4月26日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「悪は存在しない」「エドガルド・モルターラ」「ラジオ下神白」「システム・クラッ「シャー」「マウリポリの20日間」「正義の行方」「ゴジラxキングコング新たなる帝国」「青春18x2君へと続く道」「ミセス・クルナス」「無名」「リバウンド」「推進ゼロメートルから」「革命する大地」「バジーノイズ」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。(写真:K四月)
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部を観劇予定。(写真:K五月)

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
7月に釧路に長期滞在を、8月には家族全員で壱岐の島へ旅する予定。通院の予定があるために、旅行は難しいですね。
海外には2月にハワイに行きました。次のハワイは9月の予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「フルスロットル」(ジェフリー・ディーヴァ― 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年54作目)

「忘れえぬ」(小杉 健治 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年55作目)「風列廻り与力・青柳剣一郎」シリーズ第66話

「南町奉行と酒呑童子」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年56作目)「耳袋秘帖・南町奉行」シリーズ第9話

「めおと旅籠繁盛記」(千野 隆司 著)小学館文庫 私的批評眼★★★★★(今年57作目)「同」シリーズ第1話

「意趣」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年58作目)「惣目付臨検仕る」シリーズ第6話

「緊急車両にも止まらない日本人」

「緊急車両にも止まらない日本人」
ドイツを旅した時だった。道路の右側歩道寄りに1m弱の自転車専用レーンがある。一般的にヨーロッパは平地やなだらかな丘陵地帯が多いせいか自転車の利用度が高い。ドイツも同様でそのレーンでは自転車は信号や横断歩道がない限り優先的に走れる。だから歩行者は立ち入り禁止なのだが、日本人はそんなことにお構いなくぼけーっと立っていることがある。これは非常に危険なことなのだが、日本人の理解度は低い。事故が起きても自転車側は罪に問われないという。
さて本題に戻そう。日本では交差点で緊急車両がサイレンを鳴らしながら走って来ても誰も除けないし、緊急車両より早く通過しようとする。そして緊急車両の方が一時停止している。これは変ではないか?緊急車両が当然優先だろう。何故なのか?日本人は保護され過ぎているからだし、自己責任に対する認識が薄いからだろう。緊急車両が来たらまず譲り車両を通過させるのが当たり前だろう。法的なことに余りにも甘いのが日本だ。だから緊急車両もそうだし、警察官の銃使用についても一般人の受け止め方の優先度が低過ぎると思っている。
それと海外で日本人は横断歩道を渡る時に車が来ると走ってしまう。車は必ず止まるから走るのが一番危ない。それなのに何故日本国内では緊急車両より自分を優先させるのか?私には理解不能だ。

「癌闘病記ー第13回」

「癌闘病記―第13回」
変化なし。抗がん剤治療を続けています。癌宣告を受けてほぼ一年。まあ元気になってきたので、当分死亡することはないだろうから、最初の一年は生き永がらえたと言えよう。さあ後何年生きられるか?

「神奈川会をまた開催」
二月に3度開かれているこの会は、毎度ご紹介している通り中学の同級生の集まりだ。横浜は野毛の「海とはたけ」という店で開いている。前々回は体調不良で全く食べられなかった私だが、今回は食欲もあり元気に過ごせた。まあ、75歳を超えた老人の集まりだが皆元気だ。私も継続して出席出来るように頑張る。(写真:A1)

「仙台会はI氏の三回忌」
多分もう80回以上は開催している会だ。30年以上も前から行っているのだから。主催者だった元の上司のI氏が亡くなったのが一昨年の4月で、今年は三回忌に当たる。部下だった仲間たちでI氏を偲んだ。(写真:A2)
今回は自らの病気の発表会になってしまった。皆何か所か悪いところを持っていて男性特有の前立腺癌は私以外全員が経験ないし闘病中だった。
以上、いよいよ大型連休に入る東京から㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー2009年編7月の韓国」

「J  REPORT 2024 4月第4週号」
「リタイアメント・ノート 14年10ヶ月目」
「VOL.1364 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如くNO.5-2009年編・第3話、7月の韓国にて」
韓国にはこれで3度目だった。1度目はソウル、2度目は釜山で共に仕事での訪韓だった。今回はプライベートな旅でソウル市内とその周辺を旅した。観光地の梨泰院や江南よりも王朝跡を復元した地域には興味があった。それと南大門などの庶民的な場所には韓国の匂いに溢れていた。1度目のソウルは5月の連休中だったので、丁度ソウルはその時期白い花(何の花かは知らない)が散っていて雪の如く地面を覆っていたのを覚えている。仕事で行っているので夜の接待での高級料理店とキーサンパーティも記憶にある。一番驚いたのは韓国では器を手に持って食事しないということだった。箸でのみ器から物を摂る。左手は使わない。それと隣の女性が箸で客に食べさせるのにも驚いた。客は手を全く使わなくてもよいのだ。それらは皆若い頃の出来事だったが、こんな風習は今もあるのだろうか?
博物館を訪れた時に白髭の老人が突然日本語で話しかけて来てこれまた驚いた。多分植民地時代に教育を受けた人だったのだろう。日本と韓国の複雑な関係を改めて知ることになった。
庶民の味方は市場だろう。色々なものが売っていると同時に屋台風の食べ物屋があり、いい匂いをさせていた。しかし一番困ったのはニンニクの匂いが抜けないことだった。空港に着いた時からニンニク臭かったが、数日すると自分もニンニクまみれになっているのか、人の匂いが気にならなくなる。ところが日本に帰国すると家族からは非難ごうごうだった。身体中からニンニクが溢れていたらしかった。食べ物はまあ美味しかったと言っておこう。