第11日目

第11日目 5月28日(月曜日)  3?3
ところで今回のツアーも終盤戦だが、本当に「女性のパワー」には感服させられる。ツアーメンバー24名のうち、女性単独客6名、男性単独客2名(含む私一名)、夫婦7組、母娘1組の告ャだ。圧倒的に女性陣が多い。これはどのツアーも同じようなもので、今や日本女性は世界を闊歩しているといっても過言ではない。女性は長生きし、旅行や食事でエンジョイし、正にフルパワーを発揮しているのだ。さて、ラスベガスでは当然ながら「ギャンブル」は全くしなかった。現在のラスベガスでの配当率は95%だと言われているらしい。それでもやり続ければ、限りなくゼロになっていくので必ず勝利するのはホテル側だというのは火を見るよりも明らかだ。「勝てない勝負はしない」のが持論でギャンブルはやらない。そろそろ疲れもピークになりつつある。眠たい。今日はゆっくりの10時出発で「デス・バレー」に行く。その名の通り「死の谷」だからどんなところなのだろうか。途中「ワイナリー」に立ち寄り、12日振りにアルコールの洗礼を受けた。ワインのテイスティングだから勿論量を飲む訳ではないが、久々のアルコールに身体が震えた。なかなか美味しいワインで「白」「ロゼ」「赤」共に少量だったが楽しめた。その後、塩で完全に固まった湖「ブラック・ウォーター」で塩の上を歩き、少々塩を舐めて見た。ちょっと風味のある塩味だった。夕方4時半にはホテル到着。砂漠の中なのに「ゴルフ・コース」もあり、夜には「コヨーテ」も出てくると言う。遭遇に期待したい。今日は一日中「砂漠」の中を走っていた。気温40度の世界だった。この辺りは元々は「インディアン」の土地であり、その後「メキシコ」の領土となったものを、「アメリカ合衆国」が戦争で奪い取った土地だ。西部の大半はそうやって得た土地だという。まあ、18世紀から19世紀、敢えて言えば20世紀初頭まで「帝国主義」がまかり通っていた時代の産物がここあちこちに残されているのが現代という訳だ。一部の土地は「インディアン・リザベーション」としてインディアンたちに返されているが、元々不要になった土地を返還したに過ぎないということを一番知っているのがアメリカの人たちなのだろう。ここ「デス・バレー」もインディアン居留地の一部を国が借りて国立公園としているらしい。部屋の外の庭を「鳩」と「カラス」が歩いていた。あとで分かったが、カラスと思われていたのは違う鳥「なんとか?もどき」だった。残念ながら「コヨーテ」には会えませんでした。カリフォルニアに来てGASOLINE価格がユタ州より高いのに気が付いた。どうしてなのか?不思議でした。

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