「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年80作目)
20世紀初頭のアメリカは西部のインディアン保留地でのこと。突然石油が湧きだしインディアンたちは大金持ちになる。一方白人は労働者階級。そこにインディアンの石油を狙う奴らが現れ、次々とインディアンを殺して油田の権利を巻き上げようとする。白人の主人公はインディアンの娘と結婚し子供を3人授かる。だが叔父が油田の権利を狙って動き出す。それに巻き込まれる一家。果たして彼らは助かるのか?

「ザ・クリエイター 創造者」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年81作目)
AIが発達して人間より進んでいる世界。LAに誤って爆弾が落ち、人間対AIの戦いが始まる。AIと共存しようとするニューアジアの人々と人間主体でAI排除のアメリカとの戦いでクリエイターと呼ばれる最新鋭AIを破壊する命令を受けた男の物語。それは一人のAI少女だった。

10月27日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では、「愛にイナズマ」「サタデー・フィクション」「理想郷」「火の鳥 エデンの花」「ドミノ」「SISU/シス 不死身の男」「唄う六人の女」が紹介されていました。

また、10月27日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「私がやりました」「愛にイナズマ」「こいびとのみつけかた」「ドミノ」「Bi Gan/ビーガン」「海鳴りがきこえる」「青すぎ、青」「唄う六人の女」「さよなら ほやマン」「パトリシア・ハイスミスに恋して」「サタデー・フィクション」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」「こんにちは、母さん」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇。
錦秋十月大歌舞伎昼の部「天竺徳兵衛韓噺」「文七元結物語」を観劇。
吉例顔見世十二月大歌舞伎昼の部「マハーバーラタ戦記」観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、小諸に蕎麦の旅に、北の味を求めて釧路、そして更に福岡佐賀に行きました。
11月は南九州と、更に今年三度目の釧路へ1週間行きます。11月末から12月にかけて山形と、福島の会津若松、宮城の塩釜へと、そして再び福岡と佐賀へも行く予定です。
海外には8月にハワイに行きました。次の予定は来年の2月にまたまたハワイに行きます。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした。
「恋女房」(岡本 さとる 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年156作目)「八丁堀強妻物語」シリーズ第4弾

「殺される理由」(小杉 健治 著)二見文庫 私的批評眼★★★★(今年157作目)「栄次郎江戸暦」シリーズ第29弾

「友情」(小杉 健治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年158作目)「蘭方医・宇津木新吾」シリーズ第16弾

【本の処分のその後】
先日400冊の文庫本を売ったが、その結果が分かった。
私が送った本は400冊だったが、先方が確認した数量は363冊となっており、37冊がカウントされていなかった。
結論は査定金額5,710円ということで、いずれにしても14円~15円程度の単価での売却となった。まあ予想されていた通りだったので承認することにしたが、新品同様(私が一度しか読んでいない)の文庫本が50分の1以下にしかならないというのが現実だ。買い手はそれから利益を乗せて多分100円程度で売るのだろうが、致し方ないと諦めた。