「副作用?」

「副作用?」
肝臓癌の宣告を受けてから早5か月、禁酒してからも5カ月。抗癌剤治療を始めて約1か月半が経過した。これまで目立った抗癌剤による副作用は出ていないが、乾燥肌の影響もあり肌の痒みが酷い。まあいつものことだと思えば季節の変わり目には毎年起こることなのだが、一応医師に副作用かと問うたが保湿剤とステロイド剤を塗れということになった
効果があるのか分からないが諦めて指示に従う。
ところで今秋には再度PET-CTの検査を受けることにしている。昨年11月にも受けたが肝臓癌は見つからなかった。他への転移もあるかと思い、今回も受診することにしてある。同様抗癌剤の利用効果も見てみたい。
そしてその日がやってきた。大手町にある聖路加国際病院の施設での検査だ。PET-CTはブドウ糖に放射性物質を混ぜて静脈注射し、それをCTで全身撮影し癌を見つけるというのだ。癌は放射性物質で光るのだという。しかし癌によっては光らないものもあり、発見が難しいものもあるらしい。病院着に着替えて静脈注射後、約1時間安静にする。そしてCTでの撮影が最初23分。両手を頭の上に挙げて静止状態が辛い。休憩室で1時間安静にするのだが、医師の指示で再度CTでの撮影が追加された。これが6分。以上で終了だ。結果は後日通知される。果たして肝臓癌はどうなっているのか?抗癌剤の治療の効果はあったのだろうか?楽しみだ。