「再びのオールド・デリー」

「手前勝手世界食物語、第656話」
「再びのオールド・デリー」
暑い日が続くと食欲が落ちる。それを防ぐためにも暑い地方で食べられている香辛料一杯のカレーを食べに再び銀座のオールド・デリーを訪れた。(写真:S4)
夕食時だがまだ時間が早いため空いていた。(写真:S5)
今回もディナーコースを頼む。(写真:S2)
セットには2種類のカレーや肉類の他に「サラダ」と「ヨーグルト」と「ナン」が付く。
前回と違うのは辛さを増したことだ。前回は中辛だったが、チョイス出来る2種類のカレーの一つは「チキンバター・マサラ」、これは元々が甘いので激辛にした。またもう一つの「キーマ」は大辛だ。だがこれでも辛さは不十分だった。全て激辛でも決して辛くはない。本場のは多分もっと辛いはずだ。
「タンドリーチキン」と「シーク・ケバブ」(写真:S3)
ナンは「チーズナン」にした。(写真:S1)
チーズが一杯で満足でした。暑さを乗り切るのはカレー料理かもね。
カレーと言えば思い出すのが「アジャンタ」だ。今は麹町の日テレ通りにあるが、元々はインド大使館も近い九段坂上にあった。40年近く前に初めてアジャンタのカレーを食べた時の辛さと言ったら思い出しても辛過ぎて口の中が破裂したみたいな状態になった。でもカレーの辛さも慣れなのだ。カレー以外にも辛い料理はあるが、辛いのはやがて食べ慣れて来るから不思議だ。暑さは辛さで乗り切ろう。だってインドや東南アジアでは赤ん坊から子供でも辛い物を食べているのだから。
以上、いつまで経っても涼しくならない東京から㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。