「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「春に散る」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年64作目)
嘗ての「明日のジョー」を彷彿とさせる映画だ。元プロボクサーでアメリカ帰りの中年男と偶然遭遇した若者。男の強烈なパンチを浴びて、教えてくれと入門を迫る。その後若者を世界チャンピオンにさせるべく立ち上がった男と若者の二人の軌跡を追う。先が読めてしまうのが残念だ。

9月1日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「こんにちは、母さん」「福田村事件」「スイート・ホーム」「バカ塗りの娘」「私たちの声」「鯨のレストラン」が紹介されていました。

また、9月1日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「福田村事件」「アステロイド・シティ」「バカ塗りの娘」「ウェルカム トゥ ダリ」「私たちの声」「鯨のレストラン」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。
9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、小諸に蕎麦の旅に行く予定。
海外には8月にハワイに行きました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「捕り違え」(芝村 凉也 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年120作目)「北の御番所 反骨目録」シリーズ第8段

「武神」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年121作目)「鬼役伝」シリーズ第5段

「契り橋」(髙田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年122作目)「あきない世傳 金と銀 特別巻上」

「火曜日」

「火曜日」
早くも残すは3日になった。まずはJTBの事務所に行き、「ハイバス」なる乗り物について問い合わせをする。(写真:D3)
聞くとハイバスは昔の「OLIOLI」の進化系のようだ。現在4路線を走らせており、JTBとJALPACKのツアー客向けに運行させているという。勿論チケットを買えば誰でも乗れる。さらに調べるとJTBは主なホテル内に4か所ツアー事務所がありツアー客向けの朝食サービスも行っているという。なおワイキキにも専用ラウンジ(一人お水一本頂ける)があったので付け加えておく。
その後安売りの店を2軒回ったが結局何も買わなかったが、既に店内は「ハロウィーン」の飾りつけになっていた。(写真:D2)
途中で気付いたことだが、車の侵入を防ぐ柱があちこちにあった。(写真:D1)
アクセルの踏み間違いを防ぐためのものだが、これも歩行者を守るためか。ホノルルの交差点では歩車分離になっていて、車と歩行者が重なり合うことはない。こんなことが出来ない日本の警察って一体誰のために働いているのだろうか?車のスピードと便利さを優先する運送業界のためなのか、それとも歩行者の人命を守るためなのか?言わなくても分かるだろう、どちらが優先されるべきかと言うことは。
その後、楽天ラウンジのはしごをした。アラモアナとワイキキにあるラウンジだ。それぞれ一時間いられるし、マッサージ・チェアもあるので試してみた。痛い位でしたが、それなりに気持ち良かった。
5月以来入院と手術を2回経験し、歩行もままならなかったのが、ハワイで毎日1万数千歩も歩いたため、身体中が痛み出した。特に足はもうぼろぼろだ。
夕食は本日もアラモアナホテルの「シグニチャー」のハッピーアワーを利用した。窓際の席に案内された。ヨットハーバーが見える。(写真:D4)
ダイヤモンドヘッドも見える。(写真:D5)
注文したのは、「プライムリブ・アイ・ステーキ」と、「グリーンサラダ」、それに「ステーキ・タルタル」の3つだ。
まずは「グリーンサラダ」(写真:D6)
これが果物類も入っていて実に美味しい。たったの5ドルだ。
「ステーキ・タルタル」は牛生肉のタルタルを食べるのだが、日本国内では中々食べられないタルタルが嬉しい限りだ。(写真:D7)
ステーキは言うまでもない。熱々のプレートに乗せられたミディアムレアのアンガス牛の肉は文句なしでした。(写真:D9)
窓の下の運河ではカヤックか何かボートの練習をしていた。(写真:D8)
今日も満腹満足でした。
入り口にサーフボードが置いてあった。(写真:D10)
帰り道、救急車が通った。色は黄色の大型車で後ろにボートを牽引していたから、海難事故にも対応することが可能な車なのだろう。

「水曜日」&「木曜日」

「水曜日」
明日は帰国日。あっという間のハワイの旅。締めは何にするかなあ?
海に入る訳でもなし、ブランド物を買うでもなし、一日一度の食事のためにわざわざハワイまで来てと、思われる方もおられようが、この気候と爽やかな風が吹き、時間制限なしの暮らしに美味しい食事と正に極楽ではないか。のんびりと読書も楽しんだ。ニュースはネットを観ればいつでも分かるし、NHKのテレビも放送されているから日本と殆ど変わらないと言えば変わらない。まあチップ制度があるかないかの違いはあるが、これも慣れればどうってことはない。
アラモアナSCに「ムーミン」の専門店があった。(写真:F1)
アメリカで唯一の店だそうだ。(写真:F21)
フードコートのお話し。どこへ行ってもSCやモールには必ずフードコートがある。(写真:F2)
安いし早いのが特徴だったはずだが、アラモアナSCの一つのフードコートを観てみると人出はあるし、混雑している。(写真:F3)
しかし、その値段を観てみると大体$15ドル前後となっている。即ち1食2200円以上となる計算だ。これは高いね。ラーメン一杯がこの値段。それもレストランではない、サービスなしの店の値段だから驚くばかりだ。それが今のアメリカの実態なのだろう。
アラモアナ公園に行く。池がある。(写真:F4)
大きな木があり木陰が涼しそうだ。(写真:F5)
海は静かで人も少ない。(写真:F6)
ワイキキの浜とは随分違う。(写真:F7)
(写真:F8)
パラグライダーが沖を飛んでいた。(写真:F9)
昨日の夕刻、食事場所のシグニチャーから見た時沢山いたサーファーは今はいない。
ワイキキ側に目を向けると白い浜とダイヤモンドヘッドが見える。(写真:F10)
人も少ない穴場の浜か。(写真:F11)
椅子に座っていて、食べ物の屑を投げたら、ムクドリみたいな鳥が沢山やってきた。(写真:F12)
赤い鶏冠の鳥も来た。(写真:F20)
この赤を飾りにするために捕獲され絶滅危惧種になってしまった鳥だ。
さて、色々歩き回ったが、遂にハワイ最後の夕食となった。これまたいつも行く「ファイアー・グリル」に行く。バーではテレビでMLBが放送されていた。(写真:F13)
まずは「シーザー・サラダ」+アボカド。(写真:F14)
「サーモン」(写真:F15)
「BBQリブ」(写真:F16)
実はこのBBQを食べたいと思った理由は、もう20年以上前に何度も訪れたイギリス大使館近くの「トニー・ローマ」を思い出し、ワイキキのトニー・ローマの店が閉店して、そこのシェフたちがこの店に移って来ていて、有名なトニー・ローマのBBQを再現しているという話しを聞いたからなのだ。
アメリカを食べ尽くした感じがした。(写真:F17)
帰り道で観たいつもの光景。行列は「丸亀製麺」のうどん屋です。(写真:F18)
人気の店ですね。地元民が殆どだから凄い。
クジラが二頭空を飛んでいる壁画があるビル。如何にもハワイらしいビルです。

「木曜日」
帰国する日だ。ハワイの天候は実に気持ちの良いものだ。芸能人がハワイ好きになるのも当然か。兎に角あっという間の6日間でした。
空港で早速ラウンジに入る。取り急ぎ少しづつ食べ物を取ってきた。(写真:G2)
ラウンジ内。(写真:G3)
窓からはダイヤモンドヘッドが遠くに見える。(写真:G4)
亀の置物があった。ANAは12月からハワイ向け専用機種のエアバスA380を成田との間で通常運行を再開するという。この2階建ての大型機種だが、どうも羽田には2階へと続く高いタラップがないらしく、成田からの運航になるようだ。(写真:G5)
帰りは7時間の飛行で無事羽田到着しました。
以上、㔟古口がハワイからお送りしました。