「初映画鑑賞と外食」

「初映画鑑賞と外食」
退院後初めての日曜日、思い切って外出した。まずはTOHOシネマ日比谷で映画鑑賞した。ところが前の席との間が狭いので右足が延ばせず、痛くて、痛くてとても気分よく観賞とはいかなかった。これでは映画は最前列で観るしか方法がないことが分かった。
さて、初外食もしました。映画を終えて、本屋により文庫本を4冊買い求め、近距離だがタクシーで新橋の店に行く。「温野菜」はこのところ2週間に一回は来ているだろう。
久し振りの「ハイボール」(写真:A1)
食べるのは2色の鍋、食べ放題。(写真:A2)
この店の売りの一つがロボットの店内配送だ。(写真:A3)
最近あちこちで観られているロボット。時代の要請なのだろうか?

以上、梅雨入り宣言がなされた東京から勢古口がお送りしました。

「退院しました」

「J  REPORT 2023 6月第2週号」
「リタイアメント・ノート 13年12ヶ月目」
「VOL.1319 SINCE AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。

「退院しました」
入院から10日間が経った土曜日からは、リハビリは筋トレの域に入った。爪先立ち、膝の屈伸、脚の曲げ伸ばし、等々足の筋トレがきつい。そして杖による歩行も病室からリハビリ室までの往復も行うこととなった。

28日日曜日。主治医が訪れたので退院について聞いたところ、「もっと長くいてもいいんだよ」と言われたが、早く退院させてほしいと要望し、目安としては31日水曜日ということになりそうだ。助かるね。早く退院したいよ。
この日は午前中と午後の2回、病室の周囲(1周80m)をそれぞれ2周づつした。何とか歩き切ったが、疲れた。食欲はあり、完食している。

29日月曜日。リハビリの後、エコー検査がある予定だ。リハビリでは従来からの治療と同じでまずは張った筋肉を解すマッサージ。右膝の屈伸運動、踵立ち、階段上り下り、等々を行い完了。午後は自主トレだ。
医師が現れ、抜糸を行った。(写真:A抜糸)
その後31日に退院することを正式決定した。これで一安心だ。帰宅後は自主トレに専念しよう。

30日火曜日。いつも通りのスケジュールだ。兎に角1800kcalの栄養では腹が減って叶わない。採血を行った以外は順調に進んでいる。株価も上昇しており、含み益が増えているのが楽しみだ。退院後は2週間に一回リハビリに伺うことになった。
昼は火曜日なのでサンドイッチデーだった。(写真:Aサンド2)
床ずれのほうもかなり良くなりつつある。本日は着替えも自分一人で行った。家に帰れば一人でやるしかないから練習だ。まあ、家では動き回ることが体力回復の最大の方策だろう。

31日水曜日。娘に迎えに来てもらい午前10時に退院した。14日間差額ベッドなしの部屋だったので、安かった。何とか家に辿り着いたが、それだけで疲れ果ててダウンした。日常が戻るのはまだまだ先なのだろうなあ?
家でこまごましたことを行うだけで、もう動けない。情けないけれど今の実態です。

退院後の初日、1日木曜日。朝起きて牛乳を飲み、薬を服用したら、何もする気がしなくなりまた寝た。それでも漸く動き出し、初めての外出をした。バスで近くのイオンで買い物をして約1時間で帰宅したが、疲れ果ててしまった。本格的に体力が回復するのはかなり先になりそうだ。
ところで体重が更に減ったようだ。ベルトの穴を昨年二つ余計に開けてもらったのだが、それがもう全く役に立たないほどお腹が細くなっていた。

2日金曜日。聖路加国際病院の提携先である聖カタリナ病院に通院した。しかし、大雨の中、結局タクシーを利用した。ガーゼを替えてもらったりしてトンボ帰りで帰宅した。ちょっと歩いただけで疲れること疲れること、体力のなさに呆れてしまう。
ということで無事に退院はしましたが、日常生活を取り戻すのは先の話しだろう。兎に角体力回復があるのみだ。
来週からは、外出での取材活動はほぼ無理なので、これまでに考えて来たことを綴ることにします。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「メモリー」「TC日比谷にて)私的評価★★★(今年43作目)
主人公は「リ―アム・ニーソン」だが、最近生まれたアメリカの男の子の名前で一番多いのがリ―アムだそうだ。

6月2日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「怪物」「苦い涙」「ウーマン・トーキング 私たちの選択」「ロデオ」「ブラック・デーモン 絶体絶命」「プチ・二コラ パリがくれた幸せ」が紹介されていました。

また、6月2日付け日経新聞夕刊アートレビューには、「ぼくたちの哲学教室」「渇水」「ウーマン・トーキング 私たちの選択」「苦い涙」が4つ星、「怪物」「RODEO」「共に生きる 書家金澤翔子」が3つ星で紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部観劇予定。桟敷席の券を買った。猿之助の代役で従弟の中車の子供の市川壱太郎(かずたろう)の出番が決まった。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。
5月での家族全員でのハワイ行きは妻の入院もあり、今回は見送りました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「怪盗世直し衆」(幡 大介 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年68作目)「大富豪同心」シリーズ第26段

「高名の坂」(幡 大介 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年69作目)「大富豪同心」シリーズ第27段

「風葬」(北方 謙三 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年70作目)「老犬」シリーズ第2段

以上、台風の影響を受けた豪雨に見舞われた東京から勢古口がお送りしました。