「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「身代わり忠臣蔵」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年8作目)
こんなふざけた忠臣蔵もあるまい。松の廊下の刃傷事件で敵役の吉良も実は死んだという設定だ。そのため吉良家は御家断絶の危機に吉良家の弟を身替りに立てるという。まあ荒唐無稽の話しでした。

「カラーパープル」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年9作目)
20世紀前半のアメリカはジョージア州に住む黒人姉妹の物語。男性優位女性蔑視に黒人差別社会の中で生きる辛さを描きながら、徐々に強くなる女性たちをミュージカルで表現する。アカデミー賞ノミネート。

「瞳をとじて」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年10作目)
22年前に映画撮影のロケ現場から行方不明になった男性俳優を探すというもの。不明俳優と海軍でも一緒だった映画監督が出演したテレビ番組を観た高齢者施設で働く女性からの電話で不明男性と思われる人がいると知らされ、急ぎ現地へ向かう。男性は記憶喪失となっていたが、間違いなく本人に違いないと監督は思う。そこで俳優の娘にも連絡を取る。最後は過去の未完成フィルムの上映会となるのだが。果たしてその男は誰なのか?記憶は?

また、2月9日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「瞳をとじて」「一月の声に歓びを刻め」「フジヤマコットントン」「身代わり忠臣蔵」「夜明けの全て」「梟―フクロウ」「Firebird ファイアバード」「雨降って、ジ・エンド」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇予定。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
二月大歌舞伎を歌舞伎座にて観劇予定。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
海外には2月にハワイに行きます。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「ゆずり葉」(六道 慧 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年15作目)「公儀鬼役御膳帳」シリーズ第4弾

「かじけ鳥」(坂岡 真 著)中公文庫 私的批評眼★★★★(今年16作目)「うほっほ同心十手綴り」シリーズ第6弾最終編

「情死の罠」(小杉 健治 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年17作目)「素浪人始末記」シリーズ第2弾