「手前勝手世界食物語、第287話」

「SIAM」
今年2回目の訪問だった。日比谷のタイ料理店「SIAM」。本格的なタイ料理を食べさせてくれる店だ。店員も厨房の料理人も皆タイ人だ。勿論日本語は堪狽セ。いつもオーダーするのは「タイ風冷奴」と「生春巻」なのだが、たまには品を変えて「タイ風海老春巻」を注文した。丸丸海老が一本春巻の皮に巻かれたものが油で揚げられている。これをちょっと甘いタレで食べるのだ。〆は「揚げマナガツオの餡かけ」だ。流石に中心の骨は食べられないが、その他頭から尻尾まで食べられるというものだ。こんがり揚がったマナガツオに炒めた野菜に餡を絡めたもので絡みも丁度いい。いつも思うのだが、タイ料理店に来るお客の大半が女性陣だというのはなぜなのだろか?どうして男性客が少ないのか?理解に苦しむ。「タイ料理」は世界中で人気の料理店であることは事実で恐らく日本料理店より圧倒的に多いと思います。

「グアムの出来事」
グアムで悲劇が起きた。実は私もグアムには何度も訪れた。今回の事故現場の少し山手のほうの「PLAZA HOTEL」というのに宿泊してレンタカーで島中を巡ると共に食事にも色々な店に出掛けていたから、今回の事件はショックだった。グアムで思い出すのが、小さな「ベトナム料理店」だ。偶然入った店だったが、そこで出された「揚げ春巻」所謂「スプリング・ロール」が超大きくて(因みに一本が太さ3cm、長さ10cmほど)、これに「生のはっかの葉っぱや生のもやし」を挟んで食べるのだが、ボリュームも凄く大体いつも余ってしまい、持ち帰りしていた。だがこれが本当に美味しかった。そんな思いでも事件で霞んでしまった。恐ろしい話しだ。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「神経ブロック注射」

またまた「腰の話し」なのだが、調子が悪い時は100m歩くのになんと15分も掛かってしまう状態なのだ。今週も「聖路加国際病院の整形外科」を訪れた。昨年11月末に痛めた腰から下の痛みだが、ほぼ一ヵ月後の12月末に初めて整形外科に行って「痛み止めの飲み薬」を貰ったが、殆ど効果なかった。そして1月末には「更に強力な鎮静剤財」を貰ったが、これまた殆ど効果なし。2週間後の2月始めには「筋肉注射」をしたがこれも一時的にしか痛みを抑えられなかった。原因は「脊髄に溜まった水」の影響だという。そこで今週は「尾てい骨」の上の脊髄に「神経ブロック注射」という強力な注射をしてもらった。効き過ぎて3時間半ほどベッドから起き上がれなかったが、午後からは15分ほど歩くとまたまた痛みがぶり返してきてしまう。確かに効き方はあるのだろうが、一体どうすれば治るのか、と医師に問うたら、「みのもんたが同じ病気で手術した」ということだった。脊髄にある「水が溜まった袋」を取り除く手術で5?6日間の入院が必要だというのだ。また来週診察を受けた上で判断することになろうが、この歳で歩けなくなるのでは困ってしまう。「みのもんた」は「脊髄管狭窄症」で手術したということになっているらしいが、医師曰く私と同じ水が溜まった袋を除去したということだった。どちらを信じるのかは勝手だが。まあ根本的には「狭窄症』の一種だと言えば、その通りなのだろうが。水の袋で脊髄管が細く狭窄されているのは事実なのだから。

「孫娘」
久し振りにやって来た孫娘「栞」だが、活発に歩くようになった。どこへでも出掛けて行くから眼を離せない。数日後に保育園で「お遊戯」の会があるそうで、歌に合わせて躍るそうだ。楽しみだったが、熱が38.5度も出てしまい医者に行って残念ながらお遊戯には参加できなかったそうだ。それにしても贔屓目に見ても可愛くなったものだ。1歳3ヶ月、順調に成長しているし、歯も立派に揃ってきた。伸び伸びと育ってもらいたいものだ。おじいちゃんは「如何に遺産相続をして上げられるか」を真剣に考えています。合法的に沢山残してあげたいものだなあ。実はこの日、私は風邪のためにマスクをしていたのだが、これが孫娘に移ってしまったのだろうか?ごめんなさいね。それにしても「相続税」が4月から変わるとなると、色々と問題が起こりそうだ。「生前贈与」をもっと勉強しないと大損しそうだ。

「新歌舞伎座」

この4月に3年振りに再オープンする「歌舞伎座」だが、漸く概観も昔の佇まいを残してほぼ完成に近付いている。だが、昨年「中村勘三郎」、そして今年は「市川団序Y」と名役者が次々とこの世を去った。歌舞伎座の大舞台を飾るはずだった方たちの姿がもう観られないというのは残念の極みに尽きる。だが、この逆境を残された役者達が必ず立ち直らせてくれると信じている。「一歌舞伎ファン」としてこれからの新しい歌舞伎を切り開いて「真骨頂」を見せてくれると信じている。松竹の株主でもあるので、年に5回ほど歌舞伎を観ているが、「歌舞伎18番」は江戸時代からの伝統だが、時代時代で変化をしているのだろう。「伝統とは常に発展させること」だと聞いたことがある。いつまでも伝統のしがらみに縛られているだけでは、飽きられてしまう。そこは伝統を基礎に置きながらも、新しく変化を遂げて行くから伝統なのだろう。歌舞伎も必ずこの嵐のような逆境を乗り越えて行くと確信している。

「月齢2.8の月」

有楽町「イトシア」前で観た午後6時の月だ。月齢は「2.8」ほぼ三日月の美しい月だった。

2013年の映画のお話し
映画「脳男」(日比谷スカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年21作目)
日本映画にしては珍しく「爆破」と「殺人」シーンが多い。知泊フ力全てで超人的な迫ヘを持つ男は痛みを感じず、感情がないまるで「殺人ロボット」のようだった。連続爆破犯を追う警察が捕らえた男がこの「脳男」だったが、彼は真犯人ではなく、犯人を殺そうとする善人役だった。よく分からない映画でした。

映画「命をつなぐヴァイオリン」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年22作目)
第二次世界大戦下の・A、ウクライナ。ドイツ軍の侵攻で逃げ惑うユダヤ人。だがそこには二人の男女の音楽の「神童」がいた。彼等に命じられたのはドイツ軍人達の前での「完璧な演奏」だった。失敗すれば収容所行き。少年はヴァイオリンを、少女はピアノを弾く。果たして演奏は?

映画「パーカー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年23作目)
強奪犯5人組が仲間割れを起こした。一人殺されかけた主人公パーカーが裏切り者達を追い詰める活劇。

映画「ゴーストライダー2」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年24作目)
父親の命のために自分の身を悪魔に売った男は、悪を見ると突然ゴーストライダーに変身するというもの。荒唐無稽なお話しでした。

映画「ムーンライズ・キングダム」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年25作目)
豪華俳優陣が出ているとは信じられない映画だ。アメリカ東部の小さな島で起こった出来事。二人の少年少女が団体行動中のボーイスカウトから逃げ出した。所謂「駆け落ち」というもの。登場する「親」「隊長」「警官」「保護司」と多才なのだが、まるでお伽噺のようだ。純粋な少年少女の気持ちが美しい。

映画「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ」(ヒューマントラストシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年26作目)
ニューヨークで開かれた9歳から19歳までのプロの「ヴァレーダンサー」を目指す男女の決勝戦の舞台をドキュメントする。題名は「ヴァレーの第一歩」、踵を付けて、つま先を180度開いた状態、これがヴァレーの基礎中の基礎だという。感動の映画でした。

映画「二郎は鮨の夢を見る」(ヒューマントラストシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年27作目)
「数寄屋橋 次郎」といえば超有名な鮨店。ミシュランガイド3つ星シェフ最高齢者が彼「小野二郎」85歳だ。お任せコース、20貫の握り鮨で一人当たり3万円よりというのが高いか、安いか、ご自身で判断されるべきだろうが、握るまでに既に95%の仕事は終わっているという。皆お客は満足して帰っていった。日本の鮨文化の原点なのだろう、彼の仕事は。

日経新聞2月15日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「ゼロ・ダーク・サーティ」が4つ星、「故郷よ」が4つ星、「ダイハード・ラストデイ」が3つ星、「レッド・ライト」が3つ星、「王になった男」が4つ星、「約束、名張毒ぶどう酒自県死刑囚の生還」が3つ星、「先祖になる」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」

「シノプスシ208」
「海より深し」(岡本 さとる 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年41冊目)「取次屋栄三」シリーズ第8弾

「騙り者」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年42冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第9弾

「妖談ひときり傘」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年43冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第20弾

「状箱騒動」(佐伯 泰英 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年44冊目)「酔いどれ小藤次留書」シリーズ第19弾

「孤高の若君」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年45冊目)「鳥見役京四郎裏御用」シリーズ第1弾
「まやかし舞台」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年46冊目)「鳥見役京四郎裏御用」シリーズ第2弾
「魔笛の君」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年47冊目)「鳥見役京四郎裏御用」シリーズ第3弾
「悪謀討ち」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年48冊目)「鳥見役京四郎裏御用」シリーズ第4弾

「飛び梅」(藤原 緋沙子 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年49冊目)「切り絵図屋清七」シリーズ第3弾

嵐が丘

「J  REPORT 2013 2月第4週号」
「リタイアメント・ノート 4年8ヶ月目」、
「VOL。781 SINCE AUG.12th、1983」
「嵐が丘倶楽部」の集い
昨年7月2日以来の集いだ。既にご承知の方も多いとは思うが、このメンバーは、大学時代の「体育会アメリカンフットボール部」の昭和43年卒から46年卒の仲間なのだ。私が高校1年生の時の大学1年生が、大学1年生の時には当然最上級生になっていた。当時は大学も高校もグラウンドは一緒だし、練習も一緒に行うこともあり、皆大学生も高校生もよく知っていた仲間だった。私たちが最下級生という訳だ。夏の合宿も期間の長短の差はあったものの、福島県岳温泉で一緒に合宿した。あれから既に40年以上経過したが懐かしい仲間達、といっても未だに上下関係は存在する。ひょんなことから私が幹事役になっている。大手上場会社の役員になったり、自営業を継いだり、普通のサラリーマンだったりと、その後の人生はいろいろあるが、集まれば皆あの古き時代に逆戻りなのだ。さて、前回の「スーパーボウル」の話しの際に身体を防御する「パッド」のお話しをしたが、その後日談をすることにする。プロの選手達は上半身のプロテクターは当然装着するが、下半身をカバーするパッド類をつけていない選手が数多く見受けられ、非常に不思議だという話題が出た。そこで現在もフットボールの審判を行い、且つ審判団のスーパーバイザーをしている我々の同期のY氏に聞いて見たら、結論は「自己責任」なのだそうだ。人よりも速く動く必要があれば身軽にするためにパッド類を装着しない。それで仮に怪我をしてもそれは「自己責任」ということなのだとのこと。ルール上はパッドをつけることは義務化されていない(但しプロのみのこと)如何にもアメリカ的というか「安全は自己責任。SAFETY IS YOUR OWN RESPONSIBILITY.」ということなのだ。そこで全員が納得した。本日の集い「嵐が丘倶楽部」という名称は何なのだろうか?という疑問が浮かぶだろう。今は日吉のキャンパスの北側のちょっと離れた陸の上に通称「嵐が丘」と名付けられていた丘があった。そこは現在は「理工学部」の校舎が立ち並んでいて「矢上キャンパス」と呼ばれているが、そこは私たちが4年生の春までグラウンドとして使っていた場所だ。丘の北側には「鶴見川」が流れ、丘の下には「東海道新幹線」のトンネルが走っている。当時は、東側から「自動車部」、「アメリカンフットボール部」、「高校硬式野球部」のグラウンドが並んでいた。今も「日吉キャンパス」には「イタリア半島」「蝮谷」等の奇妙な名が残っているが、これらは地形の形から呼ばれるようになったものだ。勿論「嵐が丘」も荒涼とした殺風景なグラウンドから来たものなのだろう。大学4年生の夏に新しい理工学部の校舎が建つからと移動させられ、蝮谷の上の小さなグラウンドを与えられたが、そこは草ぼうぼうの野原だった。そこを夏の大半を通じて我々自身の手で開墾し、平らなグラウンドにした苦労は忘れられない。今はそこも110ヤードのちょっと短いがりっぱな「人工芝グラウンド」になっている。40年の差は大きい。

「手前勝手世界食物語、第286話」

「ひょっとこのラーメン」
元の上司との飲み会の際、有楽町の「交痛会館」地下一階にあるラーメン屋「ひょっとこ」が美味いとの話があったので、交通会館には本屋があるので週に3?4回は行っているので、午前11時過ぎにそのラーメン屋さんに行って見た。カウンターだけの小さな店で席は6席のみ。食券を買い求めて行列に並ぶ。お薦めは「柚子柳麺」@750円だというのでそれを注文した。列は6名だったので、約10分ほど待たされたが、無事に席に着く。麺を茹でるのは約1分ほど。出てきたのは、透明な透き通った汁、油は全くない。恐らく鰹節など魚介類の出汁だろう。「塩ラーメン」といっても間違いではなさそうな透明度だ。最初に器に「柚子」を摩り下ろして入れる。そこに出汁を入れて、それから麺を投入。麺は中位の太さのストレート麺。上にはジューシーな大きな「チャーシュー」、「ゆで卵」半分、「シナ竹」、刻んだ「三つ葉」、「刻みネギ」と極々シンプルなラーメンだ。徐々にチャーシューから脂が滲み出てきてうっすらと汁の楓ハに脂が浮かぶ。あっさり味の和風ラーメンとしてはまあまあだ。病み付きになるかも知れない味でした。だが、「減量、減塩」を始めたのでもう当分ラーメン類を食べることはないだろう。
以上、徐々に暖かさを迎えつつある東京から勢古口がお送りしました。

「健康寿命と老化」

腰から下が痛くなってもう2ヶ月半経つ。最初の一ヶ月は我慢していた。次の一ヶ月は医師からもらった「痛み止め」を飲んでいたが、一向に改善されなかった。仕方なく再度病院を訪れて検査の結果、脊髄に水が溜まったために神経を圧迫しているといわれた。「2週間様子を見よう」とのことで、強い痛み止めを貰ったがこれも効果がない。後は水を抜くだけなのだろうか?そう思いながら「健康寿命」を思い出した。本当に健康で生きられる年数が少ないと最近はつくづつ実感として感じるようになってきた。このまま歩けないまま、健康寿命を迎えてしまうのかと思うととても落ち着いてはいられない。日本人男性は「平均寿命」が79歳、そして健康寿命は71歳だ。早い人も遅い人もいるのだが、一体私はどちらなのだろうか?もう既に健康寿命は尽きてしまったのだろうか?お酒も良くないと医者に言われたので、ついでにまたまた「禁酒」と「減量」を始めた。いつまで続けられるやら。

「話しの種」
昔の大泥棒「石川五右衛門」の辞世の句と言われているものに「浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ」というのがあるが、まあ「盗人(ぬすっと)」もそうだが、「話しの種」は尽きそうだから困る。毎週色々な話題を考え出し、この「J REPORT」を書いているが、いつも歩きながらも車を運転中も何を書こうかと思いながら、そして思いついたらメモに書くか、メールでとりあえずパャRンにヒントを送っておく。それでも毎週は流石に辛い。写真も撮らなくてはならないし、本も映画もという合い間を縫う様に「ねた」を考えなくてはならないのはそれなりに辛い話しなのだ。作家が締め切りに追われる気持ちが分からないではないような気がしてきた。まあ作家ではないので、止めたくなれば止めればいいのだが、それでも毎週書き続けている。いつか種が尽きる日まで。

「美ら海水族館の超大型水槽」
世代最大級の超大型水槽が沖縄の「美ら海水族館」にある。ここに3匹の「じんべいサメ」が同じ水槽内で暮らしている。その迫力は凄い。昔、大阪南港の水族館で「じんべいサメ」を見た時も驚いたが、3匹一緒にいるのには流石に驚かざるを得なかった。

「スーパーボウル」

47回目となったアメリカ・プロ・スポーツ最大のイベントであるアメリカンフットボールの決勝戦「スーパーボウル」は手に汗握る好ゲームとなった。それで驚いたのだが、我々現役時代には、いや今も学生は当たり前なのだが、まずプロテクターとして「ヘルメット」「ショルダー」「サイパッド(太腿」「ニーパッド(膝)」「ヒップパッド(腰)」を付けていた。腰から下はパンツを履くが、この内側に小さなポケットがあり、そこに緩衝材、パッドを入れて身体を保護するのだ。それがプロの選手を見ていると、下半身にはパンツを履いているだけでパッド類は一切付けていない。これには驚く。まあパッドがあると若干だが動きが悪くなるのは事実だが、それにしても「一体どんな身体をしているのか?驚かされる」の一言に尽きる。タイに暮らしてらっしゃるフットボール部の先輩A氏からメールで「パッドなしの問題」の指摘を受けたが、私も全く同様の意見だったので敢えてここで書かせてもらった。この話しは次回で詳しく説明します。

「確定錐吹v
18日から例年通り「確定錐吹vのシーズンが到来した。私は仙台にマンションを持っていて不動産収入があるので当然ながら「確定錐吹vを毎年行っている。勿論「医療費」「寄付金」等の控除も行う。昨年は2009年の「リーマンショック」時損失した株式等の繰越期限の3年目だったので、それまで発生した損失を埋め合せ、払い過ぎた税金の還付も受けた。しかし「年金生活者」になっているため、今年などは控除出来る財源は沢山あるものの、肝心の税金を殆ど払っていないので、「還付金」となるものがないのが残念だ。誰かの分の税金も控除させて上げたい位の気持ちだ。まあ、半日かけて錐随曹??ョ成させた。インターネット錐垂??ナ務当局は推奨しているが、これがやってみると難し過ぎるし、複雑過ぎて手書きの方がよっぽど楽だと感じるのは私だけだろうか?特に株式の損失繰越等があるともう無理だ。

「3S会、沖縄の旅」
昨年6月に「スイス、オランダ」に旅した「3S会」の3人は、10月には「北海道」へと行ったが、今年は1月に「沖縄」に行った。初日の夕食時ホテルでの写真だが、中央が私だが、「いやあ太り過ぎだね。ダイエットしなければならない」と写真を観て実感した。さて、今年の「3S会」は、まず3月に「南米」へ行く嵐閧セ。その後はまた相談しながら行こうと思う。ところで私だが、昨年「北スペイン、ポルトガル」に行った時の「ツアーコンダクター」氏が同行するツアーの案内が来たので急遽その旅に行くことにした。それは5月の「南フランス」の旅だ。そして当初5月に嵐閧オていた「南アフリカ」は、7月に変更した。これらは勿論「一人旅」だ。

「氷雨」

日本列島の南岸を低気圧が通過し、北から冷たい空気が流れ込むと関東地方でも雪が降ると言われていて、事実先月成人の日には大雪となった。「立春を過ぎ暦は春」とは言え、やはり東京でも南岸低気圧(爆弾低気圧)の影響で雪か?と思われていたが、どうやら思ったより気温も下がらず、雪と雨とが交じり合った「氷雨」が降って来た。雪が降って積もってしまえば意外に暖かいのだが、風もあり、氷雨は冷たく寒かった。翌日は南からの暖かい風が吹いてきた。「三寒四温」徐々に春は近付いている。

2013年の映画のお話し
映画「きいろいゾウ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年15作目)
三重県の田舎で暮す若い夫婦。夫は作家、妻は木々や花々、動物たちと会話?が出来る。そんな夫婦の危機と復活を描く。よく分からない映画でした。夫は「ムコ」、妻は「ツマ」と呼び合うが、夫と妻のそれぞれの苗字は「武幸」「妻なんとか」という。

映画「アウトロー」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年16作目)
トム・クルーズ主演。アメリカではベストセラーになっている小説の映画化だそうだ。今後同じシリーズが続きそうだ。体力も技術も頭もかっこもよいというスーパーマン的男が大活躍するというもの。

映画「人生、ブラボー」(銀座シネスウィッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年17作目)
20歳の時に人工授精用の精子を提供していた一人の男性がいた。だが20年後533人もの子供たちが名乗り出て、真実の父親である提供者を探すということになった。そこから起こる数々の出来事が面白い。

映画「つやのよる」(ユナイテッドテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年18作目)
伊豆大島に住む夫婦だが、妻、名前は「艶」が死の瀬戸際にある。この妻、過去にも今に至るも次々と男性との関係を持ち、男を追いかけるという性格の女性だった。彼女とその周辺の男女の複雑な愛憎が絡み合う姿を描く。題名の「つや」は彼女の名前の「艶」と「通夜」をかけている。主演の痩せこけた主役は「阿部寛」だが、この役のために2週間で10kg痩せたという。私も頑張ろう。

映画「マリーゴールドホテルで会いましょう」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年18作目)
イギリスから老人達7人がインドの古びたホテルにやって来た。それぞれが悩みやらを抱えていた。そしてここで展開される人間ドラマ。心温まるお話しでした。

映画「ファイア ウィズ ファイア 炎の誓い」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年19作目)
消防士の男が殺人事件の目撃者になり裁判で証言しようと駿河、犯人側は彼の周囲の人間を殺し、証言を阻止しようとする。悪人達を殺そうとする証人のお話し。

映画「山猫」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年20作目)「午前10時の映画館」
古い映画だ。1860年のイタリアはシシリア島。国王軍と革命軍との戦いの最中、公爵家では婚約の話しが進んでいた。時代に翻弄される家族を描く。

日経新聞2月8日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「ムーンライズ・キングダム」が4つ星、「よりよき人生」が4つ星、「脳男」が3つ星、「パーカー」が4つ星、「悪人に平穏なし」が3つ星、「さまwよう獣」が2つ星、「同じ星の下、それぞれの夜」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」

「シノプスシ207」
「やさしい男」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年36冊目)「慶次郎縁側日記」シリーズ第8弾
「赤まんま」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年37冊目)「慶次郎縁側日記」シリーズ第9弾
「夢のなか」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年38冊目)「慶次郎縁側日記」シリーズ第10弾
「ほたる」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年39冊目)「慶次郎縁側日記」シリーズ第11弾
「月明かり」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年40冊目)「慶次郎縁側日記」シリーズ第12弾
元定町廻り同心の慶次郎は既に隠居して根岸の寮番をしているが、次々と事件が持ち込まれる。同心当時は「仏の」と呼ばれていた人情者。江戸の庶民の生き方が美しく描かれている。

美ら海

「J  REPORT 2013 2月第3週号」
「リタイアメント・ノート 4年8ヶ月目」、
「VOL。780 SINCE AUG.12th、1983」
「787の危機」
最新型旅客機「ボーイング787」に危機が訪れている。原因は不明だが、長期の運行停止に追い込まれており、復旧の目処は全く立っていないようだ。実は私の車「トヨタ・プリウス」の車番は「787」なのだ。プリウスを買おうと思った時に全日空の株を多少持っており、当時「787」を世界で最初に導入するというので、期待をこめて車の番号にしたのだった。早く復帰させてもらいたいものだ。

「メイド イン ジャパン」
NHKのテレビドラマに「メイド・イン・ジャパン」という番組がある。内容は大手家電メーカーの経営危機に若手社員達が会長から特命で救済策を考えるというものだが。まるで今の日本家電業界の縮図のような話しなのだ。これまで築いてきた「技術立国・日本」が中国等に追い立てられ急速に業績を悪化させ、倒産の危機に陥るというのだ。何かドラマの結論は見えてきているようだが、まあ誰もが懸念しているのが今の日本の家電業界の実態だろう。垂直か水平か、産業国「の考え方だが、私自身はやはり基本は「技術」にあると思う。技術をおろそかにして目先を追う事は長期的には間違った戦略ではないか?ドラマの結果は別として日本産業界の復活を祈りたい。

「美ら海」
地元の言葉で「美ら海」と書いて「ちゅらうみ」と読む。確かに読んで字の如く「美しい海」だとは前回も書いた。そんな沖縄だが、やはり一番問題は「水」だという。元々が「珊瑚礁」で出来た土地であり、「赤土」なのだ。従って水の保水力が弱く、降った雨は直ぐに海に流れ出してしまう。そのため各地に「ダム」や「貯水池」を作らざるを得ないという「悩み」があるのだそうだ。周囲を珊瑚に囲まれた一見して美しい南国の島として片付けてしまうには余りにも多い問題だ。人間が生きて行くためには「水」が必要だ。そんな沖縄は基地とは違う悩みがあることを知っただけでも旅した意味があったといえよう。