「手前勝手世界食物語、第289話」

「バーニャ・カウダ」
最近ちょっと凝っている食べ物に「バーニャ・カウダ」がある。薄茶色をした半液体(ペースト状)のドレッシングだ。見た目、食感はピーナッツバターのようだ。イタリア等南欧料理のものだと思われる。主な成分は「ひまわりオイル」「ガーリック」「牛乳」「アンチョビ」「クルミ」「香料」だ。野菜や肉、魚等につけて食べる。バーニャ・カウダは人肌よりちょっと高めの温度にしたほうがよい。私は自宅では「湯煎」して温度を40?50度位にして食べているが、これが実に美味しい。いつも行くイタリアレストラン「VINO VITA」で出されて美味しかったので、市販の瓶詰めを買い求めたものだが、実はこのドレッシングのよいところは生野菜を沢山食べられるので「ダイエット」にも非常に効果があるという点なのだ。生や茹でた野菜類をこれで食べるとお腹は満腹になり、低カロリーダイエットとなる訳だ。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「バルーン事故」

私が初めて「熱気球、所謂バルーン」に乗ったのは2008年9月の「オーストラリアはケアンズ」だった。早朝の日の出を目指して暗いうちからホテルを出て野原に向う。熱いバーナーの炎が吹き上げ、徐々に気球が膨らむ。あっという間に5?600mまで上昇する。日の出が見えてきた。私は高所恐怖症なのでなるべくゴンドラの内側にいて、決してゴンドラから乗り出すことはない。二度目は2009年11月の「トルコはカッパドキア」だった。どんぐり状の奇石が立ち並ぶ有名な観光地で乗ったのだが、圧巻だった。バルーンというのは上下の動きは可狽ナも後は風任せ。どこに飛んでいくのか分からない。従ってバルーン回収のためのトラックが下の道を走ってバルーンを追いかけるのが面白い。さて、実は恐ろしい話しをその後中国の「桂林」で現地ガイドから聞いた。それは桂林でもバルーン観光があり、今回のエジプトの事故と同じように火災が起きて、パイロットが地上付近で飛び降りたため、バルーンが軽くなり、そのまま上昇し、遂には落下して多数の欧米人が死んだという。そんな話しを聞いたこともあり、もう二度とバルーンには乗るつもりがなくなった。「ルクメ[ル」には2008年9月に訪れたことがある。だがその時はバルーン観光はやっていなかった。やっていたらきっと乗っていただろう。高所恐怖症だから本当は高いところは怖くてしょうがないのだが、ついつい好奇心によって乗ったのだが、もう決して乗るまい。佐賀県ではバルーン大会が毎年開かれる。何度か列車の中から色とりどりのバルーンの大群が乱舞するのを観た経験があるが、それは、それは美しいものだった。だから安全な乗り物なのだろうが、不幸と言うのはいつ訪れるか分からない。

「寒風吹き荒ぶ東京マラャ刀v

本当に冷たい風が吹き捲り、寒くて困った。そう「東京マラャ刀vだ。なんと3万6千人が走る国内最大のマラャ搭」技だが、先頭ランナーをと豊洲の「春海大橋」で丁度見掛けた。ここからはゴールまであと約5kmだ。次々とランナーが来るが、観ている人のほうが寒くて応援の声も小さくなりそう。久々に歩いて自宅から銀座まで出た。銀座は大勢のランナーと観衆で一杯だ。交通規制が行われているので、道路は横断できず、地下鉄等の地下通路を使うしかない。しかし、日本人はマラャ唐ェ好きだね。正月の「箱根駅伝」もそうだが、応援がハンパではない。これほどマラャ唐竕w伝が好きな国民は世界中で一番ではなかろうか?海外では走る人たちは多いが、これほど熱狂的に応援するのは恐らく世界一ではなかろうかと勝手に思っている私でした。お蔭様で歩いて約5km、銀座まで無事到着しました。本当に2ヶ月ぶり位なのでちょっと疲れました。朝の愛犬との散歩が約1時間、そして昼に銀座まで一時間、腰はまだまだ本格的回復ではなく、針を打ったところがじんわりと痛いが、腰から下、所謂下肢の痛みは完全になくなった。

「歌舞伎座 再オープン」

2月25日にはビル自体は完成し、いよいよ4月から「GINZA KABUKIZA」の杮落としが始まる。4月から6月までは3部興行だ。伝統芸狽フ歌舞伎を観るのは楽しい。

「アカデミー賞発普v
作品賞=「アルゴ」
主演男優賞=「ダニエル・デイ・ルイス」(リンカーン)
主演女優賞=「ジェニファー・ローレンス」(世界にひとつのプレイバック)
監督賞=「アン・リー」(ライフ・オブ・パイ)
脚本賞=「ライフ・オブ・パイ」
助演男優賞=「クリストフ・ワルツ」(ジャンゴ)
助演女優賞=「アン・ハサウェイ」(レ・ミゼラブル) 等々

2013年の映画のお話し
映画「世界にひとつのプレイバック」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年31作目)
如何にもアメリカ的な話題ばかり。地元プロ・フットボールチームに熱狂する父親、離婚寸前の主人公と若い未亡人が挑むダンス大会等々、社会の縮図を描いたもの。最後は賭けの勝負となるのだが?「アカデミー主演女優賞」獲得作品。

映画「ダイハード ラストデイ」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年32作目)
まあ、ようもお金を掛けて車を潰したなあという実感の映画でした。最期には「ヘリコプター」まで壊した。でもつまらなかった。シリーズもここまで来るとネタがないといった感じだ。

映画「故郷よ」(銀座シネスィッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年33作目)
1986年4月25日とは?チェルノブイリ原発事故の日だ。原発から3km離れた町で暮らしていた人々とその後の10年を描く。放射狽フ恐ろしさを教えてくれる。

映画「草原の椅子」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年34作目)
離婚した独身男性と大学生の娘がいる家庭に4歳の少年が突然飛び込んでいた。母親からは沫ヘを振るわれ、父親は子供を投げ出した哀しい宿命を背負った少年。彼等を巡る人間関係の末に彼等はパキスタンの田舎へと旅する。そこで観た自然の美しさに心を現れる人々。なかなかいい映画でしたよ。

映画「かぞくのくに」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年35作目)
25年ぶりに北朝鮮から息子が日本に帰ってきた。息子は41歳、脳腫瘍の疑いがあり日本で治療をするための3ヶ月間の一時帰国だった。そこで起こる在日朝鮮人家族、それを囲む朝鮮総連、北の監視員たちの織り成すドラマが実に現実的に描かれている。徐々になぜ息子は北朝鮮に行ったのか?が徐々に分かってくる。恐ろしいドラマだった。

日経新聞3月1日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「ジャンゴ」が4つ星、「野蛮なやつら」が4つ星、「フライト」が3つ星、「ダークホース」が3つ星、「すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん」が2つ星、「インターミッション」が3つ星、「わすれないふくしま」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」

「シノプスシ210」
「田沼の置文」(藤井 邦夫 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年58冊目)「乾 蔵人 隠密秘録」シリーズ第2弾

「黄金の峠」(井川 香四郎 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年59冊目)「あばれ旗本御用斬り」シリーズ第1弾

「悲愁の剣」(佐伯 泰英 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年60冊目)「長崎絵師通吏辰次郎」シリーズ第2弾

「用心棒血戦記」(鳥羽 亮 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年61冊目)

「青猫騒動」(早見 俊 著)学研文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年60冊目)「婿同心捕物控え」シリーズ第5弾

「切開」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年61冊目)「阜苳ヤ医診療・vシリーズ第1弾

「久留米の恋がすり」(鈴木 英治 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年62冊目)「若殿八方破れ」シリーズ第5弾

「婿殿懇願」(牧 秀彦 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年63冊目)「婿殿」シリーズ第8弾

「薄毛の秋」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年64冊目)「若さま同心徳川竜之助」シリーズ第3弾

「守り刀の声」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年65冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第25弾

「返り討ち」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年66冊目)「剣客太平記」シリーズ第6弾

真冬のカーニバル

「J  REPORT 2013 3月第2週号」
「リタイアメント・ノート 4年9ヶ月目」、
「VOL。783 SINCE AUG.12th、1983」
「真冬のカーニバル」
例の「3S会」の集まりで3月に行く「南米」のひとつ、「ブラジル」の料理を食べに行こうと言うことになった。当日、実は私は急激な「低血圧」になってしまい、椅子に座っていても眩暈がする位の状況だった。脈を診ても殆ど感じない。ということは、恐らく高いほうで80、低いほうで50程度まで血圧が低下していたのではなかろうか?まあ、そんな体調だったが、ブラジル料理の食べ放題飲み放題の店に行った。渋谷道玄坂は東急百貨店本店前の「トゥリカーノ」だ。そこでブラジルのバーベキュー料理「シュラスコ」を堪狽キるはずだった。その店では時間により「リオのカーニバル」のようなダンサーの踊りがあるという。ところが私は生憎の低血圧状態でワインを飲んではいたが、どうも盛り上がらない。ご存知のように「シュラスコ」は、長い鉄串に色々な種類の肉を刺したものを焼き、それを削ぎ切りにして食べるというもの。牛、豚、鶏等なんでもござれだが、これが実に美味しい。長い鉄串を客の皿の上に立て、大きなナイフで肉を削ぎ切りにするのだが、これを受ける客のほうはトングで切り口を掴んで肉が落下するのを防ぎながら、皿に肉を取るのだ。テーブルの上にはカードがあり、これが出ている限り、肉は次々と運ばれてくる。満腹したらカードを倒す。これで終了だ。いよいよダンスが始まり、お客も多数舞台の上で踊りだした。軽快なリズムで踊る人たち。楽しいはずだが、私は一向に体調が回復せず、一人だけ先に帰らせてもらった。渋谷からタクシーで自宅まで30分ほどで帰ってきた。体調がいい時にでもまた行ってみようか。

「腰痛、再発か?」
脊髄の手術後、1週間経ったので病院を訪れた。だが、その直前からまたまた腰が痛くなり、手術前の半分ほどの痛さがぶり返して来た。どうやら「ひょっとして腰痛再発」なのかも知れない。腰が全体的に痛くなり、歩き出すとお尻の部分から太ももの後ろの部分にピッと強烈な痛みが走るのだ。手術前に比べればまだまだよいのだが、歩くのに苦労し始めた。やはり「成功率20%だ」ということが本当だということが漸く分かってきた。個人差があるのだろうが、3月の旅行だけは無事に終えて、その後で再手術するかどうか判断しよう。それにしてもたった1週間で再発とはなんと情けないことなのだろうか?兎に角、痛い。痛くなってきた。

「聖路加国際病院、放射線科」

2月21日の木曜日、午前10時、いよいよ入院だ。昨年10月に続いて、聖路加にはなんと5回目の入院と言うことになる。5階の部屋に入る。差額ベッド代一泊@31500円の部屋だ。勿論個室、テレビ、シャワー、トイレ付き。早速「放射線科」の医師2人がやってきて手術方法の説明等があった。午後から痛み止めの点滴をして、3時過ぎから30?40分程の手術だという。後ろ開きのガウンを着せられ、点滴をしながら読書をしていると、3字20分過ぎに呼ばれて、移動式のベッドに乗せられ1階の「CTスキャナー」の部屋に入れられる。ベッドに移されてうつ伏せになる。消毒をしてから麻酔注射だ。「腰部嚢胞穿刺術」というのが正式名称だそうだ。麻酔が効いてくるが、勿論局所麻酔なので意識はある。何度もCIスキャナーで写真を撮られながら、針を刺し、方向、長さが確認され、度々造影剤が注入された。太い針を刺されるときは強い圧迫感があり、背骨全体に重石を乗れられたような妙な感覚と若干の痛みが生じた。だが大きな変化はなく、針を刺されたまま何度も何度も写真を撮られ、約1時間後に終了した。腰から足に痛みや違和感、シビレ等はなく、腰の針を刺された部分に圧迫感が残っているだけだった。部屋に戻ったのが4時45分、「6時になれば動いてもいいが、それまでは安静に」ということだった。担当した放射線科の医師がやってきて、詳細の説明を受けたが、手術はどうやら上手くいったようだ。「嚢胞」には身体から染み出した水というか体液が溜まっていて、人によっては硬く固まっていて針で刺しただけでは治らないこともあるらしい。私も2か月半もこの痛みに耐えてきたのだが、果たして今回の針で治ったのか?心配だ。風船のように針でパーンと破裂して治ってしまう人もいると言う。最悪の場合、今度は「内視鏡」で筋肉と骨を削って「嚢胞」を除去する手術をする必要があるという。そうなると10日間から2週間の入院が必要だと言う。果たして今回はどうなっているのか?午後6時、少し歩いてみたが、下肢のこれまでの痛みは全くなくなっている。ただ腰の部分の圧迫感は抜けていない。一応退院は嵐闥ハり、明日22日金曜日午前中ということになった。その後、整形外科の担当医等が次々と訪れて病状を聞きにお見舞いにやってきた。こういう点は聖路加は素早いと言うか丁寧だ。本当に時間外にも関係のあった医師がやってくるのには毎度のことながら驚かされる。流石いい病院だと思う。安心して高い医療費を払っても入院したくなる病院だ。痛み止めの点滴を夜中まで続けたが、痛みは全くなかった。翌朝から、体調もいいし、歩いても痛みがないので医師にも伝え、午後10時に無事退院した。ひょっとして手術は成功したのかも知れなかった。来週再度医師との面談までは無理はしないように、長期の旅行はしないように言われたので、まあのんびり一週間を過ごそう。退院後、30分ほどのウォーキングをして見たが、全く痛みは感じなかった。一安心だ。どうやら手術は成功だったようだ。

「手前勝手世界食物語、第288話」

「聖路加の病院食」
「世界一高いレストラン並みの高級料理店」、それが「聖路加国際病院」の「入院食」だろう。私の入院は木曜日の午前10時から金曜日の午前10時までの約24時間だったが、正午をまたぐ為2日分の入院費を取られる。1泊二日の計算で差額ベッド鯛@63000円だった。出た食事は3食。メニューをご紹介しよう。最初の食事は「昼食」だった。「主食=発芽玄米ご飯150g」、「牛乳125mm」「鶏の薬味焼、南瓜煮物付き」「大根と三つ葉の和風マヨネーズ和え」「ピーマンおかか炒め」でエネルギー581.6kCAL、たんぱく質27.3g、脂質14.6g、食塩相当量2.68gとなっていた。次は午後6時からの「夕食」だ。メニューは「主食=発芽玄米ご飯150g」「季節のフルーツ小」「コンャ<Xープ、トマト入り」「鮭ムニエル50g」「サラダ=白菜、ノンド・レフレン」「きのこャeー」で、513.8KCALとなっていた。因みに翌朝の「朝食」は、ご飯は例の発芽玄米、「フルーツオレンジ」「味噌汁=サツマイモ、長葱入り」「海苔パック」「厚揚げなめこ卸」「キャベツのゆかり和え」、489.2KCALでした。これは6万円の入院差額ベッドに含まれていたものですが、味はほどほどに美味しく、とても病院食だとは思えないものでした。とはいえやはり高いことには変わりません。「聖路加に入院しようなどと思わないことだ」とはいえ、もうそう長くない人生、残り少ないあと10年そこそこか精精20年なのだろうから、少しは贅沢をしよう。「お金は使ってこそ意義がある」と思っています。
以上、聖路加国際病院を退院した直後の勢古口が東京からお送りしました。

「歌舞伎座の歴史」

六本木「東京ミッドタウン」にある「サントリー美術館」で今、「歌舞伎、江戸の芝居小屋」という催し物をやっているので行って見た。歌舞伎の歴史から江戸の最盛期を浮世絵や襖絵で見せている。実に丁寧な絵が当時の歌舞伎を演じている役者達や観客達を見事に描がかれているので一見の価値が有る。その歌舞伎座は2月中には完成していよいよ4月2日に再「杮落とし」ということになる。新「歌舞伎座」も五代目の建物となるという。ご存知だろうが、大阪では松竹の直営劇場は「松竹座」だ。残念ながら「大阪歌舞伎座」というのが別にあり、これは松竹とは全く関係なく、名乗り遅れてしまったようなのだ。

「2月の観劇」

2月の「新橋演舞場」は、「喜劇名作公演」と題して、「お種と仙太郎」、「大当たり高津の富くじ」、そして現代劇「おやじの女」でした。笑えました。ところで4月の歌舞伎座は興行が3部になっています。株主の4月観劇は日生劇場で「ピーター」の歌の公演でした。がっくりです。

2013年の映画のお話し
映画「レッド・ライト」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年28作目)
30年前に引退したと思われていた伝説の超迫ヘ者「シルバー」が復活してきた。果たしてその超迫ヘは本物なのか?若き博士が挑むのだが?

映画「ゼロ・ダーク・サーティー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年29作目)
ビンラディンを殺害するまでのCIAの女性作戦官を描く。アメリカらしい映画でした。楽しめますよ。

映画「王のなった男」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年30作目)
1611年の朝鮮王朝。宮廷は謀略が吹き捲り、王は暗殺に怯えていた。そこで替え玉「影武者」が見付け出された。そして王が病になった。仮の王はいつの間にか民のために王に本当の王になろうとする。そんな影武者の15日間だった。喜劇的にも悲劇的にも見える面白さもあった。

日経新聞2月22日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「世界にひとつのプレイバック」が4つ星、「遺体/明日への10日間」が3つ星、「草原の椅子」が3つ星、「横道世之介」が3つ星、「チチを撮りに」が4つ星、「マーサ、あるいはマーシー・メイ」が3つ星、「逃走車」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」

「シノプスシ209」
「スケアクロウ」上(マイクル・コナリー 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年51冊目)
「スケアクロウ」下(マイクル・コナリー 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年52冊目)
私の好きな作家の作品。インターネットの世界と異常な殺人者を新聞記者が魔ュというもの。流石面白かったです。

「夫婦+手」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年53冊目)「夫婦+手」シリーズ第1弾
「大奥の怪」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年54冊目)「夫婦+手」シリーズ第2弾

「標的の男」(堂場 瞬一 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年55冊目)「警視庁追跡捜査係」シリーズ第4弾

「電子の標的」(濱 嘉之 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年56冊目)「警視庁特別捜査官」

「初陣」(今野 敏 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年57冊目)「隠密捜査3.5」

また、入院

「J  REPORT 2013 3月第1週号」
「リタイアメント・ノート 4年9ヶ月目」、
「VOL。782 SINCE AUG.12th、1983」
「また、入院」
「聖路加国際病院、整形外科」
先週打った「神経ブロック注射」が全く効かなかったので、医師に告げると「それでは水を抜こう」ということになり、担当医が「脊髄内視鏡手術専門医」に替わった。新しい担当医は、「痛み発生から2ヵ月半以上だ」というと、「それは痛かったでしょう」と同情してくれた。やはり原因は老化の一種だそうだ。本来ならばならない場所に袋が出来てきて、そこに水が溜まり、神経を圧迫すると言うもので、水を抜く手術は注射針をさして抜くらしいが、完全な成功率は20%、まあまあの成功が20%、治らないのが60%と確率が低いという。個人差もあるようだが、まあいずれにしても一泊二日の入院となった。水抜きで駄目ならば本格的に「切開手術」で除去するということになるという。まあ「腰部脊柱管狭窄症」をネットで調べると、やはり治らない確率もかなりあることが分かった。どうなるのか、まあ心配ばかりしていても仕方ない。やるしかないなあ。写真は私の腰の部分の「MRI」のものだ。胴を輪切りにした者で、中央部の白っぽい円形の固まりが「水泡」というか「嚢胞」を穿刺術というので手術するというのだ。この「嚢胞」が隣の神経に触れて圧迫して下肢の痛みを生じさせているというのだ。兎に角歩くと激痛に襲われるこの恐怖だけは早く除いてもらいたいものだ。もうちょっと「MRI」の輪切り写真を説明すると、写真上部が背中だ、背筋が二つ睨みあう様になっている。下の黒い3つの塊に中央は脊髄の中心部。両隣の二つは多分血管かなにかだろう。中央部の画面ではちょっと赤く見えているのが、水が溜まっている袋の部分だ。これが問題の部分だ。その左隣にある白いのが神経部分で、この袋と神経との接点が問題なのだ。これが下肢が痛む原因だ。袋の部分の大きさは約1cmほどだから全体像は想像できよう。