「七五三の準備」

「七五三の準備」
孫娘は今年11月15日で満三歳となる。従って「七五三」を迎える訳だ。その仕度をと娘がやってきて、昔の着物を探したが、結局見つからない。まあ最初から新しいものを買ってやるつもりだったから問題ないが、昔の写真を探していたら、娘が三歳の時の写真が見つかった。驚いたことに今の孫娘そっくりだった。親子だからだろうが、実に娘も孫娘も三歳当時は似ていたことに改めて驚かされた。写真は愛犬「もも」を追いかける孫娘だ。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「サンシャイン」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年129作目)
スコットランドのリースという町に帰還した兵士とその家族らの恋愛を描くミュージカル。中々よかったよ。

映画「るろうに剣心 京都大火編」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年130作目)
好評な映画の第二作目。人を切ることを止めた剣心だったが、維新政府のために遂に立ち上がり京都に向う。

映画「ブラックレイン」(TC日本橋にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年131作目)
1980年代にヒットした映画のリバイバル。ニューヨークの警察官がやくざ絡みの殺人事件とニセドル札を追って大阪にやってくるというもの。マイケル・ダグラスと高倉健が主演している。面白かった。

映画「ドラえもん スタンド バイ ミー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年132作目)
夏休みなので小学生がたくさん来ていた。のび太君の将来が危機に。そこでドラえもんが過去にタイムスリップする。大人でも楽しめるコミックでした。

8月8日付けの日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」が4つ星、「FORMA」が4つ星、「トランスフォーマー/ロストエイジ」が3つ星、「ドラえもん」が3つ星、「めぐり逢わせのお弁当」が4つ星、「ぼくを探しに」が3つ星、「ジプシー・フラメンコ」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」「超高速・参勤交代」「人生はマラソンだ」「ゴジラ」「なまいきチョベレンと水夫さん」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」「X?MEN」「グランド・ブタペスト・ホテル」「私の男」「パークランド」「マダム・イン・ニューヨーク」「怪しい彼女」「思い出のマーニー」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第1回目は九州福岡と水俣(1月)、第2回目は能登(1月2月)。第3回目は長崎(3月)。第4回目は山形寒河江、青森白神山地、函館、第5回目は福岡、佐賀(6月)、第6回目は福岡、壱岐(7月)でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)、フィンランド、ポーランド(6月、55&56ヶ国目)、アイルランド(7月、57カ国目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★★「今年4回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「偽装強盗」(六道 慧 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年189冊目)

「海賊と呼ばれた男 上」(百田 尚樹 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年190冊目)
流石本屋大賞を得た作品だ。面白い。日本の石油業をあまねく描く。

「海賊と呼ばれた男 下」(百田 尚樹 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年191冊目)
出光興産を起こした出光佐三の生涯を描く。読んで久し振りに涙が出た。非常に面白かった。

「毒物殺人」(今野 敏 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年192冊目)
「警視庁科学特捜班」シリーズ第2弾

「風塵の剣」(稲葉 稔 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年193冊目)
「風塵の剣」シリーズ第6弾

「寒雀」(今井 絵美子 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年194冊目)
「照降街自身番書役日誌」シリーズ第2弾

「崖っぷちにて候」(坂岡 真 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年195冊目)「新・のうらく侍」シリーズ第1弾

「夏祭り」

「J  REPORT 2014 8月第2週」
「リタイアメント・ノート 6年2ヶ月目」、
「VOL。859 SINCE AUG.12th、1983」
「夏祭り」
東北の夏祭りの便りが聞こえてきた。私は仙台に足掛け6年半住んだことがあるが、東北の夏祭りは「仙台七夕」だけしか観た事がない。「青森ねぶた」「秋田竿灯」「山形花笠」「盛岡さんさ踊り」には一度は行って見たいものだ。さて地元深川の夏祭りと言えば「富岡八幡宮」の「深川八幡祭」通称「水掛祭」だ。江戸三大祭(赤坂日枝神社の山王祭と神田明神の神田祭)と言われるだけあって、神輿の数も凄い。今年は3年に一度の「連合渡御」の年で8月17日に行われる。永代通りを通行止めにして「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声で練り歩く。沿道からは大量の水が掛けられる。子供が小さい頃は子供神輿を担がせたこともあった。その昔、紀伊国屋文左衛門が寄贈したといわれた金張りの大神輿が3基あったそうだが、関東大震災で被災消失したという。今は境内には某運輸会社の元会長が寄贈したものが置かれていて17日には登場する。写真は晴海地区の神輿だ。

「日本語の不思議」
竹村公太郎著「日本史の謎は地形で解ける」「環境・民族編」の中で「なぜ日本語は分裂せず、現代まで生き残ったか」という章がある。世界の言語はどんどん分化していき、それぞれの部族毎の言語になるという。例えば多民族国家のロシアやインドがそれだという。ヨーロッパも中国等もそうだろう。確かに地方で言語が違うのは世界中の常識かも知れない。しかし南北に長い日本はほぼ統一された言語が残されてきていた。これは不思議だというのだ。そして日本語は「方言」の段階で踏みとどまったというのだ。これには江戸時代の「参勤交代制度」も貢献したのではないかと著者はいう。各地の大名は基本は江戸で生まれ江戸育ちで大名になってから2年毎の地元に戻るから、江戸の言葉で育っているので日本語は方言での変化までで基本形は江戸弁が全国で通じていたというのだ。納得させられる話しだった。

「いさきの塩焼き」

「手前勝手世界食物語、第345号」
「いさきの塩焼き」
ちょっと古い話しをします。もう2ヶ月ほども前のことだったが、例の3S会のメンバーの一人スーさんが魚釣りで「いさき」をたくさん釣って来た。それを南浦和でいつも行く鮨屋さんに持ち込んで、刺身と塩焼きにしてもらった。我々はそれを鮨屋さんに食べに行ったのだが、それ以来スーさんは釣りによく行っている様だ。我々はおこぼれに預かるだけなのだが、この時のいさきは美味しかったので改めて御礼をスーさんには申し上げたい。鮨屋さんのほうは変な持ち込みなので迷惑していたようだったが。魚の下処理の鱗取りは大変だからなあ。

「ミシュランガイド おいしい福岡・佐賀編」
ミシュランガイドが福岡佐賀編を7月に出した。九州でそれを知り、東京に戻ってから買い求めた。いつも行く、小倉の鮨処「もり田」や佐賀武雄温泉の「まねき鮨」も出ていたが、星は付いていなかった。快適度は快適となっていた。このガイドブックの評価も必ずしも当らない場合もあり、あんな店が?と疑問に思われることもあるようだから、余り鵜呑みにしないほうが良いとおもう。まあ、私の評価では「もり田」も「まねき鮨」も三ツ星だから別に人の評価は気にしていない。
以上、勢古口が東京よりお送りしました。

「南町奉行所跡」

「南町奉行所跡」
有楽町駅前に昨年末火事で焼け落ちたパチンコ屋が再開した。確かクリスマスの頃だったと思うが、電気系統の失火で全焼したはずだが、半年ほどで再オープンした。ここはその昔、江戸時代は「南町奉行所」としてにらみを利かせていた場所だった。江戸城にもほど近く、今の東京駅日本橋口にあった「北町奉行所」と並んで江戸の治安と行政を司っていたのだった。その面影は勿論ないが、百数十年前にはここがある意味江戸の中心だったと言っても過言ではないだろう。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?56」
「お寺と神社」
江戸時代は「神仏習合」であった。深川には今もあるが「大栄山金剛神院永代寺」は、「富岡八幡宮」の「別当寺」であり、神社は寺に付属していたという。掘割に囲まれた同じ「永代島」の中に永代寺と富岡八幡宮があり、上が寺、下が神社の地位にあった。だから江戸時代、「寺社奉行」が寺院や神社を管理監督していたが、決して「社寺奉行」ではない。永代寺は今では「成田山新勝寺別院」の方が大きく、間借りしているような状態だが、永代寺のほうがずっと古い。明治時代になって「神仏分離令」が出て、分かれたが、それまでは寺に付属して神社があったということだ。意外と面白い話しだ。

「虎ノ門ヒルズ」

「虎ノ門ヒルズ」
本当に暑い。昼時の虎ノ門。初めて虎ノ門ヒルズを訪れた。ここ虎ノ門は商社時代には準大手ゼネコンの本社購買に、そして会社更生法適用のパイル会社時代は協同組合があり、毎週通ってきていた土地だ。汗をかきかき歩いて行くと、なんと驚いたことに準大手ゼネコン本社の目の前が虎ノ門ヒルズだった。ここだったのかとびっくりした。ここならばそれこそ何百回と通った場所だった。いやあ、それにしても暑いので散策はやめて早々にたちさることにしたから、ビルの中にも入らなかった。このビルの中を道路が通り、それが新橋、築地、晴海と橋を2本越えて豊洲に至る。まだ橋が完成していないし、築地も貫通していないが、将来はここが幹線となるのだろう。戦後すぐに計画されていた道路らしいが漸く目処が立ったということだろう。オリンピック目指して工事は急ピッチで続いているらしい。
「豊洲市場」
今、盛んに豊洲市場の建設工事が行われているが、その隣に面白い建物と施設が出来つつある。一つは「フットサル」専用ピッチだ。これは大手不動産の肝いりで既に出来上がっている。もう一つは建設中なのでまだ分からないが、多分劇場ではないだろうかと推測される建物だ。残りが二つあるのだが、これらは夏の間の臨時的な施設でテンポラリーに造られたものだとおもう。そのひとつはテレビ局がやっている「佐助」とか言う遊具施設。もう一つは中が分からないのだが「ビーチ」と称しているもので周囲をぐるっとコンテナで囲んでいるものだ。ここ豊洲は今発展途上だが、色々な建物が次々と出来てくるので気を付けていないとどこにいるのだが分からなくなってしまいそうだ。

「思い出のマーニー展」

「思い出のマーニーx種田陽平展」
映画「思い出のマーニー」の映像監督である種田氏が作成中の下絵や作品で使われた品々が展示してあったが、映画そのものを再度観ているような気がしたが、中々良かった。両国の「江戸東京博物館」で9月まで行われている。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「ママはレスリング・クィーン」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年122作目)
刑務所から出てきた母親を嫌う息子。その息子が好きなプロレスにスーパーのレジ係りの仲間と共にデビューするというお話し。面白いよ。

映画「ゴジラ」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年123作目)
やはりゴジラは凄い。絶対必見です。

映画「幕末高校生」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年124作目)
高校の歴史の先生と生徒達が幕末の江戸にタイムスリップするというもの。江戸城無血開場のお話しが舞台だ。

映画「二つ目の恋」(テアトル新宿にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年125作目)
この映画の評価は分かれると思う。但し映像は実に美しい。奄美大島に住む好き合う高校一年生の男女。彼らを中心にその家族を描きながら、愛、セックス、死生観等を描く。

映画「なまいきチョルベンと水夫さん」(新宿武蔵野館にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年126作目)
スゥエーデンの50年前の映画だ。小さな島に住むちょっと太った10歳位の少女「チョルベン」と大型犬の「水夫さん」を囲むホームドラマだが、実に面白い。少女たちの痛烈な言葉が楽しいし可愛い。一頭のアザラシの子供を貰ったことから意外な展開が始まる。本当に広く皆に観てもらいたいがやっている劇場が少ないのが玉に瑕。絶対にお薦めでした。

映画「シネマ歌舞伎 梅雨小袖ハ丈髪結新三」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年127作目)
かどわかした女を取り戻そうとする大家と新三との掛け合いが面白い。何度観てもいいね。

映画「ビヨン・ザ・エッジ」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年128作目)
1953年にイギリス隊がエベレスト登頂に成功した時の物語をドラマ化したもの。3D。

8月1日付けの日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「友よ、さらばと言おう」が3つ星、「ライブ・オブ・シードラゴン」が3つ星、「イーダ」が3つ星、「サンシャイン 歌声が響く街」が3つ星、「おばあちゃんが伝えたかったこと」が3つ星、「るろうに剣心 京都大火編」が3つ星、「ドライブイン浦生」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」「超高速・参勤交代」「人生はマラソンだ」「ゴジラ」「なまいきチョベレンと水夫さん」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」「X?MEN」「グランド・ブタペスト・ホテル」「私の男」「パークランド」「マダム・イン・ニューヨーク」「怪しい彼女」「思い出のマーニー」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第1回目は九州福岡と水俣(1月)、第2回目は能登(1月2月)。第3回目は長崎(3月)。第4回目は山形寒河江、青森白神山地、函館、第5回目は福岡、佐賀(6月)、第6回目は福岡、壱岐(7月)でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)、フィンランド、ポーランド(6月、55&56ヶ国目)、アイルランド(7月、57カ国目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★★「今年4回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「地層捜査」(佐々木 譲 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年181冊目)「特捜班」シリーズ第1弾

「遠雷」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年182冊目)「風の市兵衛」シリーズ第13弾

「狼虎血闘」(鳥羽 亮 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年183冊目)「深川狼虎伝」シリーズ第3弾

「火事と女は江戸の華」(風野 真知雄 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年184冊目)「大名やくざ」シリーズ第2弾

「日本史の謎は地形で解ける、環境・民族編」(竹村 公太郎 著)PHP文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年185冊目)
このシリーズ3作目。実に面白い。

「大鯨の怪」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年186冊目)

「うつし花」(今井 絵美子 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年187冊目)「夢草紙 人情おかんケ茶屋」シリーズ第5弾

「岡惚れ」(藤井 邦夫 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年188冊目)「素浪人稼業」シリーズ第10弾

「古代エジプト展」

「J  REPORT 2014 8月第1週」
「リタイアメント・ノート 6年2ヶ月目」、
「VOL。858 SINCE AUG.12th、1983」
「古代エジプト展」
上野の「東京都美術館」で9月23日まで開かれているのが「女王と女神」と題した古代エジプト展だ。出展はニューヨークの「メトロポリタン美術館」だ。中心は女性ファラオとして知られている女王「ハトシェプスト」のものだ。約3500年前のものだという。これは一見の価値有りだ。詳しくは語らないが、素晴らしい展覧会だった。石の文化であるエジプトやヨーロッパは貴重なものがたくさん残っている。それに比して日本は木や紙の文化だから中々残らない。まあ仕方ないか。ところが何でも古いお墓は必ずと言ってよいほど盗掘されてしまっているから、本来残っていなければならないものは消散してしまっているのが現実だ。ハプシェプスト葬祭神殿も私は訪れたことがあるが、石の重いものは残されていたが、小さなものは恐らく殆ど盗掘されてないのだろう。欧米の各国は発掘と称して19世紀、20世紀初頭までエジプトから貴重な遺産をたくさん持ち帰った。それが今、各地の博物館を飾っている。本来エジプトにあるべきはずのものが各国に散らばっているということの矛盾は解消されるのだろうか?ちょっと子供じみた考えだが、エジプト政府は返還運動を続けているというが、実際には戻ってこないのだろう。

「ミミズの自殺」
またこの季節が来た。真夏の道路の上を「ミミズ」が這っている。そして路上でへたばって死んでしまう。なぜこういう行動をとるのだろうか?理解に苦しむが、毎年のことだ。そしてそれらの死骸は蟻の餌になっていく。この時期、木々の上では蝉の鳴き声が聞こえるし、路上のミミズと自然の営みの不思議さは我々人間には理解出来ないことばかりだ。

「浦和駅東口探索記」

「手前勝手世界食物語、第344号」
「浦和駅東口探索記」
例の3S会の「さわさん」と「すーさん」と一緒に、浦和駅東口を探索した。それというのも7月35日36日限定で地元のレストラン10数店が企画した「街歩き&食べ歩き」というものに参加したのだった。前売り券2800円で4店舗を訪れることが出来、各店舗で料理1品、飲み物1杯を楽しめるというもの。この企画、「湘南新宿ライン停車一周年記念」ということで行われているらしい。まずはフレンチの店「アミー」で赤ワインとローストビール、次が写真にもある「和風割烹 縮(ちじみ)」でこれもローストビーフと焼酎のカクテルを、3軒目がまたフレンチの店「ボン・チガー」で蟹とチーズの揚げ物と生ビール、そして最後は中華(名前を忘れたが、多分峡竹林か)で揚げ物と紹興酒を堪能した。どの店も多分800円で料理とドリンクでは採算に合わないだろうが、二日間で地元の店の実力を見せて、次に繋げたいという思惑なのだろうが、これは中々の企画だと思った。函館でも同様の催しが行われている時期にぶつかったが、次々とお客さんが訪れて活況を呈していた。浦和でも26日の土曜日は大変なことになっていると思う。今回訪れた4店舗共に味もよく、リピーターになってもいいと思う店ばかりだった。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「暑い夏」

「暑い夏」
夜9時の有楽町マリオン前、道路反対側のある温度計は未だに「29度」を示していた。本当に暑い夏だが、江戸時代とは恐らく数度以上違っていただろう。我々の子供時代を考えてみても、そんなに暑い夏があったという記憶はない。クーラーも扇風機もなく夜は寝ていたし、また寝られた。それにつけても江戸時代が羨ましい。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?55」
「大名や高禄な旗本らの相手の名前の呼び方」
彼らは実名で呼びあわない。実名とは「いなみ」といい、「いなみ」は「忌み名」から来ているので、相手を呼ぶ場合は「通称」で呼んだという。「官名」があればそれで呼ぶ。例えば名奉行で有名だった「大岡越前守忠相(ただすけ)」は、本名は「忠相」だが、呼ぶ時は「越前守」ないし「越前」と呼ぶらしい。例え将軍でも越前と呼んだらしい。更に詳しく述べると、大岡家は「源平藤橘(げんぺいとうきつ)」(血筋の元)では、「藤原氏」なので、正式には「大岡越前守藤原忠相(ふじわらのただすけ)」となるらしい。だから徳川家康は自分で書類に記名する時には「源家康(みなもとの)」と書いていたらしい。中々面白い。

「ユニコーンズ・嵐が丘倶楽部の会」

「ユニコーンズ・嵐が丘倶楽部の会」
母校のアメリカンフットボール部OBの会で昭和43年卒から49年卒までの仲間内で「嵐が丘倶楽部」というのを作っている。今年も2月に台湾旅行したし、年に2回程度は集まって飲んでいる。皆、大体現役当時からは太っているが、元気だ。さて、この「嵐が丘」というのは我々が練習していたグラウンドに付けられていた愛称なのだ。ところが誰がこの愛称を付けたのか?全く分かっていない。そこで調査を依頼されたのが私だった。取り敢えず先輩の方々に問い合わせのメールを入れた。果たして真相は分かるのだろうか。その嵐が丘グランドだが、私が高校一年生の10月10日の練習前、グラウンド整備をしていた時に東の空で自衛隊機が五輪の輪を描いていた。そう東京オリンピックの開会式の日だった。当時は高い建物もなく、日吉の丘から神宮上空がくっきり見えた。このグラウンドの下を東海道新幹線が走っている。小高い丘だし他に何もなかったから、荒涼とした風景から恐らく想像して「嵐が丘」と名付けられたのだろうとは思うが、付けた人は本当にセンスの良い人だ。現在は母校の理工学部の校舎が建っている場所だから昔の雰囲気は全くない。