「東京スカイツリー、またまた登場」

梅雨空に霞んで見えるスカイツリー。来年5月の開場が決まったが、入場料金が大人で3000円とはちょっと高いのではないだろうか?確かにエレベーターの収容人数が限られているから事前蘭?ァとのことだが、東武鉄道の強気がやけに目立つ。それでもお客は来るのだろう。受給バランスを考慮した結果の料金設定なのだろうから。スカイツリーのタワークレーンも既に4基から3基に減っている。報道によれば、450mのところにある第二展望台からの眺めは凡そ半径75kmという。ほぼ関東平野を網羅する範囲らしい。恐らくヘリコプターよりは低いがそれでも鳥の目で見るような感じになるのだろう。高所恐怖症の私がスカイツリーの展望台まで登れるかどうかは自信がない。

「マイナス2度のビール」

昨年も話題を呼んだが、またまたシーズン到来ということで銀座1丁目交差点付近に登場したのが「アサヒビール」のバーだ。去年も氷付くような冷たさで評判を呼んだが、今年もまたまた暑い季節が訪れようとしている。この店はシーズン性の店で今回開店する前は何の店だったのか?思い出せない。そして9月末位まで開かれ、その後は来年に再開するということなのか。ビールで身体の中から冷やしていくことが今年も流行りそうだ。冷たい生ビール、飲みたいね。

映画

映画「星守る犬」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年95作目)
北海道は名寄で白骨死体が見つかった。その中年男性は死後半年、犬は発見の直前に死んだ模様だった。残されたレシートを追って市役所の職員「奥津」は車で「新宿」「いわき」「遠野」「弘前」「石狩」と旅をし、その男性の過去を追うというお話し。秋田犬の名前は「ハッピー」、秋田犬と人生に絶望した男性との死を覚悟した悲しい最後の旅でした。中々感動的な映画、主演の西田敏行の演技がやはり素晴らしい。

映画「X?MEN」(日比谷スカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年96作目)
副題は「ファースト・ジェネレーション」、戦後の冷戦期からキューバ危機までの間に起こった新人類「ミュータント」たちを追う。「プロフェッサーX」となるチャールスの子供時代、「マグニートー」になるエリックら善と悪の象徴は遂にキューバ危機で人類に敵対するものとなった。そしてその力を人類の前に曝け出したのだった。荒唐無稽だが面白かった。

映画「12人の怒れる男たち」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年97作目)
古い白黒映画だが、実に趣きのある映画だった。陪審員12名が一室に籠もって少年の犯罪について、有罪か無罪かを決めるその場面だけが続く。最初は有罪11名無罪1名からスタートし徐々に少年の無実が明らかになっていくというもので皆さん既にご存知のお話しだが、展開が実に上手い。これが映画だという感じでした。

映画「さや侍」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年98作目)
刀の鞘しか腰にしていない侍とその幼い娘の物語。侍は脱藩者として捕らえられた。刑の執行を30日猶翌ウれる。その間に母を失って笑顔を無くした若君を笑わせられたら無罪放免、出来なければ「切腹」ということになる。ここから30日に亘るさや侍の戦いが始まるという荒唐無稽なお話し。これが意外と面白い。同情した牢番と共にどんな芸をやるのか考える。更に一般公開にまで及ぶというもので、城下の人たちもさや侍を応援するようになる。果たしてどんな結末が待っているのか?

映画「アリス・クリードの失踪」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年99作目)
出演者は3名のみ。舞台は殆どが一つの部屋の中。大金持ちの娘アリスが誘拐された。刑務所で知り合った男二人が犯人だった。親に200万ポンドを要求した。実は犯人の一人は娘の知り合いというか恋人だった。ベッドに縛り付けられ恐怖に震える娘と顔を隠した犯人達との間で行われた色々な対立や駆け引きが実に面白い。最後の最後までどうなるのかが分からない。お勧めの映画の一つでした。

映画「赤ずきん」(丸の内ピカデリー有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年100作目)
グリム童話の赤ずきんちゃんが10年経って大人になった。彼女が住む村を「人狼」が満月の日に襲い、彼女の姉が殺され、そして村人達が次々と殺された。神父が人狼退治にやってくる。村人の中に人狼はいるという神父。果たしてそれは誰なのか?彼女の恋人なのか?彼女の祖母なのか?どんでん返しが待っている。

映画「テンペスト」(日比谷シネシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年101作目)
シェークスピア最後の作品とか。ミラノ公国を追われた妃と娘はイギリスのある島に辿り着く。そこへナポリ公国の王や裏切り者のミラノの弟たちが妃の魔術によって起こされた嵐により島に漂着する。そこで起きる不可解な出来事が描かれる。妃の魔術、娘と王子のロマンス等が色々ある。よく分からない映画でした。

日経新聞6月17日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「あぜ道のダンディ」が2つ星、「東京公園」が3つ星、「127時間」が3つ星、「スカイラインー征服」が3つ星、「プッチーニの愛人」が3つ星、「あなたの初恋探します」が3つ星、「無情素描」が3つ星でした。

「シノプスシ129」(読書シリーズ129)
本「待伏せの渓」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年159冊目)「口入屋用心棒」シリーズ12作目。
本「荒南風の海」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年160冊目)「口入屋用心棒」シリーズ13作目。
本「父呑児の瞳」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年161冊目)「口入屋用心棒」シリーズ14作目。
本「腕試しの辻」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年162冊目)「口入屋用心棒」シリーズ15作目。
本「裏鬼門の変」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年163冊目)「口入屋用心棒」シリーズ16作目。
本「火走りの城」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年164冊目)「口入屋用心棒」シリーズ17作目。
本「平蜘蛛の剣」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年165冊目)「口入屋用心棒」シリーズ18作目。
本「毒飼いの罠」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年166冊目)「口入屋用心棒」シリーズ19作目。
「湯瀬直之進」は口入屋「米田屋」の娘「おきく」を娶ることにした。故郷「沼里」に一時帰京した直之進は藩主「又太郎」にも会い数日を過ごすが、慌ただしく江戸に戻る。だがそこに藩主の危篤が告げられた。

本「刃傷」(上田秀人著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年167冊目)「奥右筆秘帳」シリーズ8作目。
奥右筆組頭の「立花」は殿中で突然切りかかられ已む無く脇差で受けたが、鞘が割れ刃を殿中で抜いたとして囚われる。一方、立花の隣家の「柊衛悟」は立花の護衛役をしていたが、立花の娘「瑞紀」と婚約することになる。果たして立花は救われるのか?いつもながら面白いシリーズだ。

本「覇者」(佐伯泰英著、)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年168冊目)「密命」シリーズ25作目。
遂に「上覧剣術大試合」の当日がやって来た。上様「吉宗」公推薦の「金杉清之助」ら44名が集った。父「金杉惣三郎」が鍛え上げた「神保桂次郎」も清之助に勝つためにやってきた。その結末は?

紫陽花

「J REPORT 2011 6月第4週号」
「リタイアメント・ノート 2年12ヶ月目」 「VOL.690 SINCE AUG. 12th、1983」
「紫陽花」
梅雨も本番となればやはりこの花だろう。「紫陽花」とは実に美味いネーミングだ。小さな花びらが沢山集まって一つの大きな花を形作っているのだろうが、「梅雨の花」と言っても過言ではないだろう。鎌倉の有名なお寺に観に行ったこともあったが、紫陽花はしっとりと雨に濡れながら咲いていたのが印象的だった。都内を歩いていたら、街角の植え込みに咲いていたのを写真に撮った。花など余り興味がないのだが、紫陽花を観てほっとする気分だった。ところで「紫陽花」には別の名前もあるという。「手鞠花」「刺繍花」「七変化」「八仙花」、そして「花言葉」は「移り気」「乙女の愛」だそうだ。何か綺麗な名前ばかりだ。話しは変わるが、今公開されている映画で「星守る犬」というのがあるが、そこに出てくるのは1万本の本物の「向日葵」だった。「CGか」と問われることがあると西田敏行が言っていたが、その向日葵は本物をわざわざ植えたのだそうだ。「紫陽花」が梅雨の花だとするならば、「向日葵」は正に夏の花だ。映画で描かれていた満開の向日葵の中に座っている主人公の男性(西田敏行さん)と秋田犬のハッピーはこれも非常に印象的なシーンでした。そうすると秋の花はやはり「菊」なのだろうか?それとも「紅葉」?春は勿論「桜」、冬は「椿」なのかしら?花の知識のない私にはこれくらいしか思い付きませんでした。

「自転車はエコ?凶器?」
毎朝、愛犬との散歩で見かける男性、自転車に乗り、約4kmの周回道路を反時計回りに廻っている。速度は30kmから40kmほどか?かなりのスピードで走っている。私も時計回りで散歩しているので一時間弱の間に数度出会う。毎朝だから運動しているのだろうと思っているが、実に熱心なことだ。40代前半の細身の身体をしていてまるで自転車の選手のように走っている。さてそんな自転車だが、ヨーロッパなどでは専用車線もあり沢山の人がエコで使用しているし、山道の登り坂を一生懸命に登っている人たちもよく見かける。しかし日本の現状はと言うと危険極まりないものとなっている。毎年死者まで出る事態だが一向に改善が見られない。雨の日の傘や携帯のメール打ちなどの片手運転は本当に危険だ。それとスピードの出し過ぎ。これも眼に余るものがある。自転車購入時に講習でも受けさせなければならないのか?

「手前勝手世界食物語、第204話」

「くーた」
築地の新橋演舞場近くにある和食も店が「くーた」だ。学生時代の友人から紹介された店で本店は博多にあり、店員さんたちは全員博多出身者だという。新しい家族の顔合わせの場として使わせてもらった。場所柄生ものは美味かった。食べることに忙しくて写真を撮るのを忘れてしまったので肝心の生ものの写真はない。久し振りに博多に行きたいなあ。天神にある「よし田」の「呼子の烏賊」「関さば」「関アジ」「鯛茶」等々が食べたいなあ。勿論いつもいく薬院大通りの「七山」の「もつ鍋」「レバー刺し」、同じく薬院にある「ステーキハウス・かも川」にも行きたい。博多では玄界灘を中心とした新鮮な魚が本当に美味しい。この店「くーた」も今回はコース料理を頼んだので、最初は「冷たいコーンスープ」「刺身盛り合わせ」「煮魚」「天麩羅のかき揚げ」あとは何をたべたのか忘れてしまった。ちょっと焼酎を呑み過ぎたかな。済みません、「禁酒」は断念してしまいました。
以上、梅雨の合間「五月晴れ」の東京から勢古口がお送りしました。「五月晴れ」というのは旧暦の五月なので梅雨の合間の晴れのことをいう。

「都バスの車庫」

雨の日の愛犬の散歩のために東雲橋のところにある大型スーパーマーケットに行く。その駐車場を愛犬と歩く。その日は雨が途中から上がったので、外に出て歩くと近くに都バスの車庫があった。「深川車庫」というのだが、その周辺には都営交通関連の研修所や独身寮などもある。ここにバスが百台近くもあるのだろうか?かなり大きなバスの車庫だ。都バスの始発は大体6時頃からだから、当然始発のバスの乗務員は泊り込みもあるのだろうし、最寄り駅で拾った乗務員を運ぶバスもよく見かける。6時前にどこかの駅に来た乗務員は恐らく泊まり込みしていたか、或いは自家用車で車庫に来た人によって運転されたバスによって迎えられ、この車庫まで運ばれてきて始発の運転をするのだろうか?都内にはそうそう沢山の車庫はないだろうから、都心近くのこのバスの車庫は貴重なものなのだろう。もともとここは最初からバスの車庫だったのか、それとも日本製鋼所か三菱製鋼の跡地だったのか分からないが、周囲は高層マンション群ばかりだ。今から何年も前はこの地区は工業地帯だったが、どんどん企業はいなくなり、跡地はマンションかショッピングセンターなどに変わっていった。この車庫だって都心(東京駅)から直線距離で5kmもない。近いといえば実に近いのだ。東雲(しののめ)なんて実に古臭い名前だが、いい名前だ。なにか雲が漂うような感触がする。東雲に先から朝日が零れてくるような名前だ。

「またまた仙台会」
4月に大きな余震があった日も行った仙台会だが、今回の会は我々の出身母体である大手商社の子会社の鉄鋼建材会社の新社長に我々の仲間が就任したことを期して行った。最年長は当然70歳代だが、新社長自身も今年で還暦を迎える我々の最年少なのだから、その年齢告ャが分かると言うもの。若手の二番手がなにいうこの私なのだから。それでも秋葉原の鮪専門店で食べたコース料理はボリュームも味も満足がいくものだった。約3時間、呑んで食べて談笑して本当に楽しい時を過ごすことが出来た。昔の仕事仲間だが、何の遠慮もいらず心置きなく話せる仲間はありがたい。

「新しい家族」

5月31日に娘は入籍した。相手の男性は高校時代サッカー部での同期生だ。東日本大震災でお母様の親戚が東松島で被災されたりしたため正式な結婚式はしていない。そこで今回極々身近な家族の顔合わせを行った。私と妻、長男夫婦、次男とその友人女性。相手側はお母様と弟さん、それに勿論「娘夫婦」の合計10名だった。次々に子供たちは巣立っていく。7月には娘たちも新居に移る嵐閧ネので我が家には私たち夫婦二人だけと愛犬のみが残ることになる。娘が出た後の部屋は完全に物置部屋にしてしまう嵐閧セ。家内の実家にある和服もこちらに持ってきて整理することにした。ついでに私の部屋にある大量の家具や衣服も移動するし、現在長男の自宅に預けてあるこれも大量の衣服も持ち帰ってくる嵐閧セ。何もしてやれなかったので娘夫婦にはマンションを買ってやることにした。久君(娘の夫です)の勤めと実家の関係で松戸付近を捜して中古マンションを見つけてきたようだ。リフォームが完了したら移る嵐閧ネのだが、震災の影響で部材等がなくて苦労しているみたいだ。娘自体は浦安の不動産会社に勤務しているのでその会社が持っているリフォーム部隊に仕事を任せるとのことだ。さて、新しい家族たちだが、これからも仲良くやっていけるように互いに努力していこう。

「何だったんだろう?政権交代」
本当に今の政治はどうなっているのか?2年前の夏の総選挙、あの熱気の中で有権者は政権交代を選択した。そして今起きていることはそれらの期待を全て奪い去った醜い争いだけだったとは。首相も延命だけで記録達成だけに政治生命を賭けているとしたら選挙民はどうなるのか?全く日本の政治家は自己保身しか考えておらず国民のことを考えている政治家は一人もいないのかと疑いたくなる。もういい加減にしてほしい。辞めるべき人は辞める。次に新しい政権を作り、まずは震災対策をやる。それしかないだろう。それも分からない今の政治家ならば全員引退しろ。男は特に政治家は引き際が肝心だ。男にとって引き際は死に際と同意語だ。身の引き方が清くない人間は最低最悪だ。

映画

映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年90作目)
AKB48前田敦子さん主演の映画だが、本来はベストセラーの「もしドラ」の内容が希薄になり、ただのスポ根映画になってしまっていた。ドラッガーの主張する動機付けが薄れてしまい味のないコーヒーのような映画だった。AKBファンしか観ないのではないか?

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年91作目)
副題「命の泉水」、主演は勿論ジョニー・デップ。今回は相手役がペネロペ・クルス。まあお話しはどうでもいいが、3D作品だ。本来ならば上映されたその週に観るのだが、松竹株主でも3Dは一人2000円なので6月以降にずらしたのだ。6月からは株主優待ポイント15点でただになる。2000円と0円は大きいので6月まで待った次第なのだった。

映画「クロエ」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年92作目)
大学教授である夫が浮気をしているのではないか?と疑問を持った妻は、美しい売春婦の「クロエ」という女性に夫を誘惑してくれるように依頼する。その結果、クロエからの報告によれば夫と浮気したとのことだった。妻は夫を追及するが、夫は否定。そのうちに妻はクロエと関係を持ってしまう。更にクロエは大学生の息子まで誘惑してしまうのだった。複雑な関係はどうなるのか?大人向きの映画でした。

映画「第三の男」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年93作目)
流石名作だ。古い白黒映画だが色褪せていない。ウィーンにやって来たアメリカの作家は友人が死んでいて、その葬儀に立ち会うことになる。ところがトラックに轢かれた現場では二人の友人のほかにもう一人、即ち第三の男がいたことが判明する。時代は戦争直後、ウィーンは連合国軍に分割統治されていた。友人の恋人に惚れた作家は真相を知ろうとするが、駐留米軍から知らされたことは友人が犯罪者だったということだった。だが死んだと思われていた友人は実は生きていたのだった。ウィーンを巡って起きた不可思議な事件。第三の男は存在しない人物であり、死んだと思われていた友人は生きていたというお話し。最後の下水道での追跡劇が盛り上がる。

映画「パラダイス・キス」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年94作目)
有名進学校の3年生の女子生徒「紫(ゆかり)」はここのとろこ成績が下がり気味。そんな折、ファッションショーのモデルにスカウトされる。それは服装学園の卒業記念ショーのモデルだった。そこで出会ったデザイナー志望の男性「ジョージ」とその仲間達とでショーに挑む。進学をするのか、モデルの道を選ぶのか?悩むゆかり。ジョージはパリに発っていく。メロドラマでした。

日経新聞6月10日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「奇跡」が3つ星、「やさ侍」が4つ星、「X?MEN」が3つ星、「赤ずきん」が3つ星、「テンペスト」が3つ星、「アリス・グリードの失踪」が4つ星、「星守る犬」が3つ星でした。

「シノプスシ128」(読書シリーズ128)
本「逃げ水の坂」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年148冊目)
「口入屋用心棒」シリーズ第1作目。姿を消した妻を捜しに江戸に出てきた「湯瀬直之進」は口入屋「米田屋」の用心棒となる。そこで次々と起こる事件に命を掛ける。

本「古着屋総兵衛影始末 知略」(佐伯泰英著、)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)
書き直しシリーズ8作目。京都に上った総兵衛は柳沢吉保の陰謀を魔ュことになる。

本「匂い袋の宵」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)「口入屋用心棒」シリーズ2作目。
本「鹿威しの夢」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年150冊目)「口入屋用心棒」シリーズ3作目。
本「夕焼けの甍」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年151冊目)「口入屋用心棒」シリーズ4作目。
本「春風の太刀」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年152冊目)「口入屋用心棒」シリーズ5作目。
本「仇討ちの朝」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年153冊目)「口入屋用心棒」シリーズ6作目。
本「野良犬の夏」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年154冊目)「口入屋用心棒」シリーズ7作目。
本「手向けの花」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年155冊目)「口入屋用心棒」シリーズ8作目。
本「赤富士の空」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年156冊目)「口入屋用心棒」シリーズ9作目。
本「雨上りの宮」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年157冊目)「口入屋用心棒」シリーズ10作目。
本「旅立ちの橋」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年158冊目)「口入屋用心棒」シリーズ11作目。
居なくなった妻「千勢」を「湯瀬直之進」は見つけるが、再び元の鞘には戻れそうにない。それよりも湯瀬を狙う暗殺者「倉田佐之助」との相次ぐ戦いは決着つかない。更にどうも妻と本来は仇の佐之助は互いに惚れあってしまったようなのだ。お家騒動は湯瀬の活躍もあり無事終了するが、襲い掛かる刺客は果てない。遂に本当の悪者が分かった。なんと黒幕は幕府の老中だったのだ。

銘板

「J REPORT 2011 6月第3週号」
「リタイアメント・ノート 2年12ヶ月目」 「VOL.689 SINCE AUG. 12th、1983」
「銘板」
6月4日の土曜日、久々、本当に久々に「日吉」の町を訪れた。中学、高校、大学と10年間に亘って通ったところだ。駅前から緩やかな登り坂の並木道が美しい。通い慣れた道だ。本日の目的は「日吉記念館」に置かれている「慶応義塾創立150周年記念、寄付銘板」の公開を観ることだった。企業と個人が学校に寄付した記念にステンレス製の板に名前を刻み、謝意を示すというためのものだ。個人の名前は実に3000名に及ぶという。それもある一定金額以上の寄付を行った人たちだけでだ。その内の一人が私だった。私の名前も「あいうえお」順に並べられて刻まれていた。「日吉記念館」は創立100周年記念の時に造られたもので「東京オリンピック」の会場の一部としても使われた多目的体育館だ。何の競技をやっていたのかは忘れてしまった。記念館に向って右手に高校の校舎がある。白亜の3階建ての建物はもう古いもので私の高校時代もここで勉強した。懐かしい建物だ。この風景は40年前の昔と全く変わっていない。日吉の校舎は「日吉台」という台地の上に建っている。戦争中はこの岡の地下に日本軍の施設が造られていたという。今でも地下トンネルは残っているらしい。東海道新幹線もこの台地の下を走っている。それにしても「東急東横線日吉駅」は変わったものだ。隔世の感がある。モダンなたてものとなり、ホームと線路は地下式になり、地上を東西に結ぶ連絡用自由通路もあり本当に便利だ。都営地下鉄三田線から直通運転で都心から乗り換えなしに日吉まで来ることができる。勿論中目黒経由での直通路線もある。昔の日吉駅は線路とホームが地上で階段を使って改札口に向わねばならなかった。フットボールの練習を終えて帰宅する前に改札口前の売店で菓子パンを買って頬張った。駅の向こう側、普通部側にある酒屋で立ち飲みもよくしたものだった。

「一番風呂」
物心付いた時から私の家には風呂があった。何度か建て直したが、所謂「内風呂」というものがあった。昔の日本人の生活の中には自宅には風呂がないのが当たり前だったから、近所の人に残り湯に入ってもらっていた。その時、一番風呂は我が家の男子が入った。父がいる時は勿論父が、いないときは私が一番風呂に入った。女性陣は必ずその後だった。男尊女卑の典型的な例だった。檜の風呂桶の香もかぐわしい風呂に入るとうっとりとするくらい気持ちが良かったのを覚えている。我が家は元々は戦後出来たばかりの市営住宅だったが、改造して風呂を増築したのだと思う。昔は市営住宅に風呂などなかったはずだから。風呂が使えない時には近くの銭湯に行った。普通は銭湯が当たり前で各地に銭湯があったと思う。今や銭湯は恐竜と同じに駆逐されてしまったのだが。戦後、日本は変わった。それでも風呂に入るという習慣には殆ど変化はなかったのだろう。団塊世代の私にとって風呂はやはり自宅ではいる内風呂が一番ありがたい。

「手前勝手世界食物語、第203話」

「美国屋の鰻」
日本橋高島屋の横に「美国屋」という小さな鰻屋がある。みずほ銀行の裏といったほうがよいのだろうか。この鰻屋、本当に小さい。間口1間ほどで奥行きも数間で客室は3階まである。鰻屋は鰻の寝床といった感がある。品書きには「鰻重」が3種類しかない。違いは鰻の量によるらしいので一番安い2000円の鰻重を頼んだ。まあそこそこの味だった。勘定をする段になって請求書というかそんなものを観たら一番上に「り ○」、次に「り 丁」、最後に「川 り」と書かれていて私のには一番上の「り ○」のところに一本線が入っていた。店の人に聞いたらやはり「符調」のようで○が一番安い鰻重、丁は二番目、川は三番目だという。丁は二、川は三は分かるが、○がどうして一になるのかがよく分からなかった。これから夏にかけて鰻は庶民の人気料理になる。蒸し暑い日本の夏を乗り切るには鰻でスタミナを付けよう。最近行っていないが、南千住の「尾花」が庶民には頼もしい店だ。安くて美味くてと二拍子揃っている。早くはない。注文を請けてから捌くから鰻が出てくるまで30分は掛かるからだ。勿論天然物もある。但し天然鰻一匹丸ごとは、最低でも一万円はするので覚悟が必要だが。夕方は早く行かないと品切れで食べられないこともあるからご用心。有名高級鰻店は都内にも沢山あるが、それなりの値段を出せば食べられる鰻だが、やはり安いことに越したことはないし、更に美味ければもう絶対だ。鰻も泥鰌も江戸時代から庶民のタンパク源だった訳だから、日本人に染み付いた味なのだろう。中華料理の鰻と言うと、ぶつ切りにした鰻を煮込んだものだったが、あれは大味でいけない。日本でも鰻は東京と大阪では裁き方も焼き方も違うが、私は東京式の蒸して焼いたものが好きだ。
「北京ダック」
最近テレビで観たのだが、北京の町にある庶民向けの北京ダック専門店で出されていたものは、釜に吊るしたダックを桃の木の火と煙で焼き上げ、それをスライスするのだが、皮に充分な身をつけて切られていた。従来「北京式」は皮を薄く切り出し殆ど身が付いていないとされていた。反対に「広東式」は身を沢山付けているとされていたが、今回のテレビでやはり北京でも広東式のほうが美味いということは皆が分かっていたということだ。有名な「全聚徳」は皮だけで身は薄くする方式で、小麦粉の皮に挟むのは「白髪葱」のみ、だがテレビではこれに「キュウリの細切り」が付いていたが、やはり身を厚くして白髪葱とキュウリを合わせて「甘味噌」で食べるというのが良い。何もダックの皮だけ食べて残りの身を「まかない料理」として料理人たちに食べさせることはなかろう。
以上、梅雨真っ最中の東京から勢古口がお送りしました。