「新しい家族」

5月31日に娘は入籍した。相手の男性は高校時代サッカー部での同期生だ。東日本大震災でお母様の親戚が東松島で被災されたりしたため正式な結婚式はしていない。そこで今回極々身近な家族の顔合わせを行った。私と妻、長男夫婦、次男とその友人女性。相手側はお母様と弟さん、それに勿論「娘夫婦」の合計10名だった。次々に子供たちは巣立っていく。7月には娘たちも新居に移る嵐閧ネので我が家には私たち夫婦二人だけと愛犬のみが残ることになる。娘が出た後の部屋は完全に物置部屋にしてしまう嵐閧セ。家内の実家にある和服もこちらに持ってきて整理することにした。ついでに私の部屋にある大量の家具や衣服も移動するし、現在長男の自宅に預けてあるこれも大量の衣服も持ち帰ってくる嵐閧セ。何もしてやれなかったので娘夫婦にはマンションを買ってやることにした。久君(娘の夫です)の勤めと実家の関係で松戸付近を捜して中古マンションを見つけてきたようだ。リフォームが完了したら移る嵐閧ネのだが、震災の影響で部材等がなくて苦労しているみたいだ。娘自体は浦安の不動産会社に勤務しているのでその会社が持っているリフォーム部隊に仕事を任せるとのことだ。さて、新しい家族たちだが、これからも仲良くやっていけるように互いに努力していこう。

「何だったんだろう?政権交代」
本当に今の政治はどうなっているのか?2年前の夏の総選挙、あの熱気の中で有権者は政権交代を選択した。そして今起きていることはそれらの期待を全て奪い去った醜い争いだけだったとは。首相も延命だけで記録達成だけに政治生命を賭けているとしたら選挙民はどうなるのか?全く日本の政治家は自己保身しか考えておらず国民のことを考えている政治家は一人もいないのかと疑いたくなる。もういい加減にしてほしい。辞めるべき人は辞める。次に新しい政権を作り、まずは震災対策をやる。それしかないだろう。それも分からない今の政治家ならば全員引退しろ。男は特に政治家は引き際が肝心だ。男にとって引き際は死に際と同意語だ。身の引き方が清くない人間は最低最悪だ。

映画

映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年90作目)
AKB48前田敦子さん主演の映画だが、本来はベストセラーの「もしドラ」の内容が希薄になり、ただのスポ根映画になってしまっていた。ドラッガーの主張する動機付けが薄れてしまい味のないコーヒーのような映画だった。AKBファンしか観ないのではないか?

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年91作目)
副題「命の泉水」、主演は勿論ジョニー・デップ。今回は相手役がペネロペ・クルス。まあお話しはどうでもいいが、3D作品だ。本来ならば上映されたその週に観るのだが、松竹株主でも3Dは一人2000円なので6月以降にずらしたのだ。6月からは株主優待ポイント15点でただになる。2000円と0円は大きいので6月まで待った次第なのだった。

映画「クロエ」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年92作目)
大学教授である夫が浮気をしているのではないか?と疑問を持った妻は、美しい売春婦の「クロエ」という女性に夫を誘惑してくれるように依頼する。その結果、クロエからの報告によれば夫と浮気したとのことだった。妻は夫を追及するが、夫は否定。そのうちに妻はクロエと関係を持ってしまう。更にクロエは大学生の息子まで誘惑してしまうのだった。複雑な関係はどうなるのか?大人向きの映画でした。

映画「第三の男」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年93作目)
流石名作だ。古い白黒映画だが色褪せていない。ウィーンにやって来たアメリカの作家は友人が死んでいて、その葬儀に立ち会うことになる。ところがトラックに轢かれた現場では二人の友人のほかにもう一人、即ち第三の男がいたことが判明する。時代は戦争直後、ウィーンは連合国軍に分割統治されていた。友人の恋人に惚れた作家は真相を知ろうとするが、駐留米軍から知らされたことは友人が犯罪者だったということだった。だが死んだと思われていた友人は実は生きていたのだった。ウィーンを巡って起きた不可思議な事件。第三の男は存在しない人物であり、死んだと思われていた友人は生きていたというお話し。最後の下水道での追跡劇が盛り上がる。

映画「パラダイス・キス」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年94作目)
有名進学校の3年生の女子生徒「紫(ゆかり)」はここのとろこ成績が下がり気味。そんな折、ファッションショーのモデルにスカウトされる。それは服装学園の卒業記念ショーのモデルだった。そこで出会ったデザイナー志望の男性「ジョージ」とその仲間達とでショーに挑む。進学をするのか、モデルの道を選ぶのか?悩むゆかり。ジョージはパリに発っていく。メロドラマでした。

日経新聞6月10日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「奇跡」が3つ星、「やさ侍」が4つ星、「X?MEN」が3つ星、「赤ずきん」が3つ星、「テンペスト」が3つ星、「アリス・グリードの失踪」が4つ星、「星守る犬」が3つ星でした。

「シノプスシ128」(読書シリーズ128)
本「逃げ水の坂」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年148冊目)
「口入屋用心棒」シリーズ第1作目。姿を消した妻を捜しに江戸に出てきた「湯瀬直之進」は口入屋「米田屋」の用心棒となる。そこで次々と起こる事件に命を掛ける。

本「古着屋総兵衛影始末 知略」(佐伯泰英著、)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)
書き直しシリーズ8作目。京都に上った総兵衛は柳沢吉保の陰謀を魔ュことになる。

本「匂い袋の宵」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)「口入屋用心棒」シリーズ2作目。
本「鹿威しの夢」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年150冊目)「口入屋用心棒」シリーズ3作目。
本「夕焼けの甍」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年151冊目)「口入屋用心棒」シリーズ4作目。
本「春風の太刀」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年152冊目)「口入屋用心棒」シリーズ5作目。
本「仇討ちの朝」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年153冊目)「口入屋用心棒」シリーズ6作目。
本「野良犬の夏」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年154冊目)「口入屋用心棒」シリーズ7作目。
本「手向けの花」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年155冊目)「口入屋用心棒」シリーズ8作目。
本「赤富士の空」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年156冊目)「口入屋用心棒」シリーズ9作目。
本「雨上りの宮」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年157冊目)「口入屋用心棒」シリーズ10作目。
本「旅立ちの橋」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年158冊目)「口入屋用心棒」シリーズ11作目。
居なくなった妻「千勢」を「湯瀬直之進」は見つけるが、再び元の鞘には戻れそうにない。それよりも湯瀬を狙う暗殺者「倉田佐之助」との相次ぐ戦いは決着つかない。更にどうも妻と本来は仇の佐之助は互いに惚れあってしまったようなのだ。お家騒動は湯瀬の活躍もあり無事終了するが、襲い掛かる刺客は果てない。遂に本当の悪者が分かった。なんと黒幕は幕府の老中だったのだ。

銘板

「J REPORT 2011 6月第3週号」
「リタイアメント・ノート 2年12ヶ月目」 「VOL.689 SINCE AUG. 12th、1983」
「銘板」
6月4日の土曜日、久々、本当に久々に「日吉」の町を訪れた。中学、高校、大学と10年間に亘って通ったところだ。駅前から緩やかな登り坂の並木道が美しい。通い慣れた道だ。本日の目的は「日吉記念館」に置かれている「慶応義塾創立150周年記念、寄付銘板」の公開を観ることだった。企業と個人が学校に寄付した記念にステンレス製の板に名前を刻み、謝意を示すというためのものだ。個人の名前は実に3000名に及ぶという。それもある一定金額以上の寄付を行った人たちだけでだ。その内の一人が私だった。私の名前も「あいうえお」順に並べられて刻まれていた。「日吉記念館」は創立100周年記念の時に造られたもので「東京オリンピック」の会場の一部としても使われた多目的体育館だ。何の競技をやっていたのかは忘れてしまった。記念館に向って右手に高校の校舎がある。白亜の3階建ての建物はもう古いもので私の高校時代もここで勉強した。懐かしい建物だ。この風景は40年前の昔と全く変わっていない。日吉の校舎は「日吉台」という台地の上に建っている。戦争中はこの岡の地下に日本軍の施設が造られていたという。今でも地下トンネルは残っているらしい。東海道新幹線もこの台地の下を走っている。それにしても「東急東横線日吉駅」は変わったものだ。隔世の感がある。モダンなたてものとなり、ホームと線路は地下式になり、地上を東西に結ぶ連絡用自由通路もあり本当に便利だ。都営地下鉄三田線から直通運転で都心から乗り換えなしに日吉まで来ることができる。勿論中目黒経由での直通路線もある。昔の日吉駅は線路とホームが地上で階段を使って改札口に向わねばならなかった。フットボールの練習を終えて帰宅する前に改札口前の売店で菓子パンを買って頬張った。駅の向こう側、普通部側にある酒屋で立ち飲みもよくしたものだった。

「一番風呂」
物心付いた時から私の家には風呂があった。何度か建て直したが、所謂「内風呂」というものがあった。昔の日本人の生活の中には自宅には風呂がないのが当たり前だったから、近所の人に残り湯に入ってもらっていた。その時、一番風呂は我が家の男子が入った。父がいる時は勿論父が、いないときは私が一番風呂に入った。女性陣は必ずその後だった。男尊女卑の典型的な例だった。檜の風呂桶の香もかぐわしい風呂に入るとうっとりとするくらい気持ちが良かったのを覚えている。我が家は元々は戦後出来たばかりの市営住宅だったが、改造して風呂を増築したのだと思う。昔は市営住宅に風呂などなかったはずだから。風呂が使えない時には近くの銭湯に行った。普通は銭湯が当たり前で各地に銭湯があったと思う。今や銭湯は恐竜と同じに駆逐されてしまったのだが。戦後、日本は変わった。それでも風呂に入るという習慣には殆ど変化はなかったのだろう。団塊世代の私にとって風呂はやはり自宅ではいる内風呂が一番ありがたい。

「手前勝手世界食物語、第203話」

「美国屋の鰻」
日本橋高島屋の横に「美国屋」という小さな鰻屋がある。みずほ銀行の裏といったほうがよいのだろうか。この鰻屋、本当に小さい。間口1間ほどで奥行きも数間で客室は3階まである。鰻屋は鰻の寝床といった感がある。品書きには「鰻重」が3種類しかない。違いは鰻の量によるらしいので一番安い2000円の鰻重を頼んだ。まあそこそこの味だった。勘定をする段になって請求書というかそんなものを観たら一番上に「り ○」、次に「り 丁」、最後に「川 り」と書かれていて私のには一番上の「り ○」のところに一本線が入っていた。店の人に聞いたらやはり「符調」のようで○が一番安い鰻重、丁は二番目、川は三番目だという。丁は二、川は三は分かるが、○がどうして一になるのかがよく分からなかった。これから夏にかけて鰻は庶民の人気料理になる。蒸し暑い日本の夏を乗り切るには鰻でスタミナを付けよう。最近行っていないが、南千住の「尾花」が庶民には頼もしい店だ。安くて美味くてと二拍子揃っている。早くはない。注文を請けてから捌くから鰻が出てくるまで30分は掛かるからだ。勿論天然物もある。但し天然鰻一匹丸ごとは、最低でも一万円はするので覚悟が必要だが。夕方は早く行かないと品切れで食べられないこともあるからご用心。有名高級鰻店は都内にも沢山あるが、それなりの値段を出せば食べられる鰻だが、やはり安いことに越したことはないし、更に美味ければもう絶対だ。鰻も泥鰌も江戸時代から庶民のタンパク源だった訳だから、日本人に染み付いた味なのだろう。中華料理の鰻と言うと、ぶつ切りにした鰻を煮込んだものだったが、あれは大味でいけない。日本でも鰻は東京と大阪では裁き方も焼き方も違うが、私は東京式の蒸して焼いたものが好きだ。
「北京ダック」
最近テレビで観たのだが、北京の町にある庶民向けの北京ダック専門店で出されていたものは、釜に吊るしたダックを桃の木の火と煙で焼き上げ、それをスライスするのだが、皮に充分な身をつけて切られていた。従来「北京式」は皮を薄く切り出し殆ど身が付いていないとされていた。反対に「広東式」は身を沢山付けているとされていたが、今回のテレビでやはり北京でも広東式のほうが美味いということは皆が分かっていたということだ。有名な「全聚徳」は皮だけで身は薄くする方式で、小麦粉の皮に挟むのは「白髪葱」のみ、だがテレビではこれに「キュウリの細切り」が付いていたが、やはり身を厚くして白髪葱とキュウリを合わせて「甘味噌」で食べるというのが良い。何もダックの皮だけ食べて残りの身を「まかない料理」として料理人たちに食べさせることはなかろう。
以上、梅雨真っ最中の東京から勢古口がお送りしました。

「ゲームセンターの熊さん」

「ララポート豊洲」の中にあるゲームセンターの入口に「熊さんの人形」があった。立てられた金属製のポールに紐で繋がれていてチクタクチクタクと動きながらポールの周りを回っていた。なかなか可愛い熊さんだ。ゲームセンターの照明も天井のライトは半分ほど消灯していたが、ゲーム機自体には節電装置はないようで光り輝き、大音響を発していた。ウィークデーの昼間なのに小学生が沢山いたが、どうしてなのか不思議でした。

「横浜開港記念日」
1859年に横浜は外国に対して開港したが、その日が6月2日だ。横浜生まれの横浜育ちの私はこの6月2日には市内の公立学校は休校となり、幼い頃は家族に連れられて「花電車」を観にいったものだ。路面電車の市電が飾り付けられていたのを覚えている。「開港100年目」の年、1959年、私は小学6年生だった。記念行事があり、学校を代浮オて港巡りのクルーズに行ったことも覚えている。

「梅雨寒」
例年と比べると非常に早く梅雨入りしたが、このところの寒さには驚かされる。じめじめとして小雨模様で空もどんよりと曇っているので太陽も当然見えない。気温も20度に達せず季節は2ヶ月近くも戻ってしまった感がある。上着も手放せない。そうかと思えば「スーパークールビズ」なる言葉が出現し、オフィスでの節電対応をしようとしている。いいことだと思う。外出してお客と会うにしても最低限の服装マナーさえ守れば日本中が節電のための冷房を控えるということなのだから、皆で協力しよう。まあこの梅雨の寒さが夏まで続くことは有り得ないので、服装を軽装にしてでも節電しよう。

「大潮」

5月末から約1週間は「大潮」の時期だ。大潮があるということは、干潮時には海は退くということだ。豊洲運河をみると杭の根本まで潮が退いていて、通常は見えない「貝」なども露出している。だから東京湾の奥まったこの辺りでも満潮時と干潮時の差は1メートル以上にもなる。自然の力と言うか、月と地球のバランスの問題と言うか、やはり自然は凄い。そんな自然を相手にして自然の力を甘く見た結果が今回の大震災と原発事故だった訳だ。人間の想像力、嵐m迫ヘなどというものは実に頼りない。「想定外」という言葉が連発されたが、そもそも想定というのは人間の身勝手な創造であって、自然の大きさに改めて敬意を持つべきだったのだろう。我々が経験した事のないほどのことが現実に起きた訳だから、これ以上更にそれ以上のことが起きても不思議でもなんでもない。「ノアの箱舟」が史実であるかどうかは知らないが、それほど大きな自然災害が過去にあったとしてもなんら不思議ではない。だからこれからも自然に対して恐れ戦くだけでなく英知の限りを尽くして対抗し人類の発展に繋げなければならないだろう。

映画

映画「プリンス・トヨトミ」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年85作目)
大阪人の血を沸かせること請け合いの映画だ。正に「大阪国物語」といえよう。400年前の「大坂夏の陣」で豊臣家は滅びたと思われていたが、国松という秀頼の遺子が生き延びたという設定だ。それを綿綿と守ってきた大阪人たちは明治維新政府へ協力することと引き換えに大阪国の独立を認めさせたという。そしてその血筋は今も脈々と続いているというお話し。荒唐無稽だが大阪人必見の映画だろう。ベストセラー小説の映画化だ。ちょっと原作とは違っていたが。

映画「アジャストメント」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年86作目)
「運命の書」によって人類は皆操られているという設定。下院議員の彼は庶民派、上院に打って出るが選挙は敗れる。そんな時、通勤のバスの中でダンサーをしている美しい女性と知り合う。だが運命の書を動かしているグループ、これが原題でもある「アジャストメント・ビューロー」という組織でそのメンバーは皆、帽子を被っているのだが、彼らが下院議員の行動を規制しようとする。だが彼女に恋してしまった議員は彼らの動きに抵抗するのだった。

映画「カサブランカ」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年87作目)
懐かしの名画だ。白黒映画と言うのも実に懐かしい。第二次世界大戦下、ドイツ軍占領下のフランスから逃げてきた人たちはフランス領モロッコでリスボン経由アメリカ行きのヴィザ発行を待っていた。そんな北アフリカのカサブランカでバーを経営する男のところに偶然一人の女性が現れた。数年前パリで恋愛に落ちた女性だったが、待ち合わせの駅には現れなかった。失意の内にカサブランカに逃れた彼の前に再び現れた女性の求めていたものは?素晴らしい映画だった。筋書きが実に面白いし、結末がまた面白かった。

映画「マイ・バック・ページ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年88作目)
1970年の学生闘争の時代に生きた二人の青年。一人は東大を出てジャーナリストになったのだが、狙うのはスクープ。一方もう一人は革命家を標榜する男、所謂革命家を夢見ている男。二人の青年が夢見たことのすれ違いとはなにか?この映画、一言で言えば「煙草の煙」だ。常に煙草の煙塗れの生活の中から何が出てくるのか?理想と現実の狭間に若者が揺れる。妻夫木聡と松山ケンイチの二人の熱演は分かるが、内容が低レベルだった。

映画「手塚治虫のブッダ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年89作目)
仏陀の若き時代を描く手塚治虫作品のアニメ。釈迦族の王子として生まれた彼は人間の「生、老、病、死」の無情と戦争が相次ぐ世の中に対して自分自身で何が出来るかを問う。誕生から「悟り」を開くために放浪を開始するまでを描いた。

日経新聞6月3日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「軽蔑」が3つ星、「光のほうへ」が4つ星、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら」が2つ星、「パラダイス・キス」が3つ星、「バビロンの陽光」が3つ星、「処刑剣14BLADES」が3つ星、「ポールダンシングボーイず」が2つ星でした。

「シノプスシ127」(読書シリーズ127)
本「おとら婆」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年138冊目)シリーズ14作目
本「おっかあ」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年139冊目)シリーズ15作目
本「八万石の風来坊」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年140冊目)シリーズ16作目
本「風来坊の花嫁」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年141冊目)シリーズ17作目
本「はやり風邪」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年142冊目)シリーズ18作目
本「秘剣霞颪(おろし)」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年143冊目)シリーズ19作目
本「きまぐれ藤四郎」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年144冊目)シリーズ20作目
本「おしかけた姫君」(鳥羽亮著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年145冊目)シリーズ21作目
「華町源九郎 江戸暦 はぐれ長屋の用心棒」シリーズ。江戸は本所相生町の「はぐれ長屋」に住む牢人「華町源九郎」もすでに58歳になった。隠居だったが、凄腕の「鏡新明智流」の使い手だ。長屋の他の4名と共に事件に立ち向かう。

本「未練坂の雪」(風野真知雄著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年146冊目)
「女だてら 麻布わけあり酒場2」。火事で亡くなった女将「おこう」の一人娘「小鈴」が再開した酒場で働くことになり、スポンサーになった三人「星川勢七郎」「源蔵」「日之助」が助けながら暮す姿を描く。

本「警視庁情報官 ハニートラップ」(濱 嘉之著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年147冊目)
警視庁にある「情報室」という部門のお話しなのだが、専門性が強くてよく分からなかった。要は中国のスパイと日本の防衛企業、防衛省、警察との癒着関係から防衛情報が漏洩するというもの。そのきっかけは「女スパイ」、それが「蜜の罠」という意味だという。

カッターボート

「J REPORT 2011 6月第2週号」
「リタイアメント・ノート 2年12ヶ月目」 「VOL.683 SINCE AUG. 12th、1983」
「カッターボート」
早朝6時、「東京海洋大学越中島校舎」(旧・東京商船大学)から漕ぎ出された「カッター」が隅田川を進む。毎年この時期恒例の早朝訓練の模様だ。新入生のためなのだろう。このカッターボートにはオールが左右に6本づつの合計12本付いている。それに二人づつが付いていて交替で漕ぐ。だから漕ぎ手は合計で24名、それに先生か先輩かが3人付いているのでボート一隻に27名が乗り込んでいた。それらのボートが合計で6隻。司令船のようなエンジン付きのボートも同行している。全員が救命胴衣着用だ。この大学、多分寮があり、そこで新入生は暮しているのだろう。大学なのに大学生を見ることが殆どない。ということは寮と校舎との往復なのだろうか?寮も勿論校内にあるのだから余り外に出ることもないのだろう。

「節電」
東京電力から届いていた「電気ご使用量のお知らせ」なる請求書を整理して見た。
2010年 10月分 408KW  9,626円
      11月分 404KW  9,434円
      12月分 383KW  8,919円
2011年  1月分 503KW 11,534円
       2月分 410KW  9,430円
       3月分 404KW  9,321円
       4月分 377KW  8,803円
ここでいう3月分とは2月23日から3月22日の分だから、節電を始めてまだ10日間、月の三分の一に過ぎない。しかし4月分からは大きく節電効果が出ている。白熱電球をLEDに9個替えたし、小まめに電気を消している。1月に沢山の電気を使っている理由が分からない。ちょっと突出し過ぎているのではないか?疑問が湧く。まだ未だに5月分が届いていないが、どうなっているのか?不可思議な東電の対応だ。

「手前勝手世界食物語、第202話」

「素敵庵のステーキ」
この店には3度目の訪問だ。今回は「ステーキ定食」で220gのステーキを注文した。通常が180g@2700円で、換算するとグラム15円、量が増えると割安に、量が減ると割高になる。220gでは3000円、即ちグラム当り13.6円だった。これは輸入肉のステーキのこと。和牛となるとかなり割高になる。それでもこの店、ほぼ満席状態だった。リーズナブルな価格とちょっと小洒落た雰囲気、目の前で焼き上げるパフォーマンス、味もそれなりなので流行っているようだ。テーブル席は満席、カウンター席も適当に埋まっていた。牛肉の話題に事欠かない事態が続いている。(素敵庵の場所は高速道路下の銀座インズ1の地下です)焼肉店の生肉「ユッケ」での食中毒騒動に始まって、牛丼チェーン店大手3社の一時的値下げなどだ。私は外食で牛丼を食べないので関係ないが、まあ安くなったものだ。和牛の等級A5という最高級和牛肉は霜降りの実に柔らかい肉質だから高いお金を払っても納得できるが、輸入牛のバラ肉で作られる庶民の味「牛丼」は本当に安ければ良いのだろうか?あくまで一時的な客寄せだとすると、出血赤字販売なのだろうか?240≠T0円の牛丼でも採算が合うとするならば、どこかにしわ寄せがあるのだろうか?それは外人を使う人件費なのだろうか?ところで震災後、逃げ帰った外食店店員の外国人たちはどうなったのだろうか?日本に再度やってきたのか?まあ逃げ足の速い人たちだ。同じことは小学校で4月から始まった「英語」の授業にも影響が出ているという。外国人教師が帰国してしまったらしい。突然押し付けられた日本人の担当教師は大変困っているという。文科省の対応もめちゃくちゃだ。講習もせず未経験の英語教育をやれというのは如何なものだろうか?それと日本人の英語の下手な教師の発音を真似ている小学生をテレビで観ているとあの発音を引き摺ってしまうのか?と思うとがっくりきてしまう。やはりネイティブの発音を聞かせないと駄目だ。英語は「日本語のカタカナの発音」ではないのだぞ。まずは耳から覚えさせなければならないのに。苦言を呈します。
以上、いよいよ「麦秋」(暦では5月31日です)の季節を迎える東京から勢古口がお送りしました。

「被災した富岡八幡宮」

余り行っていなかった「富岡八幡宮」を訪れたら、びっくり。裏手の西参道にある「鳥居」が修理中だった。どうやら震災の影響で鳥居の一部が落ちたようだった。さて8月に行われる「例大祭」の内、「連合渡御」が今年は中止となったという。浅草の三社祭も中止だったし、祭の自粛は如何なものか?寧ろ多いに騒いでお金を使って復興を支えるべきではなかろうか?とはいえ例年の通称「水掛祭」が中止とは淋しい限りだ。江戸時代は「江戸最大の八幡様」として徳川幕府の支援も得て、また明治以降は朝廷のお蔭もあり、今日の繁栄を築いてきたという。江戸城から観て東の方角にあるので「巽(たつみ)芸者」と呼ばれる深川芸者を輩出し色町としても多いに栄えたこの門前町が今の「門前仲町」だという。またこの八幡様は相撲との関係も深い。境内には歴代の横綱の名前を記した石の柱もある。話しは変わるが「隅田川花火大会」が一ヶ月延期されて8月27日になったという。これは嬉しい話しなのだが、それにより影響を受ける花火大会が「浦安」だという。浦安の花火大会は隅田川にあわせてこれまでは同日に行われていた。理由は見物人の分散のためだという。浦安単独で開催されると沢山の人が集まった時の混雑で事故が発生する可柏ォがあるからだと言う。同日二大会開催だとメインは隅田川となるため浦安には適当な数の人が集まると言う。だから浦安の花火は今年はどうなるのか?関係者は頭を悩ませているらしい。

「上野のパンダ」
上野に行った目的は「パンダ見物」。入口で「身障者手帳」を提示して無料入場し、パンダ見物の列に並ぼうとしたら、「身障者の方はガードマンに垂オ出て下さい」と書かれていたから近くにいたガードマン(これが実にどこに言っても太った、とてもガードなど出来そうもない人がいるのには呆れるのだが)に言うと、別の入口を指示された。そこから入ると驚くことに「パンダ舎」前の特別通路を歩くことになる。この通路、パンダ舎のガラス窓と見物人通路との間、約1.5mほどの専用通路なのだ。皆が並んで歩いている目前を私は一人でカメラ片手に歩くのは何とも恥ずかしい限りだったが、並ばずに観られるのはありがたかった。二頭のパンダはそれぞれ別々の部屋にいて一頭は寝ていたが、もう一頭はごろごろしていたが、いずれにしても遠くてよく見えず写真もガラスが反射して写りが悪かった。まあ居たことを確認したといった程度だった。平日だったが、それでも混んでいた。