映画

映画「アンノウン」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年72作目)
アメリカ人の夫婦がパリにやってくる。学会への出席のためだ。だが夫は空港にパスポート他が入ったバッグを忘れてきてしまい、ホテル到着時に気付く。慌てて空港へとタクシーで戻る夫。だが事故が起こりタクシーは川に墜落、夫は辛うじて助け出されるが、運転手の女性は不法滞在者だったので警察から隠れて逃げてしまう。入院した男性は一時的な意識障害が生じている。ホテルへ戻ると妻も彼を知らないといい、既に彼に成り済ました男性がそこに入るのだった。そして彼は混乱の内に次々と追っ手が現れ殺されようとする。どうしたことなのか?学会にはある中東の王子が出席することになっていた。王子の暗殺計画が進行しているようなのだった。果たして彼は誰なのか?映画は面白かったが、設定に若干以上に矛盾があった。

映画「男と女」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年73作目)
毎週観ている名作50本の映画シリーズ。今回は先週に続いてフランス映画。夫を撮影中の事故で失った美人監督、レーサーの男、共にそれぞれ幼い子供が寄宿舎に住み、週末だけ会いに行く。そこで二人は知り合う。レーサーはモンテカルロ・ラリーに出て、そこへパリから電報が届く。愛しているとの言葉に急いでパリに戻るレーサー。果たして愛は成就するのか?フランス映画らしいラブロマンスでした。

映画「岳(ガク)」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年74作目)
山岳映画というより「山馬鹿」映画だろう。ボランティアで山岳救助を行う若者と長野県警山岳救助隊との物語で遭難者を救助することがテーマ。詰まらなかった。映画を観終わって感じるのだが、なんで遭難し且つ死亡するような山に登るのか?そしてそれによりどれだけの人に迷惑をかけているのか?本当に登山をする人は分かっているのだろうか?山は自己責任で登るべきで救助を求めるならば登るなと言いたい。

映画「星を追う子ども」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年75作目)
アニメ映画。少女と先生が地下世界の黄泉の国を目指すというお話し。黄泉の国では死者を蘇らせることが可狽セと信じて二人は地下世界に向う。そこで出会った人たちとは?地下にも星があった。

映画「まほろ駅前多田便利軒」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年76作目)
「まほろ駅」は東京の郊外、神奈川県内にあり、私鉄JRも通う。住宅街もあり、繁華街もあり、且つ米軍基地もあるという設定。ここで「便利屋」を一人でやっているのが多田だ。偶然中学の同級生「行天」が転がり来る。そうした二人に起こる事件。薬、沫ヘ、売春、等々色々起こるべくして起こる事態をどう解決していくのか?現代の縮図はそこにはあった。

日経新聞5月13日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「ブラック・スワン」が4つ星、「四つのいのち」が4つ星、「岳<Kク」が2つ星、「星を追う子ども」が3つ星、「ジュリエットからの手紙」が3つ星、「少女たちの羅針盤」が3つ星、「富江 アンリミテッド」が3つ星でした。

「シノプスシ124」(読書シリーズ124)
本「図書館戦争」(有川 浩著、)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年108冊目)
実に変った本だった。所謂FS物のジャンルに入るのだろうが、2019年という近未来の東京では本の検閲が正当化していた。それに対抗して図書館側は言論の自由を求めて立ち上がり、本規制側(即ち体制側、保守派)と戦うのだった。

本「77の傷」(風野真知雄著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年109冊目)
本「弾丸の眼」(風野真知雄著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年110冊目)
本「燃える川」(風野真知雄著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年111冊目)
「爺いとひよこの捕物長」シリーズ3作。大火事で父親を失った「喬太」は叔父の岡っ引きの手下として奉行所の手伝いを始めた。ひょろ長い身体はまだ少年の域を出ていない。偶然出会った老人は下忍者の「和五郎」といい色々と喬太に知恵を貸してくれる。喬太も鋭い勘が持ち主の将来が期待できる若者だった。こうして二人のコンビが江戸の犯罪を魔「ていく。これまでの捕物帳とはちょっと赴きが違うお話しでした。

本「女だてら」(風野真知雄著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年112冊目)
「麻布わけあり酒場」という新シリーズの第一作目。麻布にあった「おこう」という女将がやっていた酒場が火事で焼け押し、おこうは巻き込まれて死んだ。馴染み客だった3人はそれぞれお金を出し合って勝手に亡きおこうのために店を再建させた。そして偶然のことからあの火事が付け火だと分かる。さてその先は?

本「大富豪同心」(幡 大介著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年113冊目)
本「天狗小僧」(幡 大介著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年114冊目)
本「一万両の長屋」(幡 大介著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年115冊目)
本「御前試合」(幡 大介著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年116冊目)
本「遊里の旋風」(幡 大介著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年117冊目)
「八巻卯之助放蕩記」シリーズの第1?5作品。卯之吉は江戸一番の札差「三国屋」の孫息子。祖父のお金の力で町方同心の株を買ってもらい南町奉行所の同心「八巻卯之吉」となった。放蕩三昧をし尽くしてきた24歳の独身の若者は世の中のことは知らないが、不思議な人脈と人徳を持っていた。そして見事事件を解決に導くのだった。かなり面白かったです。このお話しの中で出てくる「町方同心の服装」なのですが、「紋付・黒巻羽織」というものらしく、「巻」というのが同心独特の着物の着方で、羽織の裾を帯に挟むという奇妙なもの。普通羽織は着物の帯の上になるのだが、帯に挟むことによって動き易いらしい。これが同心独特のスタイルで仲間内では憧れの的だったとか。

本「東海道53次殺人事件」(風野真知雄著、)実業之日本文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年118冊目)
祖先は江戸時代、妖怪退治で鳴らした町方同心だったが、その子孫は歴史研究家という「月村弘平」で先祖伝来の地である「八丁堀」に住んでいるという設定。恋人は警視庁の刑事だ。事件は東海道の昔の宿場跡で起こる絞殺事件だったが、これの連続性に気付いた月村はヒントを恋人の「上田夕湖」に与え事件を解決へと結び付けるという探偵物。

横浜中華街

「J REPORT 2011 5月第3週号」
「リタイアメント・ノート 2年11ヶ月目」 「VOL.680 SINCE AUG. 12th、1983」
「獅子舞」
この日、横浜の中華街はお祭り騒ぎだった。5月3日憲法記念日、中華街に響き渡るのは「太鼓」の音と「爆竹」の破裂音だった。この日、連休の真只中の中華街は大勢の人で道路は埋め尽くされていた。ご存知のように、横浜中華街は日本最大の中華人街であるだけでなく、凡そ2000万人を越える人たちを一年間に集める。これと匹敵するのは浦安の「ディズニーリゾート」だけだ。震災の被害にあったディズニーのほうは漸くフル稼働したようだが、被害のなかった中華街の繁盛振りは卵z以上だった。「発財・発財」と富を崇める民は海外に出ても一生懸命その土地に土着し脇目も振らずに働き稼ぐ。そんな典型がこの中華街だろう。福建省、広東省、或いは北京、上海等と出身地は違っても同じ漢民族として一緒になって共同体を形成している訳だ。さて太鼓と爆竹の理由は「獅子舞」

「手前勝手世界食物語、第199話」

「佐膳」
「天麩羅とお蕎麦」が売りの「佐膳」は、西銀座の高速道路下の「インズ1」の地下にある。この場所は元々東京オリンピックのために出来た高速道路なのだが、川の上に造られたので「住所」がない。ただ単に「西銀座」という漠然として呼び名が住所なのだ。さて、「佐膳」は鹿児島が本店の店で、同じ地下にある「黒豚しゃぶしゃぶの1,2,3」と、「ステーキハウス素敵庵」が全て同じ系列なのだ。佐膳の本店は鹿児島市内、甲突川沿いにあり、同じ敷地内に「1,2,3」の店舗もある。元々は蕎麦屋が本業だったので、黒豚しゃぶしゃぶのタレは「蕎麦タレ」なのだ。本日のオーダーは、「野菜天麩羅のコース」とあとはアラカルトで「海老天麩羅」、「卵焼き」、「辛し蓮根」、「鴨焼き」、「鱧(はも)と、うつぼの天麩羅」を頼んだ。鱧は関西では夏場はよく食べられるが、流石「うつぼ」は初めて食べた。なんということのない淡白なものだった。3人組のサラリーマンが飲んでいたが、これが声が大きくて笑い声がまた超大声で迷惑千万だった。店の人に文句を言ってもらおうと思いお願いしたが、「暫くお時間を」ということで遂に大声のままだった。本当に食事場所と居酒屋と間違えている人種だから困る。他人の迷惑を全く顧みない男たちにただただ呆れる限りだった。勿論締めは「ざる蕎麦」だ。やはり蕎麦の味は田中屋と比べるとかなり落ちる。
以上、連休後半の東京から勢古口がお送りしました。

「屋形船」

20隻近くの屋形船が舫われている場所は、越中島と佃島を結ぶ清澄通りに架かる「相生橋」の袂だ。画面左側には「東京海洋大学・越中島校舎」があり、今は丁度「帆船 明治丸」が改修工事中である。さて屋形船なのだが、そろそろ気候も良さそうで、夜に東京湾にでも出掛ける人たちもいることだろう。最近時代物の本を多く読むので、江戸時代の船には、「猪牙船」と呼ばれていた舳先の尖った細い小船が多く隅田川(大川)を登り下りしていたらしい。櫓を遣い、吉原に出掛ける客にも利用されていたらしい。この船は船頭一人に、客は1人か2人。3人乗ると危険だったらしい。勿論当時から屋形船もあり、「船宿」と呼ばれる店から川に海にと出て行ったのは今と同じなのだろう。利用方法は屋根と窓が付いているのだから、色々と考えられもしたろうに。さて、この相生橋を渡ったところにある佃島で川は左右に分かれて東京湾に注いでいる。河口に向って右側に行けば「中央大橋、佃大橋、勝鬨橋」を経て「浜離宮」へと続く。左側に行けば春海橋を経て豊洲や晴海埠頭方面へと続く。こちら側の流れを「晴海運河」というらしい。だから隅田川の本流は浜離宮側の流れだ。今年は早々と隅田川、東京湾共に花火大会は中止となってしまった。屋形船にとっても稼ぎ時だったろうに残念なことだ。

「阪急有楽町店」
入口に小さな掲示板があり、有楽町マリオンにあるこのデパートは7月中旬から改装に入るため休業するらしい。秋には新しく「男性専門館」として再オープンするという。デパートと言えば女性向け用品が中心と思っていたら、今度は特色を打ち出して「男性専科」とはこれまた驚きだ。まあ最近は「草食なんとか」と称して男性の弱体化が叫ばれているし、世の中「女性上位」時代とも言えなくもないから、その中で男性専科とはある意味、画期的ではある。果たして、旧有楽町西武の跡に進出する「ルミネ」に対抗して「有楽町阪急」の勝負は「吉と出るか、凶と出るか」興味津々である。

「フットボール早慶戦」

第59回アメリカンフットボール早慶対抗戦が好天の駒沢陸上競技場で4月29日の「昭和の日」に行われた。私が高校大学時代の7年間で春の早慶戦に負けたのは大学3年の時、一度だけでそれ以外は秋のリーグ戦を含めて全て勝っていた。しかし近年は惨敗続き。昨年は春は久々に勝ったが、秋のリーグ戦は早稲田が関東選手権を制覇したし、現在関東では法政、早稲田、日大の3強時代なのだ。そんなことで期待して応援に行ったものの、残念ながら負けてしまった。試合の結果は結果として、これを薬にして夏の合宿をこなして秋のリーグ戦本番で頑張って欲しいと思うだけ。さて母校慶応義塾のアメリカンフットボール部は現在1年生を含まずに100名以上の部員がいる。高校へ派遣しているコーチだけでも20名いるとのことだから、恐らく新入の一年生を含めると150名以上になるのではないだろうか?なぜ、これだけフットボールの人気があるかと言うと、これが実に面白い。フットボールの場合、どのチームも基本は攻撃陣、守備陣、キッキングチームの3つの部門に分かれ、それぞれに一軍、二軍がいる。それに控え選手が居るわけだから、それなりの人数が必要となる。試合に出るのは11名だが交代は自由だから、グランドにはユニフォーム姿の選手が100名近くいる訳だ。それが最大の理由なのだ。例えば野球は20名程度(?正確には知らないが)しかユニフォームに着替えられないし、(確か高校野球は18名だと思う)ラグビーも20名くらいではないだろうか。従って幾ら部員となっても大学4年間一度も試合に出られない選手が殆どのはずだ。ところがフットボールは出そうと思えばグランドにいる選手全員を出すことも可狽ネのだ。だから親も勿論部員も一度位は試合に出ることが可狽ネフットボールを選んでいるという。私たちが現役の時は、オフェンスもディフェンスもキッキングチームも全て一軍選手が出たから、試合となると常に「フル出場」していた。今は「分業制」が発達しているから、皆にチャンスがある訳だ。アメリカで出来たスポーツだから合理的な考え方だ。オフェンスもディフェンスもフォーメーションというものがあり、攻撃毎にそれぞれの動きが指定されている。その動き方に従って行動するから正に戦争と同じ考え方だ。戦争でもそれぞれが勝手に戦ったら統率も取れないし、勿論敗戦の原因となってしまう。チームプレーで合理的に動き相手を倒すという考え方は素晴らしいと思う。だが残念なことに今のフットボールの試合は全てのプレーコールがベンチサイドのコーチから出されている。スタンド後方に試合内容を分析するチームが座り、電話でコーチに指示等をし、それを元にコーチがプレーを考えると言う訳だ。我々の時もコーチからプレーが入ることもあったが、基本は選手の自主性だった。良いか悪いかは別として自主性を重んじる姿勢は必要だと思う。追伸:勿論「体育会」に所属することには「就職面」での利点もあるのだが。

映画

映画「八日目の蝉」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年66作目)
生後4ヶ月の女の子が誘拐された。犯人は夫の愛人だった。愛人は夫の子供を堕胎していた。そして愛人はその娘を自分の子供として育てながら逃亡生活をしていた。だが娘が4歳の時、偶然のことからそれが発覚した。そして20年後、娘は妻と子供のいる男性と付き合い、子供を宿した。なんともならない宿命の物語。今年前半の日本映画としては最高水準の映画だろう。お勧めです。

映画「太陽がいっぱい」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年67作目)
ご存知「アラン・ドロン」主演映画。アメリカ人の金持ちの男性、その愛人のフランス人、そしてアラン・ドロンの3人がイタリアでクルーザーで船旅をしている。愛人が怒って下船した後、金持ち男性を殺してしまうアラン・ドロン扮するトムという若者。海に死体を投げ捨て、殺した金持ち男性に扮して、まず船を売り、銀行から大金をおろす。だがローマで友人が訪れ、金持ちに化けていたことがばれてしまう。そこでまた殺人を犯し、犯人を既に死んでいる金持ちに擦り付ける。全てが完全犯罪として上手くいくはずだった。まさに地中海の太陽がいっぱいのお話しだった。

映画「孫文の義士団」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年68作目)
20世紀初頭の香港に、朝廷に逆らい革命を提唱している「孫文」が日本からやってくることになった。中国全土から13名の代浮ェ集まり、孫文との会議を行うという。清国朝廷は孫文殺害の命令を出す。香港でのたった1時間、孫文が会議中に孫文派の人たちは「影武者」を立てて暗殺を防止しようとするのだったが、壮絶な戦いが香港の街で繰り広げられた。孫文を題材にした「7人の侍」風映画でした。満席でした。

映画「阪急電車」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年69作目)
阪急今津線の一部、西宮北口駅から宝塚駅までの「片道15分の奇跡」を描くホームドラマ。8人に共通するのは阪急電車を利用するということ。そこに織り込まれた人間模様を「袖触れ合うも多少の縁」で解き明かしていく。ほっと心の温まる映画でした。
私はこの映画にも登場する西宮北口駅の次の駅「門戸厄神」駅に6年半住んでいたから、この辺りのことはよく知っている。阪神淡路大震災も目の当たりに見た。倒壊した家屋、今津線の上に落ちた高架道路と新幹線。今は隔世の感があるように復興した。以前お話した学生時代の愛読書の「悪太郎」の主人公は関西学院を退学になったという設定だった。甲東園の関学のキャンパスは綺麗だった。この沿線を今でも第三の故郷と思っている。

映画「戦火のナージャ」(銀座シネスウィッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年70作目)
第二次大戦下の・A邦。父親は嘗ての英雄であり元師団長の大佐だったが、政治犯として捕らえられていた。だがドイツ軍が侵攻してきて危うく収容所から脱出できたが、逆に一兵卒で赤軍兵士として参戦する。一方娘のナージャもドイツ軍に追われ、逃げ惑う中、父が生きているとの知らせを聞き、父を探すこととする。こうして二人は戦火の中、苦労に苦労を重ねる。スターリン批判、戦争批判に満ち溢れた映画だった。戦争の悲惨さを充分描いていた。

映画「キッヅ・オールライト」(銀座シネスウィッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年71作目)
同姓同士の婚姻が認められている「カリフォルニア州」ならではの話しなのだろうか?レズビアンの夫婦?家族にはそれぞれ18歳の娘と15歳の息子がいた。共に精子提供者の男性は一緒。子供たちは自分の本当の父親に会おうとする。そしてその結果、家族に訪れたものは、幸せ?不幸せ?なんとも現代的な映画でした。

編集余話:この大型連休中では近場の観光地が賑わったようだが、映画館の混雑具合も普通ではなかった。近くて安くて?簡単にということになれば、映画館はそのナンバーワンになっても可笑しくはない。どの劇場もほぼ満席状態で評判の良い映画は常に満席でした。

日経新聞5月6日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「キッズ・オールライト」が3つ星、「八日目の蝉」が4つ星、「アンノウン」が3つ星、「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」が3つ星、「ミスター・ノーバディ」が3つ星、「マーラー 君に捧げるアダージュ」が3つ星、「昼間から呑む」が4つ星でした。

「シノプスシ123」(読書シリーズ123)
本「俠風(きゃんふう)むすめ」(河合和香著、)小学館文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年102冊目)
本「あだ惚れ」(河合和香著、)小学館文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年103冊目)
本「鬼振袖」(河合和香著、)小学館文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年104冊目)
本「浮世袋」(河合和香著、)小学館文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年105冊目)
「国芳一門浮世絵草子」シリーズ。第1作から第4作。
浮世絵師「歌川国芳」の娘「登鯉」(とり)とその弟子達が繰り広げる江戸下町の出来事を描く。絵描き、町奉行、吉原の花魁等が生き生きと描かれている。

本「幻魔斬り」(風野真知雄著、)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年106冊目)
「四じゅう郎化け物始末」シリーズ3作目。江戸でも有名な化け物退治の名人となった浪人「月村四じゅう郎」がまたまた活躍する。このシリーズはこれで終了だそうだが、新シリーズは現代に話しを変え、月村四じゅう郎の子孫が活躍するという。楽しみだ。この作者、人気シリーズの「妻は九の一」の作者でもある。

本「花御堂」(和田はつ子著、)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年107冊目)
「お医者同心 中原龍之介」シリーズ第5作目。探偵物だが、何かマンネリを感じてしまう作品だった。和田先生、筆が疲れましたか?

ロイヤル・ウエディング

「J REPORT 2011 5月第2週号」
「リタイアメント・ノート 2年11ヶ月目」 「VOL.679 SINCE AUG. 12th、1983」
「ロイヤル・ウエディング」
テレビで中継を観たが、何はともあれお目出度いお話しだ。2月に結婚した私の長男夫婦も漸く仕事も一段落したようで新婚旅行に「タヒチ」に行くそうだ。さて「ウィリアム王子」ももう頭の天辺が禿げだしているのにはびっくり。あれではあと数年で完全に禿げるなあと思いながら同情を禁じえなかった。でも日本もそうだが、欧州には王族が存在して、その姿は歴史的な象徴とされているのはやはり素晴らしいものだと思う。特に日本でも天皇皇后両陛下始め皇族方が今回の大震災に対しての被災地ご訪問には頭が下がる想いだ。さて、今の日本の天皇陛下のご成婚は昭和34年4月10日だった。たまたま何かの病気で小学校を休んでいたからテレビの生中継を観ることが出来た。当時は白黒テレビで漸く普及が始まったばかりだったからこの結婚式とそのパレードを観るために急激にテレビは増えた。あれから50年以上経つ。テレビも白黒からカラー、更にアナログからからデジタル、画面もワイドへと進化した。隔世の感がある。

「禁酒?」
4月の「人間ドック」でも指摘されたのだが、「肝機煤vが宜しくない。これは学生時代以来40年余に亘りほぼ毎日飲酒していた、それもかなりの量を飲んでいたのだから仕方が無いといえば仕方が無い。だって確信犯なのだから。だが60歳も越え「人生も佳境」に入りつつある中で余計な負担を負う必要はないだろうと思うに至った。昨年は2度の入院があったのでほぼ丸一ヶ月禁酒していた。人間ドックの結果を機に当分「禁酒」することとした。これまで禁酒できなかった理由に「睡眠不足」がある。だが友人に言わせると「それはアル中」だという。まあアル中は酷いにしても「アルコール依存症」であることは間違いないのだろう。そこで飲酒しない時は「睡眠導入剤」を飲むことにしていたのだが、浜松医科大学のT名誉教授によれば「やはり睡眠導入剤は脳の機白瘟コをもたらす恐れがある」とのことだったので、これは止めて自然に眠れるように頑張ることとした。この数日、「禁酒と睡眠不足」との戦いを行っています。眠くても死なないから、またアルコールがないとどうしようもない訳でもないので、当分禁酒します。肝臓の数値が改善したら飲酒も検討するかな。寝不足の症状としては、夜中「うとうと」続きで完全熟睡していることがないようで、常に「うつらうつら」しているような感じです。頑張ります。

「手前勝手世界食物語、第198話」

「またまた、田中屋」
先日の仙台会の集いではちょっと早い夕食を近くのまたまた「田中屋」で蕎麦を食べた。アラカルトでおつまみをと思ったが、一品当りの価格が高いのでコース料理を注文した。@4500円也。刺身から天麩羅、煮物、と色々付いていて最後の締めは勿論蕎麦、冷たいのか暖かいのかのチョイスが出来る。飲物はビールで乾杯のあとは「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」だ。昔の人は蕎麦屋で酒を楽しんだのだろうが、最近はそういう人も減ってしまったのか?蕎麦屋でのあては「焼き海苔、蒲鉾、豆腐、味噌」などが定番だろう。江戸時代は蕎麦屋も沢山あったようなので、恐らく一膳飯屋と同様に庶民の胃袋を満たすのと同時にお酒も当然出たのだろう。大阪勤務時代は北新地にある「喜庵(よろこびあん)」で友人とお酒を飲み蕎麦を楽しんだのを思い出した。その友人は60歳になる前に急死してしまった。喜庵の息子さんは東京は神田の「藪」で修行していたのをテレビで観た記憶がある。蕎麦屋同士、修行場を提供し合っていた訳だ。蕎麦は「挽き、打ち、茹で」が肝心なようだから、それなりの修行をしないと一人前にはならないのだろう。最近は素人でも蕎麦打ちをやる人もいるし、教室もあるようだから、個人でも名人?のような人もいることだろう。さて、東日本大震災でご苦労されている福島県にでもこの連休に蕎麦でも食べに言ってみようか。少しでも応援になることならばやる意義はあるのかも知れない。
以上、大型連休に突入したばかりの東京から勢古口がお送りしました。

「鯉のぼり」

近くの幼稚園の庭に「鯉のぼり」が飾ってあった。あの3月1日以来、何か心が浮いていて現実味がなかったのだが、気付けばもう五月皐月(さつき)だ。大型連休も始まり、本来ならば旅行客で賑わうはずだったが、今年は「自粛}「自重」の年になってしまうのだろうか?弘前城の桜もこの連休中が満開のようだから、観に行きたいとは思うが、何か気持ちが乗らないのは私だけだろうか?心なしか鯉のぼりたちも元気なく垂れ下がっていた。

「品揃え」
漸く都内のスーパーの棚も震災前の品揃えに完全復帰したようだ。最近まで震災後から「コカコーラ・ゼロ」の1.5リットル入りボトルが全くなかったが、(理由は不明だが)既に棚に沢山あるようになっていた。ただまだ「カルピスウォーター・ゼロ」は全くない。ボトルが問題なのか、製造元の都合なのか、分からないが、未だに出てこないというのも不思議なことだ。ミネラル・ウォーターも出揃ってきたし、お茶のペットボトルも出てきた(但しお一人様2リットル入りは6本だけに限定)。こうして徐々に元の生活に戻っていくのだが、被災地の方々の日常は戻らない。

「光風会展」

岡山在住の丸紅のOBが今年もまた「光風会」の絵画展覧会に出品して入選したとのことで六本木の「国立新美術館」を訪れた。作品は例年通り「寺の山門」の絵だ。大勢の絵画愛好家が訪れていてそれなりに込み合っていた。最高は「文部科学大臣賞」で女性が横たわる極々単純な絵だった。私にはどうしてこれが大臣賞獲得になるのかが全く分からなかった。これでも絵画鑑賞は好きなほうだから、海外の美術館には必ずと言っていいほど立ち寄って絵を観ている。パリでもロンドンでもニューヨークでもローマでもフィレンツェでも色々な美術館を訪れている。勿論東京でもだ。だがそれでもこの会の中で私がいいなあと思う絵はあったが、それが何かの賞を獲得しているわけではなかった。どこを評価の対象にしているのか?私には分からなかった。ところで後日画家から手紙が来て、「なぜ題材がいつも山門なのか?」の説明があった。それは彼の先生の命令によるもので、「同じ題材を続けることで岡山に彼ありと言われるようになる」とのことで、違う題材を描いて持ち込んだところ先生から却下されてしまったという。絵の世界も難しいものだ。