「東京銀座食堂」

「手前勝手世界食物語、第392号」
「東京銀座食堂」
12月22日にオープンしたのが「東京銀座食堂」と言う店。場所は西銀座のインズ1の地下一階だ。いつもいくステーキハウスの「素適庵」や鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ「いちにいさん」の前だ。頼んだのは「甲州ワイン」。突き出しは野菜類だ。あと「ヨーロッパ野菜の焼き野菜」、メインは国産「生牡蠣」12ピースだ。
(写真:ワインと突き出し)

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(写真:欧風焼き野菜)
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生牡蠣は4種類、産地は「根室」「厚岸」「仙鳳趾(せんぽうし)」「寿都(すっつ)」ということで全て北海道内だ。皆大きなものばかりだ。
(写真:生牡蠣)
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(写真:産地地図)
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一番大きいのは「仙鳳趾」産のものだった。どの生牡蠣も中々美味しく満足出来るものだったが、12ピースで@4000円が高いか安いかは各自の好みによるだろう。(写真:仙鳳趾産生牡蠣)
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最後は海鮮丼でした。(写真:海鮮丼)
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生牡蠣は大好きな食べ物の一つだ。ニューヨークで食べたブルーポイントの牡蠣も、シドニーで食べた小粒な牡蠣も美味しかったし、勿論パリの生牡蠣も美味しかったが、日本の牡蠣も負けない美味しさだ。娘のところから1kgの生牡蠣が送られてきたから全て冷凍した。
ということで今年も宜しくお付き合いの程お願い申し上げます。新年の東京から勢古口がお送りしました。

「冬至」

「J  REPORT 2015 12月第5週」
「リタイアメント・ノート 7年6ヶ月目」、
「VOL。930 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。  sekoguti@aa.e-mansion.com

「冬至」
12月22日の冬至の日の早朝、比較的暖かい朝だ。地下鉄東西線早稲田駅で下車、時間は午前7時、まだラッシュ前だった。目的地は「穴八幡宮」だ。小高い丘の上にその神社はある。急な階段が見えてきた。(写真:穴八幡入口)

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まだ人出は少ないと思ったのだが、急ぎ階段を登る。すると境内は既に9割方参詣の人で埋まっていた。この日はこの神社の名物「一陽来復」の御守が売り出される日なのだ。聞くと早朝5時にも4-5割の人出だったという。実は昨年も冬至の日に来たのだが、昼近かったので何と1時間も並ばされたので、少し早目に出てきたのだが、やはりこの混雑だ。(写真、穴八幡境内)
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この神社、意外と小さい。本殿も境内も小さい。丘の上なので仕方内のだろうか? (写真:穴八幡本殿)
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行列は少しづつ進むのだが、曲がりくねっていて中々順番が来ない。(写真:穴八幡行列)
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約45分経過し、やっと列の先頭に来られて御札や御守を買う順番になった。一つ800円の「一陽来復御守」を買い求めた。これを冬至の日の夜中か、大晦日の夜中、或いは節分の日の夜中に指定された方法に向けて貼る。場所は家の中心部の柱だ。これで一年商売繁盛となるらしい。ここ数年貼っているので少し株でも儲けさせてもらうか、宝くじでも当選させて貰えるかも知れないなどと期待している。「一陽来復」とは太陽が一番遠いところから戻り陽が長くなる、所謂太陽の復活を意味するようだ。冬至を境にして陽が段々長くなる。そんな自然の動きを象徴する冬至を祝うにだろう。

「タクシー」
バスの中からひょっと横を観たら、面白いタクシーが走っていた。何と「新人」というレッテルが貼られていた。初心者マークや老人マークは観た事があったが、タクシーで新人ドライバーだというのは初めて観た。ということは道にも不案内ということか? だがタクシーもナビが付いてイルだろうから、新人でも問題ないと思うのだが、まあ親切と言えば親切なことだった。(写真:タクシー)

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「明けの明星」

「3の話し」
中学の同級生のS君は先日ヨットでの大西洋横断の旅から戻ったばかりだったので個人的な忘年会を横浜でした。奥様と友人との少数の海の旅だったそうだが、カリブ海でオートパイロットが壊れ修理のために一時帰国したらしい。まあ無事に修理も終わりヨーロッパに戻って来たという訳だ。そんな彼は冬は白馬の山でスキー三昧だという。何日位山に籠もるのか?と聞いたら、彼は指を3つ立てた。私は3週間か?と問うと首を横に振る。じゃあ、3日間?NO、彼は何と冬場の3ヶ月も山に籠もるらしい。夏はヨットで海外に、冬はスキーで白馬にと実に楽しそうな生活だと思ったのでした。シアトルのT君は春から秋はゴルフ三昧、冬はスキー三昧、どちらも羨ましい限りでした。私はヨットの趣味はないし、ゴルフもスキーも好きで昔はやったが、今は膝が悪くて出来ない。これも残念ながら運命ですね。

「明けの明星」
夜明け前の東の空に「明けの明星=金星」が光っていた。先月は金星の近くにあった木星がどんどん真上に移って行き離れていってしまった。金星は夜明け前か日没直後にしか見えないが、理由は地球より太陽に近い位置にあるかららしい。(写真:金星)
明けの明星
「東京スカイツリー」
漸く日の出となった。直後に観えた「東京スカイツリー」。光の輪がクルクルと廻っている。634mの高さだというが、意外に小さく観えるから不思議だ。(写真:夜明けのスカイツリー)
夜明けのスカイツリー
「半月」
日没直前の空に半月が観えた。これから太っていく月だ。午前2時から3時頃まで西の空に光り、やがて西の空に沈んでいくのでした。(写真:半月)

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「2015 私の勝手な映画批評シリーズ」
映画「ディーン、君がいた瞬間」(シネスィッチ銀座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年216作目)
24歳で交通事故で死んだジェームス・ディーンの半生を描く。一人のカメラマンがディーンの才能を見抜き密着取材する姿から主人公を見詰めた作品。ディーンの自然な姿が美しい。

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映画「マイ・フェアー・レディ」(UC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年217作目)
ラブ・コメディーとしては面白い。アメリカン・ジョークがふんだんにある大人のお話しでした。
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映画「スターウォーズ フォースの覚醒」(TC日劇にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年218作目)
駄作でした。これがヒットすることが理解出来ない。しかし劇場はチケット完売でした。ストーリーは全く面白くもなんともない。戦闘画面が凄いだけでした。余りお薦めしません。
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映画「完全なるチェックメイト」(TCみゆき座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年219作目)
1971年に行われたチェスの戦いで、ソ連の世界チャンピオンに挑んだアメリカの若者のお話し。事実なので結論は見えてしまっている中での心理戦を描くのは監督にとっては難しかったろうと思う。チェスは心理作戦が重要なため、主人公の精神が徐々に崩れ壊されていく様が恐ろしかった。
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日経新聞12月25日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「スターウォ-ズ フォースの覚醒」が4つ星、「消えた声、その名を呼ぶ」が4つ星、「禁じられた歌声」が4つ星、「完全なるチェックメイト」が3つ星、「神様なんかくそくらえ」が4つ星、「君といた2日間」が2つ星、「クリード、チャンプを継ぐ男」が4つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」「人生スイッチ」「筑波海軍航空隊」「天空の蜂」「リトル・プリンス」「ハッピーエンドの選び方」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」「バケモノの子」「ラブ&マーシー」「ジェラシック・ワールド」「ミッション・インパセブル」「アンフェア the end」「キングズマン」「テッド2」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「Dearダニー、君へのうた」「カリフォルニア・ダウン」「ポプラの秋」「エール!」「ターミナル 起終点駅」「ホワイト・ゴッド」「黄金のアデーレ」「俺物語」「007 スペクター」「海南1890」「独裁者と小さな孫」「母と暮らせば」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は青森(不老不死温泉、弘前城)、釜石(岩手)、10月は沖縄(ルネッサンスリゾート)、11月福岡(博多)、佐賀(武雄温泉、唐津)、大分(日田)、11月は福島(喜多方、会津若松)、山形(米沢、山形、天童、山寺)、宮城(仙台、石巻)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)、8月はアメリカ西海岸(シアトル、LA)、9月はアメリカ南部(ヒューストン、ナチェス、メンフィス、ツゥペロ、ニューオーリンズ)でした。

「2015 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「夢幻の天守閣」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年263冊目)シリーズ第2弾

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「目黒横恋慕殺人事件」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年264冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第19弾

「足留め箱根宿」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年265冊目)「仇討ち東海道」シリーズ第2弾

「赤姫心中」(小杉 健治 著)集英社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年266冊目)「質屋藤十郎陰御用」シリーズ第3弾

「恋飛脚」(小杉 健治 著)集英社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年267冊目)「質屋藤十郎陰御用」シリーズ第4弾

「慟哭」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年268冊目)「鬼役」シリーズ第17弾

「春思の人」(和田 はつ子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年269冊目)「はぐれ名医診療暦」シリーズ第2弾

「霜しずく」(今井 絵美子 著)角川文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年270冊目)「髪ゆい猫字屋繁盛記」シリーズ第6弾

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「始末屋」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年271冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第25弾
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「築地から銀座へ」

「自宅から銀座まで歩く、その4」
「築地から銀座へ」
さあ築地を過ぎれば銀座はもう直ぐだ。高速道路の上から「新橋演舞場」が観える。この辺は歌舞伎のメッカだ。(写真:新橋演舞場)

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数年前に建替えられた「歌舞伎座」は今日は稽古日のようだ。昔この辺りは「木挽町」と言われていて歌舞伎で華やかな土地だったという。(写真:歌舞伎座)
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歌舞伎座前を過ぎると「昭和通り」だ。その名の通り、関東大震災の後、昭和になってから大きく広げられた道路だ。日本の中心だった江戸の町の道路は基本的に今の道路と同じだ。昭和通りは江戸時代は川があった場所だ。この川の両側を含めて広い道路にされたらしい。地図からはそう読み取れる。この川の東側が木挽町だった。昭和通りから南を見ると汐留の高層ビル群が観える。明治初期に「新橋―横浜」間に蒸気機関車が走った時の始発駅「新橋駅」が汐留から発掘され今もその一部が残されている。(写真:汐留方面)
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昭和通りを渡ると「三原橋」だ。ここに昔は「三十三間堀」という小さな川が流れたが、今は完全に埋められている。(写真:三原橋付近)
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中国人らしい外国人観光客が大きなスーツケースを曳いて歩いていた。今を象徴する光景だ。銀座周辺は大型バスの駐車場がないので、観光客相手のバス業者は大変だろう。一時停車のために道路は混雑するし、「爆買い」も日本経済には嬉しいが、一般庶民には駐車違反の迷惑の方が大きい。(写真:観光客)
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銀座4丁目交差点、ここが銀座の中心部、日本の繁華街のメッカだ。(写真:銀座4丁目)
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三原橋には以前地下に映画館や飲食店があったが、今は埋め立てられている。耐震性向上のためだという。4丁目周辺も日産のビルがリニューアルの真最中だ。反対側の「和光」は以前のままでどっしりと建っている。クリスマスが近いので4丁目の和光本店の裏の別館では高級チョコレートを売っていた。(写真:和光のチョコレート)
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和光本店のデコレーションもクリスマス風だった。(写真:和光のデコレーション)
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昔のようにクリスマスイブを大騒ぎする風習はなくなった。自宅で過ごすかホテルで過ごすかは別としても親しい人たちとでゆっくり過ごすのがいいのだろう。さて、こうしてこの日の自宅から銀座までの約1時間の散歩を終え、ちょっぴり汗ばんだ私でした。

「汐見坂」

「汐見坂」
皇居内の散策で通過した坂だったが、天守台の下にあった「大奥」から「二の丸」に下るのが、この汐見坂だ。昔江戸時代にはこの坂の上から江戸の町が広がり、その先に江戸湾が見えたという。丁度日比谷が今でも眺められる。さぞかし美しい光景が広がっていたことだろう。(写真:汐見坂3景)

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「江戸の庶民の生活は楽だったか?79」
「屏風絵、その1」
この屏風は江戸の風景を描いたもので「江戸東京博物館」の常設展に展示されていたものの一部だ。絵は手前に隅田川があり、浅草の賑わいが見られ、右手奥に上野寛永寺、不忍池などが描かれている。川の手前は向島だろうか?浅草は当時は江戸一番の繁華街で庶民が挙って通った街だったという。(写真:江戸の浅草界隈)
前回写真を入れ忘れたので再度掲載することとする。

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「屏風絵、その2」
その2は日本橋の風景です。金色の雲が流れていますが、日本橋とそれに続く町と人が生き生きと描かれています。こんな絵を描くのは正に鳥になったような感覚でなければ描けません。想像を逞しくした画家でないと出来ない絵ですね。(写真:江戸時代の日本橋付近)
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「またまたブルーリリーへ」

「手前勝手世界食物語、第391号」
「またまたブルーリリーへ」
銀座4丁目、三菱東京UFJ銀行のビルの地下2階にある中華料理店「ブルーリリー」は味もいいし、値段もリーズナブルな店なのでよく使っている。ほぼ1ヶ月に1回は来ているだろう。その日も店でメニューを見ていたら「いらっしゃいませ」と一人の女性店員が挨拶をしてきた。見ると黒縁の眼鏡をかけたので分からなかったが、いつもいる中国人の店員だった。眼鏡で印象が全く違っていた。本日の料理は、まず「寒鰤の中華風カルパッチョ」で始まり、次がメインの「北京ダック」のハーフサイズ。最後に「北京ダック」の肉を食べた。いつもながら満足でした。(写真:ブルーリリーの料理3種)

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寒鰤は今が正に旬の魚だ。胡麻油でアレンジされたカルパッチョは中華では有り得ない味だった。北京ダックは半身だったが6枚と少なく、まあこんなものかといった感じでした。でもこの店は「際コーポレーション」という会社の店で一度社長にも会ったが、テレビにも出るような立身出世物語の人物で、料理の味は本当にいい店です。
以上、勢古口が東京よりお送りしました。

「宝くじ」

「J  REPORT 2015 12月第4週」
「リタイアメント・ノート 7年6ヶ月目」、
「VOL。929 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見が御座いましたら、こちらへメールください。  sekoguti@aa.e-mansion.com

「宝くじ」
日本で一番高額な配当が当たると有名な宝くじ売り場は勿論東京は銀座、数寄屋橋交差点にある「西銀座チャンスセンター」だということがご存知だろう。未だ未だ長い列が連日続いている。今年の列は異常だ。3時間待ち4時間待ちはザラだと言う。目指すは10億円、1等7億円、前後賞1.5億円と凄い額だ。江戸時代にも「富籤」としてお寺や神社でお上の許可を得て販売されていた。その当時の1等は1000両だったというから、約1億円に相当する。それからみてもこの10億円は凄い高額だ。正にこれは「夢」だ。初夢期待の行列も22日でお終いだ。(写真:宝くじを買う人たちの列)

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夜も6時を過ぎたので、宝くじを買う人の列もなくなった。(写真:有楽町マリオン前)
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「東急プラザ」
西銀座チャンスセンターの反対側に建設中のビルがある。元は「東芝銀座ビル」だったが、東急不動産が再開発した「東急プラザ」だ。建設の完成は来年1月末で、商業施設が入ってのビルのオープンは3月末だという。銀座の変貌はまだまだ続く。(写真:完成真近の東急プラザ)

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(写真:東急プラザの夜景)
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「左側通行」
世界中で左側通行の国と右側通行の国がある。日本はと言えば、江戸時代から左側通行だったという。1775年に来日したスェーデン人医師の「ツュベリー」が書いた「江戸参府随行記」には「こんなに気持ちよく旅行出来た国はオランダ以外にはなかった。この国の道路は一年中良好な状態にあり、広く且つ排水用の溝を備えている。対向者と擦違う際の配慮として左側通行の慣習が定着していた。」と記されているという。嘗て英国の植民地だった所は基本的に左側通行だが、ヨーロッパやアメリカ、アジアでも中国などは右側通行だ。江戸時代、武士は大小の刀を左腰に差した。従って道で武士同士が擦違う場合、所謂「鞘当」を避けるためにはお互いが道の左側の歩くことで解決出来た。この風習が定着していたものと思われる。騎士道は英国でも欧州でもあったのだが、英国は左側、欧州は右側になったのがどうしてなのか分からない。エスカレーターの乗り方も日本は若干不思議だ。関西は右側に立ち、関東を含めてほぼ全国は左側に立つのが習慣的になっている。世界各国はどうなのだろうか?ロンドンでもパリでもニューヨークでも地下鉄等に乗ったが、エスカレーターはどうだったか忘れてしまった。伝統的な立ち方歩き方から考えれば東京式が正しい日本流の立ち方なんだろう。(写真)帝国ホテル前の道路)

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「交通事故」
豊洲には日本で最初にてオープンした「セブンイレブン」がある。「セブンイレブン1号店」だ。その店の前の交差点、片側3車線、中央分離帯がある比較的大きな交差点だ。歩車分離のスクランブル交差点でのことだった。私はバスに乗車していてバスは真ん中の車線に停止していた。見ていると若い女性が既に信号は赤になっているのにまだ中央分離帯を歩いている。それも堂々と歩いている。車道の信号が赤になり中央寄りの車線のダンプカーが動き出したが、その前をまるで信号機を無視して歩く女性。ダンプの動きにつられて、ダンプカーと私の乗るバスの間から一台のバイクが飛び出していった。当然ながら歩行者の女性と衝突した。あっという間の出来事だった。勿論悪いのは信号無視して歩いていた女性だが、バイクは女性を撥ねた後、転倒してしまった。バイクの前方不注意ということになるのでは余りにも可哀相な事故だった。信号無視は止めよう。そう言っているうちに猛スピードの自転車が信号無視して歩行者の列に突入していった。恐ろしい自転車でした。

「夜の街は光の渦」

「夜の街は光の渦」
いよいよクリスマスが近付いてきた。どこもかしこもLEDライトのイルミネーションに飾られている。まずは日比谷から丸の内方面の道路の両側の木々に光の列があった。(写真:日比谷にて)

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日比谷シャンテ前も輝いていた。(写真:日比谷シャンテ前)
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「孫にクリスマスプレゼントを」
娘からメールが来て、孫たちへのクリスマスプレゼントのリクエストが書かれていたので早速銀座のおもちゃ屋に行った。リストを店員さんに渡して揃えてもらった。あっという間に買えました。(写真:キティーちゃん)
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「2015 私の勝手な映画批評シリーズ」
映画「わたしはマララ」(TCみゆき座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年211作目)
One teacher, one book and one pen can change the world. という彼女の言葉が印象的だ。タリバンの襲撃により重傷を負った15歳の彼女はそれでも強く女性の教育を訴えた。これはドキュメンタリー映画だ。彼女の生き方には感動させられる。

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映画「独裁者と小さな孫」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年212作目)
ある東欧の独裁国家。大統領は革命が起き、幼い孫と逃げ惑う。皆が大統領を殺せと探し回っている中、やがて海まで到達したのだが、遂に民衆に捕まってしまう。果たしてその結末は?5-6才の孫息子の演技がすばらしい。ぜひお薦めします。
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映画「母と暮らせば」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年213作目)
流石「山田洋次」監督だ。全編の5割が泣いている場面だ。長崎への原爆投下で死んだ医学大学生と生き残った彼の母、そして許婚の女学生の3年後を描く。幽霊と人間との物語という不思議な設定。中々泣けるお話でした。
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映画「ベテラン」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年214作目)
韓国映画。ベテランの刑事が財閥の若い2代目経営者の犯罪を追うと言うお話し。面白かった。韓国の財閥の同属経営の実態が描かれており、大韓航空を思い出した。
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映画「オレンジ」(UC豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年215作目)
10年後の自分からの手紙が時空を超えて16歳の自分に届き、好きな男性が自殺するのを防ごうとするお話し。余りにもじれったくて何でこんな映画が流行るのか理解不能でした。
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日経新聞12月18日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「あの頃エッフェル塔の下で」が4つ星、「マイ・ファニー・レディ」が3つ星、「ヴィレット」が3つ星、「ひつじ村の兄弟」が3つ星、「ティーン、君がいた瞬間」が3つ星、「はなちゃんのみそ汁」が2つ星、「友だちのパパが好き」が4つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」「人生スイッチ」「筑波海軍航空隊」「天空の蜂」「リトル・プリンス」「ハッピーエンドの選び方」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」「バケモノの子」「ラブ&マーシー」「ジェラシック・ワールド」「ミッション・インパセブル」「アンフェア the end」「キングズマン」「テッド2」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「Dearダニー、君へのうた」「カリフォルニア・ダウン」「ポプラの秋」「エール!」「ターミナル 起終点駅」「ホワイト・ゴッド」「黄金のアデーレ」「俺物語」「007 スペクター」「海南1890」「独裁者と小さな孫」「母と暮らせば」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は青森(不老不死温泉、弘前城)、釜石(岩手)、10月は沖縄(ルネッサンスリゾート)、11月福岡(博多)、佐賀(武雄温泉、唐津)、大分(日田)、11月は福島(喜多方、会津若松)、山形(米沢、山形、天童、山寺)、宮城(仙台、石巻)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)、8月はアメリカ西海岸(シアトル、LA)、9月はアメリカ南部(ヒューストン、ナチェス、メンフィス、ツゥペロ、ニューオーリンズ)でした。

「2015 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「夢幻の天守閣」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年263冊目)シリーズ第2弾

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「目黒横恋慕殺人事件」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年264冊目)「耳袋秘帖」シリーズ第19弾
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「足留め箱根宿」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年265冊目)「仇討ち東海道」シリーズ第2弾

「赤姫心中」(小杉 健治 著)集英社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年266冊目)「質屋藤十郎陰御用」シリーズ第3弾

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「恋飛脚」(小杉 健治 著)集英社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年267冊目)「質屋藤十郎陰御用」シリーズ第4弾
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「慟哭」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年268冊目)「鬼役」シリーズ第17弾
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「勝鬨から築地へ」

「自宅から銀座まで歩く、その3」
「勝鬨から築地へ」
月島商店街から晴海通りに出る。そこは勝鬨橋南詰め、隅田川を渡る橋が「勝鬨橋」だ。確か日露戦争の勝利を祝って造られた橋だったと思う。完成したのは昭和初期、下を通る船のために中央部分が開く橋だったが、交通量の増大で閉めきられてしまったのが、昭和40年代だったか?(写真:勝鬨橋)

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隅田川を遡っていく観光船が観える。(写真:観光船)
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(写真:観光船)
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川下の方を見るとちょっと霞んでいるが、その先には「芝浦」のビル群が観える。この辺りも急速にビルが建てられた地区だ。(写真:芝浦方面)
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上流の方には「聖路加タワー」が観える。明石町付近だ。この近くで「慶応義塾」が生まれた。九州は中津藩の下屋敷で福澤先生が講義をしていた場所だ。(写真:聖路加タワー)
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橋を渡るともう築地の場内市場の駐車場だ。(写真:場内市場の駐車場)
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その先には「波除神社」がある。築地の守り神だ。大阪には波除の地名もあるので、個の神社は大阪出身なのかも知れない。(写真:築地の波除神社付近)
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この辺になると魚のトロ箱を乗せて運ぶ運搬車の姿も観られる。(写真:運搬車)
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場内市場は既に車での搬出も終えているようで、入口付近は静かなものだった。(写真:築地場内入口付近)
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さあいよいよ「築地場外市場」だ。一般の人たち、観光客、勿論一部のプロの人も、仕入れに来た飲食店の人も集まるのが、場外市場だ。最近は外国人観光客にも人気と聞く。あの初せりでマグロを高値で競り落とすので有名な寿司屋の前には今日も行列が出来ていた。(写真:場外市場1)
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(写真:場外市場2)
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(写真:場外市場3)
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(写真:場外市場4)
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(写真:場外市場5)
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(写真:場外市場6)
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晴海通りと新大橋通りの交差点まで来た。交差点の南東が場外市場、東北が「東本願寺」、北西と西南は商店街だが、不思議と場外市場を過ぎると人の流れが大きく減る。(写真:築地交差点)
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築地は来年の秋には「豊洲新市場」へと移る。場外市場は恐らくそのまま営業を続けるのだろう。来年には築地の風景も大きく変わることだろう。

「東京タワーもクリスマス衣装?」

「東京タワーもクリスマス衣装?」
朝、まだ日の出前、東京タワーがライトアップされていた。オレンジ色に光り輝く東京タワー。その上空の雲の若干赤く光っている。まだ地球の向こう側にいるであろう太陽からの光が上空の雲まで既に到達しているのだろうか?なんとも不思議な自然現象でした。(写真:東京タワー)
東京タワー1
「ララポートのクリスマス風景」
映画館を出て外を見たらララポートの庭にクリスマスのイルミネーションがあった。中々美しい飾りだった。(写真:ララポート豊洲のトナカイさん)

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(写真:ララポート豊洲にて)
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「朝焼けの美しさ」
そんなことを思っていると30分後には夜明けが訪れた。そして朝焼けの空に不思議な雲が出ていた。今が正に「短日」、その名の通り日が一番短い時期なのだ。江戸時代の時刻は基本は太陽が出る夜明けが「明け六つ」で、日の入りが「暮六つ」となる。明け六つと暮六つの間を六刻に分けた。従って一刻は約2時間なのだが、夏と冬とでは日の出、日の入りが違うので、それぞれの一刻の長さが違っていた訳だ。暦は月で、時刻は太陽で数えていたのが旧暦だった。(写真:朝焼けの空)
朝焼け

「江戸の庶民の生活は楽だったか?79」
「屏風絵、その1」
この屏風は江戸の風景を描いたもので「江戸東京博物館」の常設展に展示されていたものの一部だ。絵は手前に隅田川があり、浅草の賑わいが見られ、右手奥に上野寛永寺、不忍池などが描かれている。川の手前は向島だろうか?浅草は当時は江戸一番の繁華街で庶民が挙って通った街だったという。(写真:江戸の浅草界隈)

「泥鰌汁」
江戸の食べ物で「泥鰌汁」がある。今で言う「泥鰌鍋」だ。18世紀始めの文政時代までは泥鰌をそのまま丸のままを使う「丸煮」だったが、ある料理屋が泥鰌の頭も骨も臓腑も取り出した「蓋丸煮」を売り出して人気を呼び、江戸中に広がったという。今も浅草周辺には有名な「どぜう」の店が数多くある。私も昔は家族連れで両国橋東詰めにある「桔梗屋」によく行ったものだ。この店、戦前からあり、226事件の際は近衛兵を説得した将校たちが訪れたこともあったと聞く。勿論、桔梗屋では「丸鍋」も「抜き鍋」もありどちらも美味しい。寒くなってくると泥鰌鍋が楽しみだ。